こんばんわ。
小笠原ネタを続けて早くも10日になります。
こんなに長く鉄道ネタをアップしないのは最初で最後かもしれません。
鉄道趣味の方には退屈なネタだったでしょうね(笑)。
長らくお付き合いいただきありがとうございました。今日で小笠原ネタも終わります。
おがさわら丸は14時ちょうどの出航です。港は見送りに集まった島民の方たちでいっぱいです。毎週、壮大なイベントが行われます。
出航間際、なんだか遅れてくるヤツがいたり、船会社の写真が行ったり来たりしていてなかなか出航しません。10分遅れで、やっと離岸しました。
離岸したてはゆっくりですので、とにかく長い時間にわたり、手を振ります。疲れますな(笑)。見送るのも大変ですね。それぞれが思い出を抱いて見送ります。
私らが土曜日の観光で利用した小笠原観光のボート。洋上からも見送りです。
おがさわら丸もスピードが乗ってきますが、それと併走しながら延々と見送りが続きます。8隻くらいが追いかけてきたかな?これは小笠原村の見送りの日常だそうで、パフォーマンスとして有名です。多分、ここまで見送りをしてくれるのって、小笠原だけじゃないのかな?
この写真以下、画像が大きくなるようにしておきます。
見送りも30分経ち、そろそろお別れの時間となります。船長の判断で追っかけを終わりにしますが、ここでパフォーマンスが飛び出します。船上からのダイブ!
バク宙で飛び込む猛者たちもいますので、見送られた我々も盛り上がります。
最後まで追い掛けてきたのは、私たちが利用した小笠原観光のボートでした。黄色いTシャツを着ているのが船長さんです。
楽しい思い出をありがとう。
さあ、25時間の長旅です。どんなに楽しかった思い出を抱いていても、この時間は苦痛と退屈との戦いです(笑)。
夕方17時過ぎ、かなり陽が傾いてきます。
スコールにむせぶ遥か彼方、雨ではなく、雲にスペクトルができる珍しいシーンを見ました。
小笠原は、海も山も島もすべてが天然色。キレイです。
洋上のカモメも船から着かず離れずの見送りを続けます。
多分、エサをくれるんじゃないかと期待してのことでしょうけど(笑)。
この後、死ぬほど退屈な時間を過ごし、東京に着きます。しかし、東京湾の汚さ、シャレになりませんね。
今回の出張は、とにかく疲れたの一言。6日間のうち51時間は船の上。地上に降りられるのは丸3日間のみ。
仕事は小笠原だろうが内地だろうがやることは変わりませんので、ただ疲れるだけです。
でも、収穫はありました。それは数日にわたってご紹介いたしました土曜日のツアー。
ツアーも興味がないけどヒマだから仕方が無い程度のつもりで参加したのですが、これは大違いですね。観光事業の内的な事情、環境保護の大変さ或いは取り組みの姿勢、動物とのふれあいや距離の置き方、そして遊び方。一番勉強になったのがこの日のツアーでした。
多分、自分で乗り物をレンタルしたのでは何も得るものは無いと思います。
行政とタッグで取り組んでいる事業者の案内があるからこそ得るものであり、それが勉強にもなり、新たにモノを考える力になるものと思います。
ツアーに偶然乗り合わせた役所の方のお話。
議員などで視察に来る方に随行するのですが、「水着を持ってきてください」と小声で言うそうです。中には、「遊びで行くんじゃないんだぞ!」と怒る人もいるらしいです。
でも、そうじゃないんですと・・・。
小笠原に来た人たちが、どのように遊び、どのように観察し、どのように楽しむのか、それが分からなければ視察に来た意味が無いんです。
観光に来た人の身になってモノを見なければ、産業の在り方なんて議論にならないんです。
説得力があるお話ですね。遊び目線でなければ仕事の成果にならないこともあるわけですね。もっとも、私の仕事とは一切関係の無い方向の話ですが、観光が主たる産業である島であること、同時に、如何に自然を守りながら利用していくことの難しさが分かりました。
仕事とは別の話ですが、大変有意義な出張であったということは間違いないと思います。
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小笠原ネタを続けて早くも10日になります。
こんなに長く鉄道ネタをアップしないのは最初で最後かもしれません。
鉄道趣味の方には退屈なネタだったでしょうね(笑)。
長らくお付き合いいただきありがとうございました。今日で小笠原ネタも終わります。
おがさわら丸は14時ちょうどの出航です。港は見送りに集まった島民の方たちでいっぱいです。毎週、壮大なイベントが行われます。
出航間際、なんだか遅れてくるヤツがいたり、船会社の写真が行ったり来たりしていてなかなか出航しません。10分遅れで、やっと離岸しました。
離岸したてはゆっくりですので、とにかく長い時間にわたり、手を振ります。疲れますな(笑)。見送るのも大変ですね。それぞれが思い出を抱いて見送ります。
私らが土曜日の観光で利用した小笠原観光のボート。洋上からも見送りです。
おがさわら丸もスピードが乗ってきますが、それと併走しながら延々と見送りが続きます。8隻くらいが追いかけてきたかな?これは小笠原村の見送りの日常だそうで、パフォーマンスとして有名です。多分、ここまで見送りをしてくれるのって、小笠原だけじゃないのかな?
