今日は、珍しくまだ明るい時間に帰宅出来た・・・ので、「そーいやあの神社に狛犬があったよーな・・・」と思って見に寄りました。
多分、これも愛知県の岡崎型というタイプかと思いますが、奉納されたのが昭和10年だかだそうでして。
でも、全然苔むしてもおらず、綺麗ですよね、きっとご近所のみなさんのお手入れの成果かと思います。
で、この写真は「阿」像ですが、「阿」と「吽」ってそれぞれ口あいてるか、閉めてるかくらいの違いかと思ったら、ここの神社はそこ以外でも前足の後ろ側の毛が「阿」君は馬のたてがみを短くしたような直毛、「吽」君はクルクルカールでした(笑)
で、なんだかお尻のあたりのクルクル模様がフジツボしょってるみたいですね~(爆)
で、話変わって、先日からレンタルしていたDVD『ロシアン・レジェンド/皇帝の密使』というやつを見ました~。
しかし、冒頭から「あれ?英語じゃないよね、これ・・・ロシア語でもないし??」と思っていたら、それはなんとパスタネーラ星人語!!ではありませんかっ!!
・・・イタリア語とも言いますが(爆)
えー、イタリア人がロシア人役やってロシアの映画を~??とかと思いましたが、そもそもこの映画の原作者はあのジュール・ヴェルヌなんだそうだ、「海底二万マイル」とかの。
ってわけで、舞台は19世紀後半、本来ならデカプリストの反乱とかっていう時代かと思うけど、この映画ではなんとタタール人の反乱だ!!
なんか2~3世紀くらい前の時代のよーな設定ですが・・・^_^;;
そして、タタール人がシベリア地方を侵略し、自分たちの領土だと主張、当地を統治していた皇帝の弟一家を殺害してしまったが、唯一皇太子だけは逃げ延びて現地の貴族の館にかくまわれるも、そこも時間の問題のため、イルクーツクの修道院へと送られた。
首都サンクトペテルブルグでは、その報を受け、シベリア地方に詳しい英雄である大尉を密使として派遣し、皇太子の救出に当たらせる、というような話です。
が、フツー冷静に考えて、皇帝の弟が殺害されたなら、当然ロシア国家の皇帝の威信をかけて大軍勢でひきつれて討伐に向かわないかねぇ?
それが一人、密使だけ送って「任せたぞ!!」って丸投げ状態で、ロシアはそんなに人出不足だったのか?(爆)
で、とある館の窓からこっそり窓をのぞけば一発で、その問題の人物たちが会話している現場にぶち当たるとか、展開は非常にリーズナブル(爆)
そして、イタリア映画だけに(?)恋愛ネタも欠かせませんが、そのラブシーンが出てくるのが、残り時間あと20分!!という時間帯!!(爆)
フツー、その時間なら最後の戦闘に向けて大盛り上がりだろーに、そんな時間帯にいちゃいちゃラブシーンやってるんじゃねーよ、とかなりつっこみ放題(笑)
あ、主人公はちょっとクリスチャン・ベイル似で、敵役がちょっとヴァンサン・カッセル似でしたよぉ~。
あ、でもちょっと感心(?)したのは、ヒロインが伯爵令嬢で、この伯爵家が最初、皇太子を匿っていたのでして、そのため伯爵はタタール人につかまって皇太子の居場所を教えろ!!と拷問を受けてました。
拷問される直接のシーンはないんですが、ヒロインが獄中の父を訪ねヒシっと抱き合った時、この伯爵の薬指が根元から欠けているんですよ、多分拷問で指を詰められた・・・うぎゃ~
しかし、別にそれを特別に出しているわけでもなく、そこで全然指詰められた描写が必要とも思えず、雰囲気だけで十分なのに、わざわざそういった細かい描写をしているっていうところがちょっと職人気質??と思ったりして。