ついにワールドカップが始まりました。
ホントは開幕前に各国の紹介やら、勝ち抜け予想とかやりたかったんですが、バタバタしてるうちに時間がなくなってしまいました。。
なので触れずにスルーしようかなあとも思ったんですが、やっぱり思うところだけ書いておこうかと。
もう既に1試合やってはいるんですが、大会前に思い描いていた印象をそのまま書いてみたいと思います。
だいたい思っていた印象と変わっていないので。
まあ、ホントはこれを開幕前に書きたかったんですけどね~
始まってからだと、見てから書いたんじゃないかと言われてしまうんで・・・・
まずは、優勝争いを視野に入れた各国のレベル分けです。
あくまで僕個人が思う、今大会に限ってのレベル分けです。
★グレードS
スペイン
ブラジル
オランダ
イングランド
スペインとブラジルが2強なのは、みなさんご承知の通りです。
今大会の2大優勝候補であることは間違いないでしょうね。
スペインの初戦黒星にはビックリしましたね。。
優勝候補と目されるがゆえに、引いて守ってくる相手に対してどう対処するかが、今後の戦いでもポイントになってくるでしょう。
これまでW杯で結果が出なかったスペインなので、今回ぐらいは優勝させてあげたいなあと思っているんですが、なかなか厳しそうです。。
王国ブラジルは、いつものファンタジーなサッカーではなく、サイズとディフェンス力を重視したフィジカルなメンバー構成。
ドゥンガ監督の明確な“意思”がそこに表れています。
しかし、いくら守備的とは言え、そこはサッカー王国、当然テクニックは他の国よりあります。
フィジカルとディフェンスというしっかりとしたベースを築いた上で臨んでくるブラジルには、いつも以上の強さを感じてしまいます。
ただこの同じレベルに、僕はオランダも置いておきたいと思っています。
やはりスペインと並んでヨーロッパ予選全勝の実績は、実力に裏打ちされたものだと思います。
最終ラインが課題とは言われていますが、中盤での効果的なプレスでそれを補っているので、以前と同様にディフェンスが弱いとは思いません。
イングランドは、スペインとブラジルに次ぐ3番手の評価だったんですが、開幕直前にファーディナンドを失ったのが痛すぎます。
守りの要でキャプテンでもありましたので、単に主力が1人抜けたという以上の意味があると思います。
なので、グループS⇒Aに1つ降格かな・・・・と思っています。
★グレードA
ドイツ
イタリア
アルゼンチン
ここは“元”優勝候補の各国です。
毎回どの大会でも優勝候補に入らなければいけないんですが、今大会は1つグレードが下かなと。
イタリアは前回の優勝国ですが、主力がその4年前の大会とあまり変わらないベテラン中心の布陣なので、前評判はさほど高くありません。
司令塔ピルロが故障中なのに加えて、先日の初戦で守護神ブッフォンが途中退場したのも懸念を大きくしています。
アルゼンチンはメッシをはじめ、イグアイン、テベス、ディエゴ・ミリート、アグエロなど世界最高峰のアタッカー陣を揃えています。
ただ、ディフェンスラインにサイドバックを置かず、センターバックを並べるという奇策には???という疑問符がつきます。
その方針のせいで、インテルでCL制覇をしたサイドバックのサネッティやボランチのカンビアッソを呼ばなかったことにも疑問の声が上がりました。
そういったところから、世界最高選手のメッシを擁しても、個の力で打開するには限界があるんじゃないかなと思っています。
ドイツは司令塔のバラックが欠場となり、大会前の評判は下がりました。
ただ、前評判が低い時ほど意外と強いのがこれまでのドイツなんですよね・・・・
初戦でオーストラリアに大勝して、「やっぱりそうか」とうならされました。
もう落ち目かと思われた前回得点王のクローゼが健在ぶりを見せ、若手のオジルやミュラーがバラック不在を感じさせない質の高いプレーを見せました。
さっきのイングランドとこのドイツは、グレードを入れ替えなきゃいけなさそうです。。
★グレードB
フランス
ポルトガル
コートジボワール
アメリカ
韓国
ウルグアイ
チリ
ここは上位進出を狙う強豪国とダークホースとなりそうな伏兵です。
欧州予選の時から評判が悪かったフランスは、やはりチームのまとまりがなく、状況は何も変わっていないなという印象を受けます。
