とってもお久しぶりです。
ずっとお休みしていたこのブログを綴る事…。
とっても悲しい出来事がいっぱいあって、このブログを綴る事をお休みしていました。
脳動脈瘤が見つかって、手術までの色々な不安。
手術は無事終了したものの、後遺症との戦い。
息子の病気…
いっぱいあった、辛い気持ちをいつもこのブログのコメントから、励まして頂きました。
一緒に楽しくお茶でも飲みながら、側で話している様な、あったかいコメントに何度も何度も元気を頂きました。
ありがとうございます。
一昨年の12月、私の人生でとても、とても悲しい出来事がありました。
それから、半年位食事もままならないような精神状態になってしまって、「自分」を見失ってしまいました。
後遺症も随分落ち着いたと思って、就職して、仕事をしていました。
時折、視界に不自由を感じたりしたのですが、就職して働けるようになった事に喜びを感じながら頑張っていました。
就職して1年。
チームのリーダーに、突然指名されました。
私自身も戸惑いましたし、一緒のチームの方も戸惑ったのでしょう。
目が少し不自由だし、時折急な体調不良を起こして、お休みという日もありましたし…。
なんだか、それからあからさまに仲間はずれの様な状態になりました。
私にも悪いところもあるのだろうし、注意していかなくては…と気を付けたのですが、
リーダーを他の方に…との申し出は、上司の機嫌を悪くしたみたいです。
仕事に来ているのだから、仲間はずれの様な事は構わなかったのですが、ある日チームの数名に、
「体が不自由な方とは、仕事がし難いんよね~。なんでそんな人がリーダーにって話になるの?会社と私たちが知らない何か契約があるんじゃない!!」と話しているを聞いてしまいました。
女性のみの仕事場は、最初からうまくやっていけるだろうか…と不安はあったのですが、やっぱりうまく出来なかったのかもしれません。
チーム内の方が早い時間に帰られる時、お疲れ様と返事をする時は、仕事の手をとめて、顔をあげて、相手を見て、「お疲れ様」って挨拶をしていないとか…(急ぎの書類の入力でどうしても手を止められなかった時、顔を上げないでお疲れ様です!と何度かあったのです)
時間との勝負っていう時の仕事が山ほどあって、お昼も食べに休憩を入れられない時が何度かあった時、もくもくと仕事をかたづけていたら、お昼も休めないなんて、やっぱり手術しての後遺症じゃないの?と言われていたり…(他の方もお昼休憩をとれない時はあったですが…)
もう十分頑張ったかな…。
チームの中の輪をこれ以上乱すのはいけないと思って退職しました。
お隣の友人に、「頑張り過ぎるんだよ!まじめ過ぎ!女性の仕事場、ましてや扶養範囲内の収入の女性のみの仕事場なら、もっと軽く考えなきゃだめだよ。頑張るなんて、目立ちすぎるかもね。。。」と言われました。
とても悲しい出来事の上に、悲しい退職。
私は、どうしたらいいんだろう…って随分悩みました。
あまりに悩み過ぎて、ブログを綴る事も出来なくて、ずっとお休み状態でした。
…手術なんてしなければ良かった。。。って何度も思いました。
そんな気持ちの時、3月11日の地震。
手術して、こんな体になってしまったから…だったら手術しないでお母さんのように、ある日動脈瘤破裂で逝ってしまった方がよかったのかも…などと思っていた事をとても恥ずかしく思いました。
どんなか悲しくて辛い状況でも、被災地の方々は、一生懸命歩いています。
どんなに悲しくても、立ち上がれないと思う状況でも…。
私は、私。
手術をしたから、命があって、笑ったり、喜んだりできる。
笑顔で前に進もう。小さな小さな一歩でいいから、少しづつ少しづつ前に進もう。
生きているんだもの。命に感謝して、前に進もう…。
私にも何かできる事はないだろうか…。
後遺症とうまく付き合いながら、何か…。
「手作り」があるじゃない!!と再度気づいて、毎日、毎日ミシンに向かって、手作り!手作り!
