羽生結弦さんのニュースで埋没するか?と思いましたが、細々と統一教会と安倍晋三氏のニュースも続いてます。
しっかし、自分から喧嘩を仕掛けた事はありません、って???
で、自民と野党一部が統一教会から資金や人材援助受けてて、ズブズブな関係で政教分離はどーした?(まあ公明がいるから微妙ーではあるが)とか言われてますが、たまたま今日図書館で借りたこの本、
序文と第一章読んだ段階で、あー成る程、政治家と宗教団体ってズブズブになる素因アリアリなんだなー、って思いました。
政治家はまずは選挙で当選する事が目的。
当選した後に何をするか?の方が大切だ、と理想はあるがとりあえず当選しなければ話にならないから、第一目標は当選する事。
で、選挙に必要なのは3つの『ばん』、地盤、看板、鞄、なんだそうです。
地盤は後援してくれる団体。
その団体に応援してもらい投票してもらい、議員になったらその団体が有利になるような働きをする(程度の差はあれ)が現在日本の政治と選挙。
自民議員に2世、3世が多いのは、議員本人よりも後援会がその地盤と利潤を引き継ぐために、言ってみれば首をすげ替えるって感じかな?
頭だけ変えて、中身は変わってない、2世3世ならそれがやりやすい。
適当な2世3世の人材がいない地盤のとこは顔の売れてる有名人を使うわけだ。
東京の生稲さんなんかはまさにソレだな。
で、後援会団体は団体だからあらかじめすでにまとまって団体となってるのをそのまま使うのが普通で、その団体が企業だったり、組合だったり・・宗教だったりするわけですね。
自民を応援してる宗教団体は一応キリスト系な統一教会以外にも仏教系や神道系とか様々で、ごちゃ混ぜ節操無し!ですが、それも候補者にとってはどうでもいい、というか相手の宗教や信仰対象より人と金が目的なんだからね。
多分、安倍さんも特に統一教会と意識してなくて昔から付き合いのある宗教団体の一つ、程度の意識なんだったんでは?
その宗教団体がどんな反社会的評判悪くても感覚麻痺してるから、世間からの見られ方なんか気にならなかったんじゃないかな?
まあ、要するに脇が甘いというか相手が悪かった、というかね。
二つめの看板は知名度の事。知名度を広げる重要性。
これも信者が多数集まる宗教団体系集会に出たくなるわけだ。
最後の鞄は選挙資金。日本の選挙はかなり金かかる、だけにやはり宗教団体からの寄付や無料でのお手伝いはありがたい!ってわけで、統一教会だからどうだ以前に、日本の選挙システムは宗教団体と政治家が結びつきやすい素地が十分にある、って事なんだな。
しかし、その流れが僅かながら変わってきたから、れいわやNHK党や参政党なんかが生まれてきたりもするわけなんだろう、まあ参政党はちょっと噂あるみたいだけど。
信憑性はわからないけど。
で、本ついでに最近読んだ本。
橋下徹著の実行力。
テレビコメンテーターから大阪府知事、大阪市長、大阪維新を立ち上げた男の成功への道のり、って感じ?
一種のビジネス本かな?
読者の対象者は管理者ポジションにいる人向け、しかも叩き上げではなく外からいきなりトップに近いポジションに入った人がどうやって組織を動かすか?って感じの本。
しっかし、自分から喧嘩を仕掛けた事はありません、って???
多分私の考える喧嘩と橋下氏の喧嘩とは定義やイメージがだいぶ違うんだろう。
で、府知事・トップは人事権があるから反抗的な部下がいても怒るな、最後どうしても合わないなら移動させてしまえ、みたいな感じでさ。
この人って織田信長タイプかな?
で、これは大阪トップの立場にいた人が書いた本だが、その彼の部下達、彼の命令で動かされていた現場の人から見た話が大石あきこさんの維新ぎらい、であるわけだ。
これがなかなか、橋下氏が自慢気に、俺はこんなんやったすごいだろ!的なとこを、実際現場から見たらダメダメじゃん、と切り捨てて、超笑える!
例えば、橋下氏が、職員誰からでも直接自分にメールを送れるようにして、広く意見を吸い上げて現場の意見を聞いてあげたわ、えらいっしょ?的な話。
これか職員の大石さん側から見ると、密告的で職員間のつながりが断絶された、しかも橋下氏に都合の悪い意見がメールでくるとそれを全員に一斉送信で晒して、こいつは非常識だ!みたいに吊し上げにしてた、とかさ。
あーやだやだ。
松井氏の方がそれでも締め付け緩くてよかったそうな。
橋下氏も、好きな人には好かれそうだが、ダメな人にはとことん嫌われそうだな。
まあ、本人もそれでいいんだろうけどね。
そーいや、大阪万博のいのちの輝きくん、正式名称がミャクミャク様になったんだってね。
なんかクトゥルフ神話感でとるなあ。
グッズ出てるは出てるけどアクリルキーホルダーで5000円くらいって^_^;;;
もしかして献金込み?((((;゚Д゚)))))))