個々のタレントだけ見れば優勝候補になりうる戦力なんですが、グレードAからも落ちて僕の中ではグレードB、予選グループ突破も怪しいと思っています。
個のタレントという意味では、クリスチアーノ・ロナウドを擁するポルトガルも強豪に入れなければいけません。
しかしロナウドに続くタレントが不足しており、次なる期待だったマンU所属のナニが故障で離脱してしまったことがさらに追い討ちをかけています。
コートジボワールはアフリカ勢の中では最も洗練されたチームで、アフリカサッカーではなくヨーロッパサッカーを展開するチームとして一目を置いています。
しかし、絶対的な軸であるドログバが骨折を負ってしまったことが何とも痛い。。
プロテクターを着けて強行出場してはいますが、フィジカルが武器のドログバが走れない、接触プレーを避けなければいけないというのは非常に惜しいです。
ここからは伏兵の国ですが、アメリカ、韓国、ウルグアイ、チリは地味ながらも力があり、うまくいけば上位進出を果たすんじゃないかと考えています。
アメリカは、ブラジル、スペイン、イタリアといった列強を相手に、コンフェデであわや優勝という快進撃を見せたのは、決して“まぐれ”ではないと思っています。
最大の敵イングランドと引き分け発進したことで、決勝トーナメントに向けても視界良好だと思います。
韓国はヨーロッパで活躍する個のタレントが増え、戦力が底上げされています。
パク・チソンはもとより、セルティックのMFキ・ソンヨン、ボルトンのMFイ・チョンヨン、モナコのFWパク・チュヨンらはいずれも若くして海外で活躍する才能です。
さらに初戦のゲームを見て、チャ・ドゥリもスゴイなと思いました。
ドイツ・フライブルクに所属する右サイドバックですが、スキンヘッドの黒人のような風貌だけでなく、動きも力強く何度もサイドを突破していて、まるで森本が右サイドバックをやっているようでした。
僕は真剣に、アルゼンチンを食うんじゃないかと思っています。
ウルグアイには、フォルランとスアレスの2大ストライカーがいます。
リーガで2度も得点王に輝いているフォルランは、既に世界に名の知れた点取り屋ですが、今年もヨーロッパリーグ決勝で2得点を叩き出し、アトレティコを優勝に導いています。
スアレスはアヤックスで今年35ゴール(!)を叩き出し、断トツの得点王に成長。
今最も旬なストライカーとして、ビッグクラブへの移籍を待っています。
元々守備が堅い上に、抜群の決定力を持つ2大エースを擁するウルグアイは、侮れない存在です。
余談ですが、今大会の得点王はフォルランかスアレスのどちらかが取るんじゃないかな?と密かに予想していました。
まあ、フォルランが2得点してしまった後に言っても、後出しジャンケンに見えてしまうんで説得力がないんですが、そんなこんなもあって開幕前にアップしたかったなあ・・・・と思っていた次第です。
後悔先に立たず、ですねw
同じ南米のチリは、選手の名前が1人も浮かばないほど地味なチーム。
しかし、アルゼンチンの名将ビエルサ監督が築き上げたチームは、よく組織された完成度の高い仕上がり。
特に群れのようになって全員で攻める波状攻撃は迫力があります。
アルゼンチン、ウルグアイ、パラグアイといった南米の強豪を押しのけ、ブラジルに次ぐ2位で予選を通過した実力はダテではありません。
もしこの監督が母国の指揮官だったら・・・・アルゼンチンを優勝候補に推しているでしょうねw
さて、一通り上位チームを見てきたところで、今度は予選グループの突破予想を見ていきたいと思います。
まあ、これは何度も言っている通り、あくまで“開幕前に予想した”ものなので、既に現実と違ってきてしまっている部分もあるんですが、そこはご容赦ください。
当たっているものもあれば、外れているものもあるということで。。
<グループA>
○ウルグアイ/メキシコ
×フランス/南アフリカ
開幕前はウルグアイが1位通過、南アフリカが2位通過、フランスはグループリーグ敗退と予想しました。
現実的には既に南アが脱落しかけているんですが、ウルグアイは順当に力を発揮しています。
これからの展開は、南アに代わってメキシコがフランスを食い、決勝T進出を果たすんじゃないかと思っています。
<グループB>
○韓国/アルゼンチン
×ナイジェリア/ギリシャ
アルゼンチンと韓国の予選通過は、開幕前の予想と変わっていません。