お洋服、編み物、バックなどの…色々な小物達を作り上げているうちに、自分のこれから歩く道を見つけました。
私がどうかな…って作った手作り達を、笑顔で購入して下さる時、喜びでいっぱいになります。
「素敵ですね」って言って頂けると、私にもできる事があったんだなって元気になります。
仕事や悲しい出来事で、人を信じたり、交流したり…というのは、怖くなったのですが、それじゃいけない!と思って、素敵な手作りの作家さん達とお話したり、一緒に小さなお店を出店したり…素敵な出会いも沢山ありました。
洋裁だけじゃなくて、他にも色々な手作りを楽しみたいと、パンやワイヤーのワークショップに出かけたり、手作りをいっぱい楽しんでいます。
私らしく、笑顔で元気になりました。
これから、どんな毎日が待っているんだろう…。
どんな事があっても、笑顔で元気に少しつづでいいから、一歩づつ歩いていきたいです。
もしかしたら、今ある脳動脈瘤が、早く破裂してしまうかもしれないけど、後悔は、何一つない。
手術をしないと決めてから、2年。
これが私の運命…と思ってから、脳動脈瘤の不安は無くなりました。
だからこそ、私らしく…って歩いていきたいです。
4月3日、息子の中学校の時からの夢を叶えた日。
ずっとなりたいと思ってた、仕事の小さな一歩を踏み出しました。
一人で一所懸命試験の勉強をして、一歩を踏み出しました。
最終合格を一緒にインターネットで見た時の事は、私は忘れられません。
自分の受験番号が記載されてるページを中々開けられなくて、「じゃ開けるよ!」と気持ちを落ち着かせて、開けた瞬間、息子はあった!!の声と一緒に大泣き!
次から、次から溢れてくる涙と一緒に、俺合格したよ!合格したよ!と座り込んで喜びのものすごい涙顔。
自分の力での一歩をかみしめていたのでしょうね。
勤務地前に、学校に入り、それから配属になります。
無事、社会人になりました。
本当の自分の夢の姿には、その中で、まだまだ沢山勉強して、努力していかなければないらないのですが、頑張っていくのでしょうね。
自宅を出発する時、息子は…
「お母さんの手術の時、上山先生と出会い話した事、忘れていないよ。命を助ける、守る仕事につけてうれしいよ。お母さんの手術が無事終わるのを祈っていた気持ちは、俺のこれからの仕事の中で大切な思いになる。上山先生の責任感、使命…色々あの時感じた事。忘れないでこれからもっと、もっと頑張るよ!行ってきます!!」
と元気に家を出ていました。
我が家の辛い出来事は、家族それぞれが受け止めて、乗り越えて、力になっていったのですね。
私の春。息子の春。
とってもきれいな、満開の美しい桜が、今年は今まで以上に満開です。
そのさくらの花は、とても力強く、少し誇らしげに咲いている様に感じます。
長くてごめんなさい。
読んで頂いた方にも、笑顔の春でありますように…。
笑顔がいっぱいの春でありますように…。
ずっとお休みしていたこのブログを綴る事…。
とっても悲しい出来事がいっぱいあって、このブログを綴る事をお休みしていました。
脳動脈瘤が見つかって、手術までの色々な不安。
手術は無事終了したものの、後遺症との戦い。
息子の病気…
いっぱいあった、辛い気持ちをいつもこのブログのコメントから、励まして頂きました。
一緒に楽しくお茶でも飲みながら、側で話している様な、あったかいコメントに何度も何度も元気を頂きました。
ありがとうございます。
一昨年の12月、私の人生でとても、とても悲しい出来事がありました。
それから、半年位食事もままならないような精神状態になってしまって、「自分」を見失ってしまいました。
後遺症も随分落ち着いたと思って、就職して、仕事をしていました。
時折、視界に不自由を感じたりしたのですが、就職して働けるようになった事に喜びを感じながら頑張っていました。
就職して1年。
チームのリーダーに、突然指名されました。
私自身も戸惑いましたし、一緒のチームの方も戸惑ったのでしょう。
目が少し不自由だし、時折急な体調不良を起こして、お休みという日もありましたし…。
なんだか、それからあからさまに仲間はずれの様な状態になりました。
私にも悪いところもあるのだろうし、注意していかなくては…と気を付けたのですが、
リーダーを他の方に…との申し出は、上司の機嫌を悪くしたみたいです。
仕事に来ているのだから、仲間はずれの様な事は構わなかったのですが、ある日チームの数名に、
「体が不自由な方とは、仕事がし難いんよね~。なんでそんな人がリーダーにって話になるの?会社と私たちが知らない何か契約があるんじゃない!!」と話しているを聞いてしまいました。
女性のみの仕事場は、最初からうまくやっていけるだろうか…と不安はあったのですが、やっぱりうまく出来なかったのかもしれません。
チーム内の方が早い時間に帰られる時、お疲れ様と返事をする時は、仕事の手をとめて、顔をあげて、相手を見て、「お疲れ様」って挨拶をしていないとか…(急ぎの書類の入力でどうしても手を止められなかった時、顔を上げないでお疲れ様です!と何度かあったのです)