この写真以下、画像が大きくなるようにしておきます。
見送りも30分経ち、そろそろお別れの時間となります。船長の判断で追っかけを終わりにしますが、ここでパフォーマンスが飛び出します。船上からのダイブ!
バク宙で飛び込む猛者たちもいますので、見送られた我々も盛り上がります。
最後まで追い掛けてきたのは、私たちが利用した小笠原観光のボートでした。黄色いTシャツを着ているのが船長さんです。
楽しい思い出をありがとう。
さあ、25時間の長旅です。どんなに楽しかった思い出を抱いていても、この時間は苦痛と退屈との戦いです(笑)。
夕方17時過ぎ、かなり陽が傾いてきます。
スコールにむせぶ遥か彼方、雨ではなく、雲にスペクトルができる珍しいシーンを見ました。
小笠原は、海も山も島もすべてが天然色。キレイです。
洋上のカモメも船から着かず離れずの見送りを続けます。
多分、エサをくれるんじゃないかと期待してのことでしょうけど(笑)。
この後、死ぬほど退屈な時間を過ごし、東京に着きます。しかし、東京湾の汚さ、シャレになりませんね。
今回の出張は、とにかく疲れたの一言。6日間のうち51時間は船の上。地上に降りられるのは丸3日間のみ。
仕事は小笠原だろうが内地だろうがやることは変わりませんので、ただ疲れるだけです。
でも、収穫はありました。それは数日にわたってご紹介いたしました土曜日のツアー。
ツアーも興味がないけどヒマだから仕方が無い程度のつもりで参加したのですが、これは大違いですね。観光事業の内的な事情、環境保護の大変さ或いは取り組みの姿勢、動物とのふれあいや距離の置き方、そして遊び方。一番勉強になったのがこの日のツアーでした。
多分、自分で乗り物をレンタルしたのでは何も得るものは無いと思います。
行政とタッグで取り組んでいる事業者の案内があるからこそ得るものであり、それが勉強にもなり、新たにモノを考える力になるものと思います。
ツアーに偶然乗り合わせた役所の方のお話。
議員などで視察に来る方に随行するのですが、「水着を持ってきてください」と小声で言うそうです。中には、「遊びで行くんじゃないんだぞ!」と怒る人もいるらしいです。
でも、そうじゃないんですと・・・。
小笠原に来た人たちが、どのように遊び、どのように観察し、どのように楽しむのか、それが分からなければ視察に来た意味が無いんです。
観光に来た人の身になってモノを見なければ、産業の在り方なんて議論にならないんです。
説得力があるお話ですね。遊び目線でなければ仕事の成果にならないこともあるわけですね。もっとも、私の仕事とは一切関係の無い方向の話ですが、観光が主たる産業である島であること、同時に、如何に自然を守りながら利用していくことの難しさが分かりました。
仕事とは別の話ですが、大変有意義な出張であったということは間違いないと思います。
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