ただ韓国の初戦のデキを見ていると、今のアルゼンチンよりも完成されたサッカーをしていたので、アルゼンチンを食って1位通過するんじゃないかなと思います。
<グループC>
○イングランド/アメリカ
×スロベニア/アルジェリア
ここは順当にイングランドとアメリカかなと。
両雄が引き分けたので、あとは残りの2試合で確実に勝ち点を取れば問題ないと思います。
<グループD>
○ドイツ/セルビア
×ガーナ/オーストラリア
ドイツの4-0には驚きました。
セルビアの初戦黒星にも。
実力的にはセルビアが通過すると思ったんですが、どうやらガーナの結果次第となってきそうです。。
<グループE>
○オランダ/デンマーク
×日本/カメルーン
初戦に勝利した日本ですが、あれはカメルーンが悪すぎました。
チームがバラバラでベストメンバーも出場せず、頼みのエトーも本来の仕事ではなく司令塔役に徹していて怖さがありませんでした。
強引にでも自分で点を取りに来られた方が、日本としては脅威だったでしょうね。
勝つには勝ちましたが、そのカメルーンから1点しか取れなかったので、まだ地力に勝るデンマークの方が有利だと思います。
<グループF>
○イタリア/パラグアイ
×スロバキア/ニュージーランド
ここは無風区ですね。
アマチュア選手も混じっているという“最弱”ニュージーランドが興味深いです。
「目標は勝ち点1」(笑)と公言しているぐらいだったので、初戦で引き分けていきなり目標を達成した時に、まるで優勝したかのように喜んでいる姿が印象的でした。
当たって砕けろの精神で頑張ってほしいです。
<グループG>
○ブラジル/ポルトガル
×コートジボワール/北朝鮮
ドログバが骨折するまではブラジルとコートジボワールだったんですが、さすがに厳しそうです。。
無理してケガを悪化させてほしくないっていうのもあるんですが・・・・
初戦でも惜しいシュートがありましたが、クリスチアーノ・ロナウドのスーパーゴールがW杯の舞台でも飛び出すかに注目ですね。
テセにも活躍してほしいなあ~
<グループH>
○チリ/スペイン
×スイス/ホンジュラス
初戦を落としましたが、スペインには勝ち進んでもらわないと困りますね。。
チリはスイス以上に手強いと思うんで、そこが心配です。
ただ予選を突破できても、初戦を落としたことで1位通過が怪しい状況です。
もし2位通過になってしまうと、決勝T1回戦はグループGの1位と対戦することに・・・・
ブラジル×スペインは決勝までとっておきたかったんですが、いきなり当たる公算も高くなってきました。。
最後に優勝予想ですが、希望的観測としてはスペインに優勝してほしい!
長年強豪と呼ばれながらも結果を残せなかったスペインにようやく巡ってきたチャンスなので、是非ここらで優勝して欲しいと期待しているんですが・・・・
いきなりコケてしまったので心配です。。
オシムさんも、「身体と頭が疲れていて、攻撃のアイディアがなかった」と言っていたので、本調子ではないのかもしれませんね。。
もしスペインがダメなら、次に期待をかけているのはオランダです。
オランダもスペインと似たような境遇で、攻撃的なチームは毎回優勝候補止まりで結果を残せない、というレッテルを貼られてきました。
今回はスペインもオランダも、圧倒的な攻撃力をキープしたまま、ディフェンス面のバランスも取れた総合的なチームになっているので、従来の“攻めるだけで守りはない”という状態からは脱却していると考えています。
なので、勝って欲しいなあ~と思ってるんですけどねw
ただ・・・・本命はやっぱりブラジルかなと。
攻撃力とテクニックばかりが取り沙汰されてきた従来のブラジルとは一線を画す、守備力と堅実なチームプレー、身体のサイズとフィジカルの強さを備えたブラジルは“鬼に金棒”な気が。。
大量得点で派手に勝つことはないかもしれませんが、どこと当たっても負けないサッカーをしてきそうです。
なので、スペインかオランダに光が当たる大会になって欲しいなあと願う一方で、勝つのはやっぱりブラジルかなという感じで見ています。
別に優勝予想でも何でもなく、ただの個人的な希望を述べただけになってしまいましたねw
まあ、ワールドカップはお祭りですから。
楽しんで見るのが一番じゃないかなあ~と思いますね。
鮮烈な印象を残したチャバララの大会初ゴール
“脱・金髪”のトーレス
僕の一押し、マイコン
僕の得点王、フォルラン
スーパースターは輝くか?
