映画のせかい

私が最近見た映画 ※ネタバレあり

三大怪獣 地球最大の決戦 (ゴジラ5)#119

2004-12-06 | ゴジラ
1964年 日本 93分 シリーズ5作目

冬なのに真夏日が続く異常気象のなか、金星から現れた王女が各地で地球の危機を予言する。予言通り阿蘇からはラドンが復活、船はゴジラに襲われる。ラドンが阿蘇から復活というのは、実はラドンは1956年に単独で映画「空の大怪獣 ラドン」に主演してるんだけど、8年ぶりに復活したというわけである。

そして黒部ダムに落ちてきた隕石から金星を滅ぼした宇宙怪獣キングギドラが初登場する。ラドン、モスラと共に地球を守るためにキングギドラと戦うゴジラ。この作品からリンピオ(正規軍)としての活躍が始まるのであるが、実はここに隠れたエピソードがあった。
戦おうとするのは実はモスラ一人(ヒトリと数えていいのかな?)ゴジラとラドンは人間は我々をいじめてばかりじゃないか、と言うのだ。うーむ、正論かもしれない^^;
しかもこの話、怪獣語で話しているので理解不能なのだが、ザ・ピーナッツにより通訳されている。「そうだそうだとラドンが言っています。」なんて逐一訳してくれるんですねー。笑えます。というわけで、モスラの必死の説得により、ゴジラは正義怪獣への道を歩んでいくことになった。

さてゴジラの敵、という点ではキングギドラは迫力満点!その後も何度も戦うことになるが、三つ首の黄金竜、しかも宇宙からやってくる、頭部からは引力光線を発射というキャラクターはインパクト大で今後もシリーズを牽引していく。誕生時のアニメーションも良かった。
で、一番活躍したのは成虫になる前のモスラ。前作「モスラ対ゴジラ」で成虫はゴジラに倒され、幼虫が反撃したため、幼虫のまま戦っている。


TVの「あの方はどうしているのでしょう?」の司会をしてたのは青空千夜一夜、子どものモスラに会いたいという爆弾要求?にしっかり小美人を準備している周到ぶりを見せた。
また、みんなが円盤を信じていれば円盤は来る!という円盤オタク?の人たちも出てくる。

○三大怪獣VSキングギドラ× 決まり手(繭で固めて岩投げつけられ逃亡)

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