反歌
振山従 直見渡 京二曽 寐不宿戀流 遠不有尓
布留山(ふるやま)ゆ 直(ただ)に見わたす 都にぞ 寐も寝ず恋ふる 遠くあらなくに
反歌
「布留山から、真っ直ぐに見渡せる、(奈良の)都(で待つ妻)に、一睡もせずに恋焦がれる。(都からはさして)遠くはないものを」
振山従 直見渡 京二曽 寐不宿戀流 遠不有尓
布留山(ふるやま)ゆ 直(ただ)に見わたす 都にぞ 寐も寝ず恋ふる 遠くあらなくに
反歌
「布留山から、真っ直ぐに見渡せる、(奈良の)都(で待つ妻)に、一睡もせずに恋焦がれる。(都からはさして)遠くはないものを」