УРАЧКА!!

雑文・駄文なお気楽日記です。よろしゅーに。

『ブリッジ・オブ・スパイ』

2016-01-18 14:00:57 | 映画
雨です・・・というか、雨でした。もう、かなり明るくなってます。
しかし、今日の職場での静岡人の声・・・
「あー、なんで雪にならんのかなぁ?どうせ寒いなら、雪が降って欲しかったよ~、雪だるま作ってみたいよぉ~」という、なんとも不届きな声が(爆)
まー、静岡で雪が降ったらテロが生じた並みの恐ろしい事になると思うんですがね~。
でも、よく考えたら、雨も久しぶりだったりするなぁ、最近。

最近、といえば、すっかりパソコンの方のメールに「出会い系」サイトからのスパムメールが来なくなりましたよ^_^;
うーむ、何社止めまくったんだろうか、自分・・・
スマホの方には、1日1,2社来てますが、どうも会社の名前は違うけど実際に動いて出しているところは同じみたいで、別個に「問い合わせ」とか送っているのに、止まるのがほぼ同時にアクセス禁止になるっていうのがねぇ・・・
で、今日はなんか見覚えのある「支援」のところ「統合銀行支援」っていうような感じの組織から、お金を支援!っていうメールが来たので、返事したら・・・
即、一発でアクセス禁止にされてしまいました(爆)まさしく、瞬殺!っていう感じで。
あー、そういえばそこに前に、「事務所がヒルズにあるって書いてありますが、六本木ヒルズの事でよろしいですか?管理会社に確認したところ、六本木ヒルズには該当する団体の事務所が存在していないという事でしたが?」と、質問送ったっけなぁ~。
・・・もしかして、私のメルアドはすでに「ブラックリスト」入りがほぼ完了!って事なんでしょうか・・・^_^;;;
詐欺業者からブラックリスト扱いされてるって事かねぇ~^_^;;;

で、その後も別サイトから「支援金」の話が来たので、それほど怪しくもない(笑)返信をしたら・・・
途端に、アクセス禁!にされました、これも瞬殺!っていう感じで。
どうやら、ほんとにブラックリストに乗ったみたいですな^_^;
スパムメールをとりあえず送って、返事があったアドレスに次々と新たなメールを送って誘導するのがサイトの手口なんですが、その返事があったアドレスの中で私のアドレスはブラック扱いにされてるみたいで、すぐ「お断り」されちゃうみたいですねぇ~^_^;;;

でもって、昨日、これ見てきました。
映画『ブリッジ・オブ・スパイ』予告A(120秒)

日本の宣伝では「オスカー最有力!」とかってされてますが・・・
実際のところ、現時点ではまぁありかも?っていう程度ですな、これ。
現在の一番手、二番手という存在ではないのだね~。
なにせ作品賞にノミネートされてはいるけど、監督賞にスピルバーグはノミネートされていない=作品賞はほぼありえない、っていうのがアカデミー賞の常識だから。
でも、大丈夫(?)
この作品のアカデミー賞狙いは、作品賞でも監督賞でも、主演男優賞でもありません!
アカデミー賞受賞を狙うのは、ズバリ助演男優賞部門なんです。
これにノミネートされたマーク・ライランス、彼がこの部門の大本命ですからね!
(ちなみに彼とシルベスター・スタローンの一騎打ち!という流れです、いまのところ)
って感じで、まぁ日本の宣伝は大嘘ってほどじゃないけど、あまり実情に即しているというわけでもないね、いつもの事だが。
でもねぇ・・・
まぁ、監督がスピルバーグ、主演がトム・ハンクスの大物揃いで、もう見るからに「感動ドラマ」的な感じで、初期の日本予告の感じからしても(スピルバーグが「日本の皆さん、コンニチハ!」と語る的予告)、もう見る前からわかってるよっ!!!的印象もあるような気もしないでもないこの映画ですが、実際のところ・・・
見て良かったですよ、はい。すっかり術中にはまりました(爆)
以下ネタバレ入ってるかも~

