最新の核の恐怖。

あまり語られてはいないが、イランや北朝鮮の、

核兵器開発で、恐ろしいのは、どう言う事か。

両国共に、大陸間弾道弾と言う、長距離の、

精度の高いミサイルは、保持していない。

核弾頭に関しては、確証は無いものの、

結構優れたものを、既に、手にした様である。

この事実から考えると、相手国の、都市を狙い、

広島や長崎型の、攻撃を加えるのは、困難だろう。

しかし、イランも北朝鮮も、これは自覚していて、

彼らの狙いは、違う方法で、核弾頭を使用する事だ。


一言で言えば、電磁パルス攻撃、とでも言おうか。

相手国の、５００km上空で、核弾頭を爆発させる。

そうすると、空中の水や酸素の分子に、衝撃が起こり、

はじき出された電子が、地上に降り注ぐ事になる。

すると、何が起こるのか。

〇マイクロチップは、通常の、１０００倍の、

電流に襲われて、一瞬で、破壊される。

〇マイクロチップを使っているものは、

通信、交通、電線、医療記録など、

近代的な生活、総てである。

〇例えば、巨大な変圧器装置が、破壊されると、

復旧には、１年以上かかると言われている。

〇一般的に、都市の食料備蓄は、高々３日分で、

飲料水に至っては、それ以下と言われる。

〇全国規模で、停電が発生し、水道も止まると、

４～５日目からは、都市部で、死者が出始めるだろう。

〇電磁パルスの攻撃は、自家用車すら、１０％は、

破壊し、動かなくすると言われる。

〇インターネットの通信網も、現状では、全滅なので、

ファラデーケージと言う、守れる囲いを、準備している、

途中段階である。


この様に、直接的には、人間を殺傷しないが、完全に、

敵国の、先進的な、インフラを、破壊するので、

国全体を、死滅させる、驚異を与える。


これを考えるにつけても、信用に値しない国へ、

核兵器が拡散する事は、絶対に阻止すべきだろう。

正に、２１世紀型の恐怖である。


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