百合とオレンヂ城Ⅱ

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映画と本の感想

2017-01-16 21:56:00 | 映画

ローグ・ワン STAR WARS STORY

 『ローグ・ワン』は『スター・ウォーズ』の
エピソード3と4をつなぐ物語です。



 『ローグ・ワン』は歴史の教科書では
活躍が語られないような人たちをメインに
描いています。



 そして、強いけれど、どこか儚さもある
主人公&ヒロインのジンをはじめ、
ロボットやドニー・イェンなど
個性的なメンツが揃っています。



 スターウォーズ・サーガの中心人物は
ルーク・スカイウォーカーやハン・ソロで
『ローグ・ワン』の登場人物のジンと
その仲間たちは、本来モブでしかありません。



 ですが、スターウォーズ・サーガにおいて
モブのようなジンと仲間たちががんばるから
感動できるのです。



 『ローグ・ワン』において何度か
「希望(hope)」という言葉が使われます。



 『ローグ・ワン』はスターウォーズ3と4を
つなぐ話ですが、4のタイトルは
「新たな希望(new hope)」です。



 このタイトル、まるで『ローグ・ワン』の
ジンと仲間たちが『スターウォーズ』の
「希望」を作ったかのようではありませんか。






インターステラー
 
 
 『インセプション』に続いてノーランが
また映像革命を起こしました。
 

 
 『ガンダム』から『2001年宇宙の旅』まで
SF的なことをいろいろやりながら感動作でも
ある『インターステラー』



 でも、ちょっと眠くなるかも(^^;)



 『インターステラ―』はビジュアルに
インパクトがあります。



 特に「TARS(ターズ)」がすごいです
ほとんどCGをつかっていないのもすごい!



 『トップをねらえ!』的なタイムパラドックスを
描き、そこから『2001年宇宙の旅』な展開へ
つなげるのもスゴイのですが、あくまで基本は
人間ドラマ、そこも見所です。



 そして女性がキレイです♪






ゴーストバスターズ(2016年)
 
 エリン、アビー、ホルツマン、パティの
なかよし女子四人組の人生再スタート☆



 うん・・・彼女たちの明るさと前向きさ
仲の良さに救われますね♪



 彼女たちは見てて楽しいのです☆



 兵器の開発とか、ホルツマン師匠とか
ダンスとか、ワンタンとか(笑)



 エリンとアビーの友情♪そしてホルツマンが
カッコいい☆
 


 ホルツマンがエリンやアビーの肩を抱くとか
パティの手にちゅっ☆とか仕草がいい♪



 ホルツマン、イケメン女子☆



 そんなホルツマンも今まで1人でさびしくて
ようやく仲間ができてうれしかったことが
かいまみえます。



 お笑いのセンスや全編にあふれる楽しそうな
雰囲気もいいですね。






オデッセイ

 マッド・ディモンが火星で1人で「ダッシュ村」や
「いきなり黄金伝説」みたいなことをする映画。



 雑誌・少年マガジンの映画にうるさい編集
ミスターNがマッド・ディモンのことを
「天才ばかり演じてる俳優」と言っていました。



 『オデッセイ』でもマッド・ディモンは
火星という過酷な環境でも生き残ることができる
サバイバルの天才を演じています。



 そして心優しい女船長はマッド・ディモンを
救出することを決断し、見事にマッド・ディモン
を救います。






ファンタスティック・フォー 

 ジェシカ・アルバやキャプテン・アメリカの人も
出ていた前作とは一新して作られた
映画『ファンタスティック・フォー』



 押井守的な演出は見る人を選びそうです。



 そして主人公が、自分の理論にしか興味のない、
変人なんですよ、人付き合いもヘタですし(笑)



 だから自分を支えてくれる友人(ヒロインや岩男)
を、とても大事にするのです。



 そして、ここからチームが生まれて物語が
始まるのです。






ガーディアン・オブ・ギャラクシー

 王道なSF



 主人公が少し情けない(マザコン)のですが
彼がいなければ、あの個性的なメンバーは
まとまらないのです。



 この映画で主人公は、まず「話し合おう」と
よく言います。



 『バットマンVSスーパーマン』もそうですが
まず、話し合うことが大事なのでしょう。



 そしてグレンクローズが個性的な髪型で
警察署長を演じています☆



 それから日本風な部屋に住んでるごつい警察の人は
『シュガーラッシュ』のラルフの人です。






ヘラクレス

 ヘラクレスとゆかいな仲間たちが悪党相手に
大暴れする映画です。



 この映画で主役のヘラクレスを演じた
ドゥエイン・ジョンソンことザ・ロックは
こわもてながら「チャーリーとチョコレート工場」が
好きという意外な一面もあります。



 そんなザ・ロックなので(?)強くて
カッコよくて、とっても優しい(特に女、子供に)
ヒーロー=ヘラクレスを好演しています。



 無双なヘラクレスなんですが、時折みせる
意外な繊細さや家族思いなところもいい
と思います。



 仲間の女戦士の人も美人で強いのですが
顔の怖い人が、意外と子供に優しいのも
いいと思います(笑)






フイチン再見!


