ちょっとした絵(?)日記

思うところをつらつら書き並べているだけです。深い意味のない場合が多いですかね?

景気指数3カ月連続上昇=消費好調-11月

2014-01-10 19:53:16 | 景気動向

 内閣府が10日発表した11月の景気動向指数(2010年=100)速報値は、景気の現状を示す一致指数が前月比0.1ポイント上昇の110.5と、3カ月連続で改善した。有効求人倍率が約6年ぶりに1倍台を回復したほか、来春の消費税増税を控えた駆け込みで自動車や家電の出荷・販売など消費関連指標が好調だった。
 一致指数は、リーマン・ショック前の08年7月(110.7)以来5年4カ月ぶりの高水準になった。ただ、基調判断は7月以来の「改善を示している」に据え置かれた。

http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_date1&k=2014011000686

引用 時事通信 2014/1/10

リーマンショック前の水準に戻ってきたわけですが、この数年間で世界の経済環境は大きく変化しています。

これはよく感じることなのですが、「うちは景気の良さが実感できない。」と言われる企業というのは少なくはありません。
ただ、その企業はこの数年間の環境の変化に対して何をしていたのか?ということ。つまり、5年、10年と毎日、毎日、同じことだけを繰り返してきてはいないか・・・自問自答するべきであると考えます。

原材料は上がるし、納入価格の低減を求められるし・・・という愚痴で終始してしまうとそこまでです。

面白いもので、そう述べる企業の売上のほぼ8割が取引先企業の2割程度で賄われているということ。つまり、完全な元受企業依存体質なわけです。

そして、もう一つ。売上を金額だけで考えて、掛かる費用というものの中で何が自分たちの経営を圧迫しているのか?ということを考えてはいません。
経営が傾くというのは、大抵の場合は”資金繰りの悪化”に端を発します。その資金繰りを圧迫している要因は何か?支払うべき資金がないのではありません。毎月定額の支払い額・・・”固定費”が多すぎるのです。

その”固定費”を削減する方法は各社各様です。それも一律に人件費だけに目を向けたのが2000年以降の日本企業なわけで・・・。
自社の生き残る環境というものは、それぞれであるということを認識せねば、大企業だろうと中小企業だろうと駄目なわけです。



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