試験終わったよ~。
今回は(も)いつもに増して、かなりというか、ほとんどカンでございましたよ、予想どおりではございますがね~。
で、試験の前に時間があったので、佐野美術館に行ってきました。
これ、見に・・・
ただいまの、展示は・・・
「矢部コレクション」という、静岡県沼津市の実業家のコレクションの展示なんですね~。
この方は、車酔がひどくて、沼津からなかなか出られず、電車でもダメだったらしいです。
なんか、「のだめカンタービレ」の千秋先輩を連想しちゃいますね。
で、ほとんどずーっと沼津にいたにも関わらず、重文とか国宝に近いレベルの刀剣コレクションを所持していたそうで、今回はその中の目玉のひとつが「日本三大名槍」の一つである「蜻蛉切」の実物!!
この槍は、織田信長が戦いでの功績をたたえ、奥平信昌に与えたという槍なんだそうで。
その実物!レプリカは愛知の方にもあるそうなんだけど、その実物がなんと、静岡の個人所蔵品とはねぇ~・・・
奥平信昌は、戦国時代末期から江戸初期まで活躍した三河の武将。
最初というか、先祖代々は元々今川家に仕え、今川氏の勢力が衰えると徳川家康に付く。
が、武田信玄が静岡にも進出し、徳川が大敗北を喫した時に、武田の方についた。
そして、その後は、ある意味裏切られたとは言え、家康は彼の能力を買っていたんだけどなかなか武田から動かない・・・
ので、織田信長に相談した結果、武田信玄の世は長くはない、徳川についた方がお得ですよ!と、自分の娘を彼息子の嫁にやる事とかで勧誘し、これが見事に成功し、その後は徳川家に仕え・・・と、かなり巧くやった人ですね~。
裏切っていうか、まぁそういうのもあるんだろうけど、当時の社会情勢を考えたら先見の明があって、「勝ち組」となった人ですよね~。
と、ふと思ったけど「武士は主君を違えず」とかって、裏切りとか主君をかえるとか、そーいうのを「ダメ」「タブー」化したのって、実は徳川の時代からだったりしてね~(笑)
それまでは、「誰の元につくか?」っていうのは、もっとドライというかビジネスライクだったのじゃないかな?
江戸時代になってから、そうそう裏切られてもたまらんので、そういうのをタブー化し、武士はうんたらかんたら、っていう武士道を強化したんじゃなでしょうか、家康って??
まぁ、よく知らないけどさ。
で、今回のこの矢部コレクションは刀剣だけじゃなくて、漆器や屏風絵、掛け軸、金工、陶芸、仏教美術とかいろいろあります。
っていうか、守備範囲広いよねぇ~、この人・・・
でもって、展示室は主に二つに分かれていて、もちろん交通はあるんだけど、ひとつの部屋はいろいろがメイン、もうひとつの部屋が刀剣メインで。
日曜なので、そこそこは混んでるけど、まぁ見るにはストレスはたまらない程度の入りだなぁ、と思ったんだけど、刀剣部屋にいったら・・・
ミッチリ!!でした(爆)
そして、年齢層が高いっていうか若いっていうか、ビミョーなんだけど、いつもの佐野美術館の展示だと日曜だと子供も来てたりするんだけど、今日は子供が一人もいなかった!!見事にいないっ!!
が、反対に若い世代が多かったんですね~。
なんか、同人系のイベントとかでよくいる世代(爆)が一番多かった!!!
しかも、それぞれがなかなかケースの前から動かず、食い入るようにひとつひとつの刀剣をじっくり眺めまくっているのでありましたっ!!!
ほー、そんなに最近、日本刀人気があるのかぁ・・・
と、思ったら、最近は刀剣を「擬人化」したゲームがあるらしいですねぇ~、これも人気らしい。
その中に、蜻蛉切もいるらしい!
妖刀とも謳われる刀を数多く作った村正の手により作られた槍ではあるが、いたって真面目な武人といった人柄であり『みな誤解していますが、村正は、悪い奴ではないのです』とも言っている。
との事で、見た感じは、「ガタイのいい体育会系の真面目なお兄ちゃん」という感じでございます。
・・・それにしても、日本って擬人化好きだねぇ・・・^_^;;
で、本物の蜻蛉切・・・
本物っていうか、これが現役の時代はかなり柄が長かったそうだけど、持ち主の体力に合わせて段々縮められたそうでございます。
今回の展示では、かなり短くなってましたな~、1mちょいくらいか?