 『JIN-仁-』の村上もとか先生が描く
『フイチン再見!』は女性漫画家
上田トシコさんの人生を描きます。



 上田トシコさんは里中満智子の先輩格



 そして8巻の推薦のオビが萩尾望都!!



 まだ女性のマンガ家がいない状況の中でも
上田トシコさんは、明るくファッショナブルに
がんばります☆



 何度も逆境にあいながらも
前向きに進んで行く上田トシコさんですが、
うれしくて踊っているところが、かわいいです
(笑)



 ですが舞台が戦前だから当たり前なんですが
「戦争」が始ると、だんだんと上田トシコさん
の日常を「戦争」が侵食していきます。



 それが、いろんな形で現れるのですが
東京が空襲で焼かれるまで、自分たちが
戦争に巻き込まれていることに、ほとんど
気づいていなかったのは、おそろしい
としかいいようがありません!!



 でも上田トシコさんは負けません!



 とてもオシャレな上田トシコさん、と
「欲しがりません勝つまでは!」な婦人会の
対比は、なかなかインパクトがあります(笑)



 やっぱりというか婦人会にいじめられて
しまうのですが、それでも上田トシコさんは
負けないのです!



 がんばれ!上田トシコさん!



 まだ見れていないので『この世界の片隅に』は
主人公のすずさんが普通に生活を送りながらも
やがて「戦争」が始まり、ということぐらい
しか知りません。



 ですが、なんとなくですが『フイチン再見!』と
『この世界の片隅に』は、女性が普通に、がんばって
楽しんで暮らし、「戦争」に巻き込まれながらも
負けずにがんばる、という点は似てるのかなぁ?
と想像しています。



 『この世界の片隅に』もいつか見ようと
思っています。






底抜け合衆国

 『進撃の巨人』の作者・諫山創先生や
伊藤計劃もファンな映画評論家・町山智浩さん
が書いた本です。



 この『底抜け合衆国』は2004年に出版された本で
町山智浩さんがアメリカに住んでいるときに見聞きした
こと(2000年~2004年)をまとめたエッセイ本
です。



 この本に書かれているのは生のアメリカです
(といっても町山さんの体験談ですが)



 堅苦しい内容ではなく、わりと平易な文で
明るく、ときにお笑いも交えて、映画とか
テレビ番組などを紹介していきます。
 


 その中で、2000年の「ブッシュVSゴア」の
アメリカ大統領選挙についても書かれています。



 アメリカ大統領選2000年について
結果からいうと、
「総得票数ではゴア候補の方が勝っていた」
のに、
「選挙人制度でブッシュが勝利」となって
しまいます。



 これは、2016年のアメリカ大統領選
「ヒラリーVSトランプ」
において、
「総得票数では200万票以上の差をつけて
ヒラリーがトランプに勝っていた」
にもかかわらず、
「選挙人制度でトランプが勝利してしまった」
構図と同じなのです。



 そう、「ヒラリーVSトランプ」と同じことが
すでに2000年の「ブッシュVSゴア」の時に
起きていたのです!



 最近、池上彰さんも選挙人制度について説明
していましたが、2000年の時点で町山智浩さんは
逆転劇を起こしてしまった選挙人制度に注目していた
のです。



 そして、この後は同時多発テロ、イラク戦争突入
となり、それを町山智浩さんはリアルタイムで
書いています。



 その後のアメリカとイラクとの戦争については
小林よしのり先生の、
『ゴーマニズム宣言SPECIAL 新戦争論1』


 田中芳樹先生(アルスラーン戦記)の
『創竜伝』11巻~13巻のあとがきに
詳しいです(マンガやラノベなのでわかりやすい)



 町山さんも最初の方では、
「ブッシュとゴアのどちらが大統領になっても
あまり関係ないか」とか思っています。



 でも、それを町山さんは後で後悔するんですよ
(^-^;)






祝☆『緋弾のアリアAA』連載再開♪ 

 『緋弾のアリアAA』の連載再開、うれしいです♪



 今回はいろいろ書きましたが次回から、
百合なブログに戻したいと思います♪



 ただ公開間近なので伊藤計劃の『虐殺器官』の
記事を手掛けるかもしれません。



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