平成徒然草(萩原 希仁)

毎日の喜怒哀楽をストレートに表現してゆく。

日朝協議、進展す。

2012-09-01 00:08:48 | 日記
拉致(らち)とは、国際間での誘拐事件である。

それも、最近の出来事では無い。

被害者は、僕と同年代、もう50代であり、

と言う事は、ご両親は、もう高齢だ。

誘拐されてから、既に、30年以上年経っている。

これだけの長さになると、朝鮮内での家族すら、

出来上がっている事だろう。

小泉政権時代、5人だけ帰国させる事が出来ている。

残っている方々、横田めぐみさんをはじめ、

全員を、帰国の途について欲しい。


日朝協議のテーブルに、久しぶりに、拉致問題が、

上がったと言う。

今度こそ、成果を出して欲しい。

成果とは何か。

それは、被害者の帰国と、家族との対面である。

30年以上前の事で、北朝鮮側も、金正日政権から、

息子に政権が変わっている。

最早、理由や細かい状況は、明確には出来ないだろう。

悔しいが、そんな総てを捨てて、人間の開放、一点に、

目標を絞って、実現して欲しい。


これこそ、日本側は、一枚岩になるべきだ。

政治家と官僚の壁も取り払い、政党間の争いも置き、

全力で、立ち向かうべき課題である。

また、これは、韓国や中国に対しても、厳しく協力を

迫るべき問題で、両国からの拉致被害者も居るはずである。

70年前の大戦の問題を言っているより、こっちの、

問題の方が、実際の被害者が、未だ、北朝鮮に居るので、

何倍も、重要な案件である。


日本人は牙を抜かれた民族になっているが、この時ばかりは、

勇気を振り絞り、同朋を助け出そうではないか。


最後にもう一度言おう。

原因や責任や、状況の分析や、これからの罰則や、こんな総てを、

捨て去ってでも、人間開放だけを最優先して実現しよう。

日本全体が、一枚岩となって。

この時ばかりは、獰猛(どうもう)な民族となって。



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