勝ち点“1”に大喜びのニュージーランド
国家斉唱に涙するテセ
世界のHONDAへ飛躍
オシムさんが言っていた通り、コンディションの問題だったんでしょうね~
イニエスタも次戦ダメそうだし、セルヒオ・ラモスも脇腹押さえて上がれなくなってましたからねえ・・・・
アルゼンチンは初戦のデキ見たら全然だったんで、韓国の勝ちもあるなと思っていたんですが、見事に外れましたw
韓国戦はまるで別のチームでしたね~
イグアインはごっちゃんで、崩しはメッシとテベスでしたね。
アレやられたら強いなあ~
ブログありがとうございまーす。
僕も本田1トップはないだろう~と思っていて、別に1点取ったからいいとも思いません。
やっぱり1人でもディフェンダーを背負えて、前へ向かせたら怖い森本を置いてほしい。
それで本田にはトップ下からミドルを狙ってほしいと思っていたんですが・・・・やっぱり守備の枚数を1枚増やそうとしたら、どっか削らざるをえなくなりますね。。
オランダ戦は・・・・まあ、いろんな意味で楽しみですね。
デンマークが2失点なので、せめて0-2で食い止めなければいけませんね。
失点を最小限にとどめることで、最後の直接対決で得失点差で泣くことがないようにしてほしいなと思います。
レイカーズ連覇しましたねー。テキストのみでも結構緊迫のゲームっぽかったです。
BSが入らないのが残念すぎました…。
スペインは初戦見る限り、コンディション悪すぎでしたね。
トーレス君、イニエスタ様はもちろん、出てなかったファブレガス君も「違い」を作れる存在なので、シャビが封じられた時のオプションとして彼らを使いたい所ですが、怪我明けだからなのかどうなのか、ちょっとひどかった…。(特にトーレス君)
まあ、他にもいい選手いっぱいいるので、デル・ボスケがどんな采配するかが鍵だと思います。
ブラジル・ドイツは前評判低い時に、しれーっと決勝まで行っちゃうイメージがありますw
フランス・イタリアは今回しんどいでしょうねぇ。
僕の本命はアルゼンチンなんですけど、初戦はちょっと「あら?」って感じだったんですが、昨日の韓国戦はさすがでしたね。特にメッシ・テベスは点こそ取ってませんが、前向かせたら怖すぎでした。
韓国がガチで戦ったこともあるんでしょうけど、あそこまで個にやられてしまうと、アジアレベルではどうしようも無いのかなと…。
そう考えると、日本はオランダにチンチンにされますねw
サッカーに関しては僕もたまーにブログ書いてるので、ヒマなときに見てください。
http://aki-blog-rh.jugem.jp/
了解です~
本当は万全の状態でブラジルやポルトガルと戦うのが見たかったんですが・・・・
ドログバが出ているのも見ると、ケガが悪化しないかヒヤヒヤしてしまいます。。
スイスはまさかの勝利でしたねえ~
まあ、それが一発勝負の怖さでもあるし、徹底マークされるであろうスペインの運命なんでしょうけどね。
コメントありがとうございます。
やっぱりプレーオフはもつれてくれないとおもしろくないですね!
最終戦までいくファイナルも最近なかったような。。
ドイツに賭けるなんてスゴイ!
最初は笑われたかもしれませんが、ちょっと周りが焦りだしてるかもしれませんよww
役割を果たしていませんねw
勝ちは勝ちですからね。
カメルーンは監督と主力が衝突しているらしく、経験のない若手を起用してチームの一体感がまるでなかったですね。
エトーが自分で打つシーンがほとんどなかったのも、守ったというより本当に勝つ気があったのかな?と感じてしまうほどでした。
今の日本代表で世界に通用するFWは森本しかいないと思うので、是非先発起用してほしいんですが、使ってくれないですねえ~
ホントは1TOPにするなら本田より森本の方がいいと思いますけどね。
で、本田はTOP下でちょっと下がり目の方が、得意のミドルとか縦へのドリブルが生きると思うんですが。。
今回のブラジルは今までと違って“手堅い”という印象があるので、逆に強さを感じてしまいます。
これまではうまくても穴がある大味なチームが多かったのに、今回は真逆ですからねえ~
黄色いユニフォームを着た別の国みたいですw
スペインやオランダは、半ば願望ですね。
優勝していない国にもその順番が巡っていって欲しいなあ~という。
今回は絶好のチャンスですからね。
ホント、せめてどちらかが決勝まで行ってくれたらなと思っています。
見た中では一番迫力があった!
ドログバ奇跡の復活を!!!
スペインに勝ったスイスもいいな~
いつも楽しくNBA記事を読ませてもらっています。
個人的にはファイナルが第7戦までもつれて非常にありがたいです笑
サッカーは全くの無知ですが友達との賭けでドイツの優勝に賭けました!笑
オーストラリア戦の圧勝を見て勝手に期待しております!
カメルーンが悪かったとはいえ、ワールドカップでは結果が全てなので勝ってくれて本当に良かったです。
守備をしっかりとすればマグレでも勝つチャンスがあることをスイスが教えてくれたので、また番狂わせを期待したいです。
個人的には森本のゴールが見たい。
優勝候補最右翼はやはりブラジルですね。
組織力が備わったブラジルは反則レベルの強さだと思います。
スペインやオランダは過去の結果から何となくですけど優勝するイメージがわかないんですよね。
どちらも魅力的な攻撃サッカーなので勝ちぬいてほしいですけど、残念なことにどのスポーツでも守りがしっかりしてるチームが安定感があって強いんですよね。
でもオランダかスペインのせめてどちらかは決勝までは進んでほしいなあ。