映画の舞台は、1950年代のアメリカ。この時代は、冷戦真っ只中。
そのアメリカで、ソ連のスパイが逮捕されて、裁判になった。
スパイの裁判を任されたのがトム・ハンクス。
敵のスパイを弁護する、という憎まれ役に当たってしまうが、彼は自分の職務とアメリカの理念のために自分の信じるモノのために戦う。
その頃、アメリカの極秘偵察機がソ連領内で撃墜され、米軍パイロットが捕虜となってしまう。
アメリカとソ連は、お互いに捕虜交換という事で、このスパイとパイロツトを内密に交換しようとし、その間に立たされたトムハンクス・・・という感じかなぁ?
よく「ベルリンの壁」が崩壊された時当時については、ニュースとか話題になるけど、そういえば「壁が作られた時」に関しては、あまり聞いた事がなかったなぁ、と思い返しましたな~。
この映画は、50、60年前の実際の出来事を下敷きにした映画ではあるけれど、そのわずか(?)な間でも、結構その当時と今の「常識」とか「価値観」とかは随分異なってるんだなぁ、と思い返しましたね。
今の目からみると「そうかなぁ?」「それでいいの?」っていうのが当時は大多数の人の常識であり、それが正しい!と、同調する、とかね。
でも、反面、これは今だから昔だから、というよりも今現在のイスラム国とのテロとの戦いにおいて、過剰にムスリムを差別したりしがちとかなアメリカの今の現状とも重なる部分もあり・・・
「歴史は繰り返す」というか、歴史を今学ぶ意義を感じたりもしましたねぇ。
昔だからそうだった、だけでは済まない部分もあり、だからこそ、この映画が今作られたのであろう、とも思う。
でもって、助演男優賞の本命でもあるマーク・ライランス、彼が演じているのはソ連のスパイ。
彼はアメリカ政府から「二重スパイ」として協力すれば、自由にする、とかの要求を蹴って祖国ソ連に忠誠を誓い、黙秘を続けているんですな。
この彼と、彼の弁護人を半ば押し付けられたトムハンクスとの間の、友情というか密かな互いへの尊敬の念、これが一番この映画の見所でしょうか・・・
なんつうか、このマーク・ライランス演じるアベル、彼がなんともいいんですよね。
祖国に殉じるっていうのが特攻精神的な「美学」的な派手さはないけど、でも同じく彼は祖国を愛している、多分その祖国っていうのはソ連っていうよりもロシア、なのかもしれませんが・・・
この彼に、どうも私はテルミン博士のイメージが重なりましたよ~。
テルミン博士も、アメリカにソ連政府の命令で最初来ていたんだけど、突如行方不明に・・・っていうよりも、実はソ連に秘密裏に帰国していたんですが(これが拉致されたのか自分から帰ったかは今でも不明・・・)その後、強制収容所送りになったり軟禁されていたりいろいろ苦労されたらしいそうですが・・・
きっと、テルミン博士がアメリカで沢山の友人や結婚もしたりまでしていたのに、それでもソ連に帰り、また年老いてからわざわざ自分から、もう先行きが見えている共産党に入党したり、とかっていうのに、彼の信じるソ連の理想や理念、レーニンの思想を信じてそれに殉じた人、っていう姿が重なったなぁ~。
「恐怖を感じないのか?」「・・・それが何かの助けになるのか?」という、何回か出てくる印象的な会話・・・
これがなんとも、ロシア的っていうかねぇ~。
ロシア人的というか、ロシア思考的っていう感じで良かったです。
彼みたいな人は、路傍に咲いた小さな一輪の花みたいな存在で、簡単に冷たい風に散らされたり、そんな花なぞに気づかない誰かに踏み散らかされてしまう存在かもしれない、けどそれでも彼は文句一つ言わずに「置かれた場所で咲く」のみ・・・
でも、いつか、その彼の花が咲いていたその周りには、いつかそれと同じ花が一面に咲きほこる花畑となっているのであろう、っていう的な感じかなぁ~・・・
いやぁ、狙ってるのは判るけど、やはり乗せられてしまった映画でございましたな。
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