3・11大震災の直後、いつもの買い物で、
近所の大型スーパーへ向かった時、
哀しい場面に出くわした。
スーパーの入口では、中学生くらいの男女が、
ひとりひとりの顧客に向かって、青筋を立てて、
一生懸命に、募金を募っていた。
まるで、熱心なあまり、出入りを塞ぐ、
関所の様になっていて、募金をしない人は、
肩身が狭そうである。
僕は、何だか、不愉快な感じで、眺めていた。
すると、一人の老婆がやって来て、少し眺めて、
哀しそうに帰って行った。
僕は、スーパーの魚屋で、働いていたので、
その老婆を知っている。
一人暮らしで、年金で、つましく生きている。
気持ちはあっても、募金は苦しいだろう。
一生懸命な少年少女を見て、気まずくて、
帰ってゆくのだろう。
僕は、怒りが湧いてきて、募金活動の、
横にいて、ぼうっとしている、先生らしき人に、
声をかけた。
全てを話し、もう一歩、深い教育をお願いした。
人間社会は、哀しくて、弱い部分もあって、
それを思いはかるのも、大人なんだと。
正しい事も、遮二無二やりすぎると、
知らないうちに、他人を傷つける事も、
あるんだと。
その後、スーパーの前の募金運動は、控えめに、
少し端っこで、やられる様になった。
子供らの顔は、考え過ぎかも知れないが、
少し、大人の顔になった気がする。
《社会生活は難しい。未だに、僕だって、
勉強中でもある。メールマガジンでは、
色々と、問いかけてゆきたいと思っている。
お問い合わせは、コメント、メッセージから。》
近所の大型スーパーへ向かった時、
哀しい場面に出くわした。
スーパーの入口では、中学生くらいの男女が、
ひとりひとりの顧客に向かって、青筋を立てて、
一生懸命に、募金を募っていた。
まるで、熱心なあまり、出入りを塞ぐ、
関所の様になっていて、募金をしない人は、
肩身が狭そうである。
僕は、何だか、不愉快な感じで、眺めていた。
すると、一人の老婆がやって来て、少し眺めて、
哀しそうに帰って行った。
僕は、スーパーの魚屋で、働いていたので、
その老婆を知っている。
一人暮らしで、年金で、つましく生きている。
気持ちはあっても、募金は苦しいだろう。
一生懸命な少年少女を見て、気まずくて、
帰ってゆくのだろう。
僕は、怒りが湧いてきて、募金活動の、
横にいて、ぼうっとしている、先生らしき人に、
声をかけた。
全てを話し、もう一歩、深い教育をお願いした。
人間社会は、哀しくて、弱い部分もあって、
それを思いはかるのも、大人なんだと。
正しい事も、遮二無二やりすぎると、
知らないうちに、他人を傷つける事も、
あるんだと。
その後、スーパーの前の募金運動は、控えめに、
少し端っこで、やられる様になった。
子供らの顔は、考え過ぎかも知れないが、
少し、大人の顔になった気がする。
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勉強中でもある。メールマガジンでは、
色々と、問いかけてゆきたいと思っている。
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