柄の部分も、飾りというか持ち手とかなくて、金属刃物そのまんま!という感じであった。
そして、薄いんだよ、刃が。
なんか、刃の部分もって「べろ~ん」ってパタパタできちゃいそう(←おい)という感じの薄さみたいに見えるんですが、でもすごく研ぎ澄まさえれた感じですね~。
あー、トマトやキュウリ切っても絶対、刃部分にへばりついて残らないだろうなぁ~という感じの鋭さです(爆)
ほかにも、沢山日本刀出てました。
単に日本刀というだけじゃなくて、それぞれに種類があって、その文様の入り方がうんたら、とかと簡単説明パンフをもらってきて「ふんふん」と読んでおります・・・
元々、この美術館、刀剣のコレクションを結構持ってるみたいで、常設展示でもいつもあったりしたなぁ、じゃ、今回、そのいつもの展示部分はどーしたんだか?と思ったら、小さな仏像展示になってました、今回は。
そして、売店で刀の打粉(?)も売っていたよっ!!!
あれって、砥石の粉なんだってね~!知らんかった・・・
絵葉書買った~!
こちらは、渡辺崋山の掛け軸。
猫が蝶を狙ってるんだけど・・・
これが、なんか猫に見えないとうか、ポケモンあたりに出てきそう!な感じですよぉ~。
でも、この下顎!ごれ、ナゴナゴ撫ぜてみたいっ!!!・・・と、思うよね!
この美術館は日本庭園もついてまして、ハイゴケの新芽が沢山出てました!
その後は、駅ソバを食べました。
いつもは、伊豆長岡鉄道側の駅ソバ屋で、しいたけうどんを食べるんだけど、今日はJR側のお店で。
「キノコ辣油うどん」っていうのに惹かれたので・・・
これ~!
キノコ辣油っていうよりは、辣油>キノコ!という感じ。
辣油がかなり強くて、汁飲むと唐辛子感でむせちゃう!っていうくらいの辛さで。
いつも、汁全部飲むんだけど、さすがに今回は止めといた・・・
で、三島の名物「みしまコロッケ」をパンに挟んだヤツも食べてみた。
パンというよりも、あんまんとか肉まんのあの皮をもうちょい厚くした感じかな?
メンチカツっぽい見た目~。
このコロッケパンも各種あるみたいで、別の店では、普通にパンとキャベツとマヨネーズとコロッケという感じであった。
・・・という感じで、何しに三島に行ってたのやら?で、ございましたナ。
今回は(も)いつもに増して、かなりというか、ほとんどカンでございましたよ、予想どおりではございますがね~。
で、試験の前に時間があったので、佐野美術館に行ってきました。
これ、見に・・・
ただいまの、展示は・・・
「矢部コレクション」という、静岡県沼津市の実業家のコレクションの展示なんですね~。
この方は、車酔がひどくて、沼津からなかなか出られず、電車でもダメだったらしいです。
なんか、「のだめカンタービレ」の千秋先輩を連想しちゃいますね。
で、ほとんどずーっと沼津にいたにも関わらず、重文とか国宝に近いレベルの刀剣コレクションを所持していたそうで、今回はその中の目玉のひとつが「日本三大名槍」の一つである「蜻蛉切」の実物!!
この槍は、織田信長が戦いでの功績をたたえ、奥平信昌に与えたという槍なんだそうで。
その実物!レプリカは愛知の方にもあるそうなんだけど、その実物がなんと、静岡の個人所蔵品とはねぇ~・・・
奥平信昌は、戦国時代末期から江戸初期まで活躍した三河の武将。
最初というか、先祖代々は元々今川家に仕え、今川氏の勢力が衰えると徳川家康に付く。
が、武田信玄が静岡にも進出し、徳川が大敗北を喫した時に、武田の方についた。
そして、その後は、ある意味裏切られたとは言え、家康は彼の能力を買っていたんだけどなかなか武田から動かない・・・
ので、織田信長に相談した結果、武田信玄の世は長くはない、徳川についた方がお得ですよ!と、自分の娘を彼息子の嫁にやる事とかで勧誘し、これが見事に成功し、その後は徳川家に仕え・・・と、かなり巧くやった人ですね~。
裏切っていうか、まぁそういうのもあるんだろうけど、当時の社会情勢を考えたら先見の明があって、「勝ち組」となった人ですよね~。
と、ふと思ったけど「武士は主君を違えず」とかって、裏切りとか主君をかえるとか、そーいうのを「ダメ」「タブー」化したのって、実は徳川の時代からだったりしてね~(笑)
それまでは、「誰の元につくか?」っていうのは、もっとドライというかビジネスライクだったのじゃないかな?
江戸時代になってから、そうそう裏切られてもたまらんので、そういうのをタブー化し、武士はうんたらかんたら、っていう武士道を強化したんじゃなでしょうか、家康って??
