あなたを思い出す。

４月はあなたの誕生月。もうすぐ誕生日だね。
去年は職場の人たちにサプライズで誕生日を祝ってもらったよね？
今年は妹も一緒で良かったね！


メールで知り合った人がいました。簡単な自己紹介にも関わらず、なぜか泣けてきた。

「助けなきゃ！」彼のことは何も知らないのに、なぜか頭の中でそう思った。

何十通ものメールの末、彼が心を開きだした。
「両親が小さい頃亡くなり、年の離れた妹の面倒と親の残した借金を返すのに必死だった。誰も頼れずにて、つらい気持ちを誰にも言えなくて．．．。誰かに話を聞いてもらうって、大きなことだね。ありがとう！」と。
それからは、仕事の悩みや妹のことなど色々と話をした。


そのうち、彼の妹ともメールをするようになり、思春期を迎える彼女はお兄ちゃんに言えないことなどを相談してきた。
「愛と恋の違いは何？好きな人がいるけれど、その気持ちは愛なのかな？恋なのかな？」
など、様々に。


メールばかりの私に旦那は浮気かと勘違いして問い詰めてきたので、嘘なく素直に話した。
「支えてあげたい子達がいるの。」
だけど、旦那は認めてはくれなっかった。
不妊治療中、私が「もしも子供が出来なかったら、施設から引き取って里親になってもいい？」と聞いたら彼は無理だと言った。
家族を大切に思う彼が血の繋がらない子を受け入れられない事はわっかていた。


私はただ親がいないことで卑屈になってほしくなかった。
周りの人に心を開くことを怖がらないでほしかった。
自分が変われば周りが変わることを知ってほしかった。
ちゃんと、あなたのことを大切に思ってくれている人達がいることを知ってほしかった。
つらい経験があなたの優しい心になっていることに気づいてほしかった。


人の人生に関わることは本当に難しい。
中途半端に関わった事で傷つけたかもしれない。
だけど．．．本当に大切に思っていたし、今も２人が幸せであることを願っている。



お誕生日おめでとう！
あなたにっとって、この１年が素敵な１年になりますように。。。