推理小説と普遍性

ブックオフで１０５円で買った森村誠一・・・あまり読んだことがなかったけれど今回３～４冊まとめ買い・・・１冊目は最後の場面が気に入らないけれど何とか読破、今読んでいるのは刊行当時は最先端技術をネタに取り入れたのだろうけれどスマホ全盛の今・・・あまりに陳腐で読むのが辛い・・・まだ２割ほどを読んだだけなのだけれど・・・

ショートショートの第一人者星新一は時代が移っても陳腐さを感じさせないように流行の風俗を取り入れずに書くことを信条にしているというのを３０年以上前に読んだ記憶があるけれど、確かに今読んでも古さは感じない・・・時代に乗って作品をどんどん発表するには風俗を取り入れる必然性もあるだろうけれど、森村誠一程のビッグネームでも技術進歩に伴う陳腐化には勝てない・・・大変な世界ですね。

今日もテレビ桟敷で水泳観戦・・・一日中肌寒かったけれど明日はお花見日和になって欲しいです。