今回は、東京と大阪のコンビニ密度を比較してみました。
コンビニって、20年くらい前に教科書で読んだのによると(つまり今もそう言われているのかは知らないのですが)、だいたい店舗周辺半径500mくらいの中に3000人くらいが住んでいると成立するってことだったように思いますが・・・こういう条件というのは、市街地の非C.B.D.部分とかまあまあ密度が高い住宅地ですね。だいたいそういうところに相当する地域として、地図に「人口集中地区(2005年国勢調査による)」を示しましたが。
人口集中地区と重なるエリアのコンビニ立地を見ると、大阪圏よりは東京圏の方が人口あたりの店舗数は多めになってます。上記の条件から考えると、人口集中地区ではだいたい人口1万人あたり3~4店舗あってもおかしくないかな?と思いますけど、大阪の方はこの値より低めの地域が多いです。
それから、C.B.D.は昼間人口比率が高いのでコンビニは立地しやすくなりますが、居住人口は少ない分この地図では値が高くあらわれてしまいます。
東京で一番値が高いのは千代田区で、居住人口1万人あたり約47店です。大阪の場合は大阪市中央区で同約24店です。
なお、両地区の値に倍近い開きがありますが、ここで示しているのはあくまで居住人口で割った値(昼間人口が一切考慮されていない)ですから、単純に比較できない旨をお断りしておきます。
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