時間との勝負っていう時の仕事が山ほどあって、お昼も食べに休憩を入れられない時が何度かあった時、もくもくと仕事をかたづけていたら、お昼も休めないなんて、やっぱり手術しての後遺症じゃないの?と言われていたり…(他の方もお昼休憩をとれない時はあったですが…)
もう十分頑張ったかな…。
チームの中の輪をこれ以上乱すのはいけないと思って退職しました。
お隣の友人に、「頑張り過ぎるんだよ!まじめ過ぎ!女性の仕事場、ましてや扶養範囲内の収入の女性のみの仕事場なら、もっと軽く考えなきゃだめだよ。頑張るなんて、目立ちすぎるかもね。。。」と言われました。
とても悲しい出来事の上に、悲しい退職。
私は、どうしたらいいんだろう…って随分悩みました。
あまりに悩み過ぎて、ブログを綴る事も出来なくて、ずっとお休み状態でした。
…手術なんてしなければ良かった。。。って何度も思いました。
そんな気持ちの時、3月11日の地震。
手術して、こんな体になってしまったから…だったら手術しないでお母さんのように、ある日動脈瘤破裂で逝ってしまった方がよかったのかも…などと思っていた事をとても恥ずかしく思いました。
どんなか悲しくて辛い状況でも、被災地の方々は、一生懸命歩いています。
どんなに悲しくても、立ち上がれないと思う状況でも…。
私は、私。
手術をしたから、命があって、笑ったり、喜んだりできる。
笑顔で前に進もう。小さな小さな一歩でいいから、少しづつ少しづつ前に進もう。
生きているんだもの。命に感謝して、前に進もう…。
私にも何かできる事はないだろうか…。
後遺症とうまく付き合いながら、何か…。
「手作り」があるじゃない!!と再度気づいて、毎日、毎日ミシンに向かって、手作り!手作り!
お洋服、編み物、バックなどの…色々な小物達を作り上げているうちに、自分のこれから歩く道を見つけました。
私がどうかな…って作った手作り達を、笑顔で購入して下さる時、喜びでいっぱいになります。
「素敵ですね」って言って頂けると、私にもできる事があったんだなって元気になります。
仕事や悲しい出来事で、人を信じたり、交流したり…というのは、怖くなったのですが、それじゃいけない!と思って、素敵な手作りの作家さん達とお話したり、一緒に小さなお店を出店したり…素敵な出会いも沢山ありました。
洋裁だけじゃなくて、他にも色々な手作りを楽しみたいと、パンやワイヤーのワークショップに出かけたり、手作りをいっぱい楽しんでいます。
私らしく、笑顔で元気になりました。
これから、どんな毎日が待っているんだろう…。
どんな事があっても、笑顔で元気に少しつづでいいから、一歩づつ歩いていきたいです。
もしかしたら、今ある脳動脈瘤が、早く破裂してしまうかもしれないけど、後悔は、何一つない。
手術をしないと決めてから、2年。
これが私の運命…と思ってから、脳動脈瘤の不安は無くなりました。
だからこそ、私らしく…って歩いていきたいです。
4月3日、息子の中学校の時からの夢を叶えた日。
ずっとなりたいと思ってた、仕事の小さな一歩を踏み出しました。
一人で一所懸命試験の勉強をして、一歩を踏み出しました。
最終合格を一緒にインターネットで見た時の事は、私は忘れられません。
自分の受験番号が記載されてるページを中々開けられなくて、「じゃ開けるよ!」と気持ちを落ち着かせて、開けた瞬間、息子はあった!!の声と一緒に大泣き!
次から、次から溢れてくる涙と一緒に、俺合格したよ!合格したよ!と座り込んで喜びのものすごい涙顔。
自分の力での一歩をかみしめていたのでしょうね。
勤務地前に、学校に入り、それから配属になります。
無事、社会人になりました。
本当の自分の夢の姿には、その中で、まだまだ沢山勉強して、努力していかなければないらないのですが、頑張っていくのでしょうね。
自宅を出発する時、息子は…
「お母さんの手術の時、上山先生と出会い話した事、忘れていないよ。命を助ける、守る仕事につけてうれしいよ。お母さんの手術が無事終わるのを祈っていた気持ちは、俺のこれからの仕事の中で大切な思いになる。上山先生の責任感、使命…色々あの時感じた事。忘れないでこれからもっと、もっと頑張るよ!行ってきます!!」
と元気に家を出ていました。
我が家の辛い出来事は、家族それぞれが受け止めて、乗り越えて、力になっていったのですね。
私の春。息子の春。
とってもきれいな、満開の美しい桜が、今年は今まで以上に満開です。
そのさくらの花は、とても力強く、少し誇らしげに咲いている様に感じます。
長くてごめんなさい。
読んで頂いた方にも、笑顔の春でありますように…。
笑顔がいっぱいの春でありますように…。
待ってた甲斐ありました^^
とてもお久しぶりです。
おかえりなさい…って言って頂けて、とてもうれしいです!
息子も、私も今自分の道を見つけ出して、少しづつですが、一歩、一歩自分の足で歩きだした感じです。
これからもよろしくお願い致します。