歌うようにゆるやかに(andante cantabile)

マイペースで歌を歌い続けようっと☆

赦しからはじめる

2010-03-01 17:35:37 | テレビ・映画・本
「インビクタス/負けざる者たち」

南アフリカ共和国といえば
昔授業でアパルトヘイト(人種隔離政策)の国と習った
くらいで、そういえば黒人のマンデラさんが大統領に
なってもりあがっていたような・・・くらいの認識しか
ありませんでした。
 

あらすじ
舞台は南アフリカ共和国。1994年、ネルソン・マンデラは 27年に
およぶ牢獄生活より解放され、同国初の黒人大統領に選ばれた。
それまで政府の主要ポストを占めていた白人たちはマンデラが
報復的な人事をするのではないかと恐れたが、「あなたたちの協力が
必要だ」と呼びかけた。

マンデラは、当時は世界的なレベルから見て弱小で、黒人選手も一人
しかいなかった南アフリカ代表のラグビーチーム「スプリングボクス」が
国民に不人気であることを知る。廃止・再編成の意見も多かったが、
マンデラはこのチームを断固支持することを決意する。

1995年のラグビー・ワールドカップではついに決勝戦進出を果たす。
そして強豪ニュージーランド代表オールブラックスを相手に、
最後の試合が始まる。



とにかく、涙・涙でした。
まわりのかたたち、男性も泣いてました。

国を背負って戦うというのは、オリンピックが終わった
このタイミングではいろいろ感情移入してしまったのかも
しれません。

マンデラ大統領が自分と敵対していた人たちを
赦すところからはじめ、黒人も白人も一つになって
一つの国家をつくりあげようとする姿勢に
心がふるえました。

ひとりひとりが力をだしきってできることをする。
全ての人が同じ気持ちをもつことができれば
新しい世界が開ける。

イーストウッド監督のメッセージが伝わってきました。

私たちの住んでいる日本という国。
力を出し合っているのだろうか?
コメント
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