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昼すぎ,THEATRE E9 KYOTOにて行なわれた,田中泯,森本ゆり,寄田真見乃の『音の気持とオドリの気持』を観た.尺八とピアノによる,現代的なプログラムのなかに進むステージを,徘徊するようにして田中が踊る.その踊りは,音楽に呼応するというよりは,音楽を含む環境全体と時間の流れにたゆたい,かつ抗うようであり,いったい主役であるのか,背景であるのか,あくまで独立で,さりげない存在である.かと思えば,曲間では,いかにも段取りらしい休止や入退場もあり,どこか突き放したような,もしくはちょっとコミカルな印象をもあたえる.ラストは,演奏が済んでからもしばらく踊り続けていた田中が,ふと我に返って幕.
“音の気持とオドリの気持” - オドリ聞コエテ音見エル -
【出演者】田中泯 (ダンス),森本ゆり (ピアノ),寄田真見乃 (尺八)
【日時】2021.10.2 15:00-
【場所】THEATRE E9 KYOTO
【曲目】
■野村正峰: 胡笳の歌
■ケージ: 龍安寺
■ラモー: 新クラヴサン曲集第1番より アルマンド
■クセナキス: エヴリアリ
■森本ゆり: 鹿の遠音
“音の気持とオドリの気持” - オドリ聞コエテ音見エル -
【出演者】田中泯 (ダンス),森本ゆり (ピアノ),寄田真見乃 (尺八)
【日時】2021.10.2 15:00-
【場所】THEATRE E9 KYOTO
【曲目】
■野村正峰: 胡笳の歌
■ケージ: 龍安寺
■ラモー: 新クラヴサン曲集第1番より アルマンド
■クセナキス: エヴリアリ
■森本ゆり: 鹿の遠音
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