まぁ、よく知らないけどさ。
で、今回のこの矢部コレクションは刀剣だけじゃなくて、漆器や屏風絵、掛け軸、金工、陶芸、仏教美術とかいろいろあります。
っていうか、守備範囲広いよねぇ~、この人・・・
でもって、展示室は主に二つに分かれていて、もちろん交通はあるんだけど、ひとつの部屋はいろいろがメイン、もうひとつの部屋が刀剣メインで。
日曜なので、そこそこは混んでるけど、まぁ見るにはストレスはたまらない程度の入りだなぁ、と思ったんだけど、刀剣部屋にいったら・・・
ミッチリ!!でした(爆)
そして、年齢層が高いっていうか若いっていうか、ビミョーなんだけど、いつもの佐野美術館の展示だと日曜だと子供も来てたりするんだけど、今日は子供が一人もいなかった!!見事にいないっ!!
が、反対に若い世代が多かったんですね~。
なんか、同人系のイベントとかでよくいる世代(爆)が一番多かった!!!
しかも、それぞれがなかなかケースの前から動かず、食い入るようにひとつひとつの刀剣をじっくり眺めまくっているのでありましたっ!!!
ほー、そんなに最近、日本刀人気があるのかぁ・・・
と、思ったら、最近は刀剣を「擬人化」したゲームがあるらしいですねぇ~、これも人気らしい。
その中に、蜻蛉切もいるらしい!
妖刀とも謳われる刀を数多く作った村正の手により作られた槍ではあるが、いたって真面目な武人といった人柄であり『みな誤解していますが、村正は、悪い奴ではないのです』とも言っている。
との事で、見た感じは、「ガタイのいい体育会系の真面目なお兄ちゃん」という感じでございます。
・・・それにしても、日本って擬人化好きだねぇ・・・^_^;;
で、本物の蜻蛉切・・・
本物っていうか、これが現役の時代はかなり柄が長かったそうだけど、持ち主の体力に合わせて段々縮められたそうでございます。
今回の展示では、かなり短くなってましたな~、1mちょいくらいか?
柄の部分も、飾りというか持ち手とかなくて、金属刃物そのまんま!という感じであった。
そして、薄いんだよ、刃が。
なんか、刃の部分もって「べろ~ん」ってパタパタできちゃいそう(←おい)という感じの薄さみたいに見えるんですが、でもすごく研ぎ澄まさえれた感じですね~。
あー、トマトやキュウリ切っても絶対、刃部分にへばりついて残らないだろうなぁ~という感じの鋭さです(爆)
ほかにも、沢山日本刀出てました。
単に日本刀というだけじゃなくて、それぞれに種類があって、その文様の入り方がうんたら、とかと簡単説明パンフをもらってきて「ふんふん」と読んでおります・・・
元々、この美術館、刀剣のコレクションを結構持ってるみたいで、常設展示でもいつもあったりしたなぁ、じゃ、今回、そのいつもの展示部分はどーしたんだか?と思ったら、小さな仏像展示になってました、今回は。
そして、売店で刀の打粉(?)も売っていたよっ!!!
あれって、砥石の粉なんだってね~!知らんかった・・・
絵葉書買った~!
こちらは、渡辺崋山の掛け軸。
猫が蝶を狙ってるんだけど・・・
これが、なんか猫に見えないとうか、ポケモンあたりに出てきそう!な感じですよぉ~。
でも、この下顎!ごれ、ナゴナゴ撫ぜてみたいっ!!!・・・と、思うよね!
この美術館は日本庭園もついてまして、ハイゴケの新芽が沢山出てました!
その後は、駅ソバを食べました。
いつもは、伊豆長岡鉄道側の駅ソバ屋で、しいたけうどんを食べるんだけど、今日はJR側のお店で。
「キノコ辣油うどん」っていうのに惹かれたので・・・
これ~!
キノコ辣油っていうよりは、辣油>キノコ!という感じ。
辣油がかなり強くて、汁飲むと唐辛子感でむせちゃう!っていうくらいの辛さで。
いつも、汁全部飲むんだけど、さすがに今回は止めといた・・・
で、三島の名物「みしまコロッケ」をパンに挟んだヤツも食べてみた。
パンというよりも、あんまんとか肉まんのあの皮をもうちょい厚くした感じかな?
メンチカツっぽい見た目~。
このコロッケパンも各種あるみたいで、別の店では、普通にパンとキャベツとマヨネーズとコロッケという感じであった。
・・・という感じで、何しに三島に行ってたのやら?で、ございましたナ。