甘かった。

４月から始めた仕事は、自分のやりたい仕事ではなく、

家から近いとか、先輩の紹介とか、朝に子供たちを送り出せるとか、

そんな条件で選んでしまった。






『地味だけど簡単にクリアしてきますよね。』

上司の言葉。

どんどん仕事量は増え、結果を求められる。






が、しかし！

甘かった。

甘かったんです。

自分が今までやってきた事とは全く違う畑に飛び込む事が、

こんなにしんどいとは！





仕事帰りのロッカールーム。

課は違うけどお昼休みに少しだけ話す先輩に

思わず弱音を吐いてしまった。

そしたら、先輩に『せっかく出来た妹を辞めさせへんで！』と。






頑張っているのはみんな同じ。

しんどいのもみんな同じ。

弱音を吐いても軽く流されたり、みんな同じなのに！と嫌悪される可能性もある中、

いつも口数の少ない先輩からの一言に驚いた。






その日の夜。

先輩からメールが届く。

励ましのメールだった。

人見知りで口数の少ない先輩が一生懸命考えてくれたであろう長文のメール。

...........泣けた。







先輩の言う『ここは良い人がいっぱいいるから。』は本当。

疲れた顔をしてたら、みんな大阪のオバチャンらしく笑わせてくれたり、飴をくれたり、

この前まで新人さんに自分がしてきたように、

みんなが励ましてくれたり、サポートしてくれる。





もうすぐ半年。

いつか自分に余裕は生まれるのだろうか？

本当に畑違いの場所で一人前になれるのだろうか？





前の仕事には慣れてしまい退屈してた。

ずっと、

『もっとガムシャラにならなくていいの？』

『このままでいいの？』って自問してた。

今は、もう必死！

毎日が必死！

本当に時間は『光陰矢のごとし。』





気持ちは不安だらけ。

だけど、

いつも私の弱音に励ましをくれる先輩や同僚、人生の先輩メル友さんに感謝です。


多分、

慣れるまでの今が一番しんどい時。

とりあえず今は頑張る！

どこまで出来るかわからないけど、頑張ってみる！