13日、お墓参りに大崎上島へ帰りました。2年ぶりの帰省、とても楽しみですが、なんだかちょっと緊張します。広島に住んでいながら、近くて遠い故郷大崎上島。年に1度はお墓参りに帰りたい、と思いながら…ほんとうにごめんなさい。
竹原港に着くと、お盆とあって、たくさんのフェリー乗船待ちの車。1便見送って、やっと乗船出来ました。車の窓を開けると、懐かしい故郷の海の匂い。海の匂いはどこも一緒でしょう、と思われるかもしれないけれど、故郷の海は、他の海とは違う匂いがするんですよね。
大崎上島が近づいて、竹原行きフェリーとすれ違う。
造船所…。
子供の頃、嫌となく見ていた風景が、今となっては懐かしさを超えて新鮮です。
大崎上島白水港に着くと、東野住吉祭で櫂伝馬競争が終わった所でした。
毎年13日に行われる住吉祭は200年前から続くお祭りで、各地区から出る船が、太鼓の音が鳴り響かせながら競いあう櫂伝馬競漕、子供の頃これを見ると、「大崎上島の夏」でした。その夜花火が上がります。今年も3000発の花火が打ち上げられたそうです。
12年前、祖父母が亡くなり、実家は空き家状態になりました。その家も老朽化が進み、ついに取り壊されることになりました。解体は始まっていました。
大崎上島が、ますます遠くなったような気がします…。
山手にあったお墓は、伯父が何年か前お寺「西光寺」の近くの墓地に移し、車椅子でもお参りできるようになりました。「真理さん、これでお参りに行けるで。」と言ってくれた伯父の笑顔、いつもこうやって陰で支えてくれる伯父が、子供の頃から大好きです。
外気温38℃。車から一歩出ると、頭がじりじりと焼けるように暑い。お墓の前に座るだけで、超暑がりのhideさんは汗でビッチョリ。私も体温調節が出来ないので、もう大変。お花とお線香を供えると、急いで手を合わせ、早口で「おじいちゃん、おばあちゃん、父さん、おばちゃんなかなか来れなくてごめんね。私もみんな、元気だよ……。」と、手短にお話しを済ませました。やっと来れたのに、なんということ…。今度からはお盆ではなく、もっと気候の穏やかな時に、ゆっくりお参りさせてもらおうと思いました。
どこか落ち着く風景。子供の頃、父に連れられ、船に乗って魚釣りに行ったことが思い出されます。船に寝転がると、チャポンチャポンという波の音や、ギイギイという船の音。今でもはっきりと……。
穏やかな海に、たくさんの船が静かに通ります。
この大きな船に、hideさん釘付け。この船は、自動車工場から車を運搬する、と子供のころ聞いた記憶があります。
花火の準備がされていました。打ち上げ前の花火、初めてみました。
夏の花「カンナ」がまぶしい。
みかんと造船の島、大崎上島。
映画「東京家族」のロケ地。妻夫木聡が大崎上島に降りた桟橋。
全国的にも珍しい、木造5階建て~3階建ての民家が残っています。
木造4階建て。
木造3階建ての徳森旅館。
徳森旅館は入り母屋造りで、1934年に出来た旅館。進水式があるときなどは、船主を始め多くの客が宿泊したそうです。木造建物が集まる木江地区では、ひときわ目立っています。でも老朽化が進み、所有者の維持、管理が難しくなり、壊されることになったそうです。もったいない…。
朝から、親戚のお墓参りめぐりで、あわただしい大崎上島滞在となりました。でも、大崎上島景色を見て、大崎上島の空気を吸えて、少し気分が豊かになりました。やっぱり故郷はいいな。また帰って来ます…。
この夏は榎本クリーニングが改築かしら?と思いきや壊されていたので,母も私も寂しく思っています。昔の街並みがだんだんなくなっていきます。また大崎に帰ってきてくださいね。私も一度真理さんにお会いしたいです。
この夏は榎本クリーニングが改築かしら?と思いきや壊されていたので,母も私も寂しく思っています。昔の街並みがだんだんなくなっていきます。また大崎に帰ってきてくださいね。私も一度真理さんにお会いしたいです。
ご無沙汰しています。
誰もいなくても、実家が壊されるのは、胸が痛いです。
でも、思い出だけは、心にしっかりと…。
あ~あ、あの頃が懐かしい。
私も悦子さんにお会いしたいです。
朝食のみそ汁は少し甘くて美味かったな。
たしか白みそだった・・かな?
まりさんの故郷は木ノ江ですか?
いいな~、夏の鏡のようななぎの海に
映った月はきれいだったな。
俺も帰りたくなってきましたよ。
でも、もう少し頑張ります。
新潟にて
ほんと、叶うならもう一度あの頃に帰ってみたいです。
島を離れて、大人になって、島の良さがわかって来ます。
娘さんは梓さんですか。偶然ですね。
これも何かの縁ですね。
私の住んでいるところは、春になると
梅、桃、レンギョウ、桜が時を同じくして満開になり、
まさに桃源郷ですよ~
大崎上島の海は、ほんとうに穏やか。
見ているだけで、心が落きますよね。
私は大崎地区です。
もうだれも住んでいない実家、といっても、
無くなってしまうと、寂しくて…。
今私が住んでいるところは、
自転車愛好家の休憩場所になっているようで、
天気のいい日は、自転車を見かけます。
ゴーちゃんも、是非一度寄って下さいね。