癒しの時間始めました!

あなたは何に癒されますか?
日々思う事を素直に。

コトバとコトバ。

2013年10月08日 | 日記
子供の中学校での携帯所有率は90%以上。

下の子の小学校でも年々、持っている子は増え続けている。



当然の事ながら、トラブルはたくさん起きているようだ。

「ようだ」..........これは我が子には持たしていないので、

トラブルに巻き込まれる事はほとんどないが話は耳に入ってくる。

Line外し.......数名で作られたグループから追放。

ツイッターやLine上での名指しでの悪口。

Lineでの無視。



周りには携帯依存になってしまってる子もたくさんいる。

小学校であったトラブルは『3分ルール』。

女の子の間であった事だが、

3分以内に返信しなければ仲間外れにされるとか。

外される恐怖心で携帯を手放せなくなった。




我が子は持っていないので、そんなトラブルの話を「くだらない」と言うが、

それは「今」だけの話。

いずれ持つ事になれば、避けては通れない事がたくさん出てくる。




メールが主になり出した頃、戸惑う事は多かった。

当然の事ながら相手の表情も声のトーンもない。

今まで電話でして来た事で大切だと思う、御礼も謝罪もメールで済ます事柄に「それでいいの?」とか。

電話なら時間帯によっては遅いので次の日にする事をメールでは夜中に送られて来たり。

(笑)← これが文章の内容によってはバカにされているように思えてしまったり。

どんなテンションでのメールかわからないので返し方に悩んだり、

顔しか知らない人からのメール、知人が勝手にメアドを教えてしまった事も。





ブログを始めた頃も活字の使い方や表現の限界、伝える事の限界なんかを感じたけれど、

メールでもそれは同じなんだと思う。

毎日、何らかの形でメールはしているが、自分でも上手く伝えることは出来ていないと思ってる。

自分のボキャブラリーの少なさに、でもなんとか答えようと必死で自分の中にある言葉を探す事もある。

活字は相手の受け取り方次第でどのようにも変化するもので、

良い言葉も時には悪く取られることもある。

いい大人になった今でも、メール1通の返信に何時間も悩み続ける時がある。

それでも、きっと上手くは書ける日なんて来ないだろう。




大人でもメールやLineが引き起こすトラブルに四苦八苦しているのに、

感情をストレートに活字にする子供ならトラブルも当然だと思う。

実際にそれが原因での殺人事件まで起こっているくらいだから。

顔を見ての会話なら誤解も謝罪もその場で和解へと持ち込めるけれど、

メールなどでは相手の表情や気持ちが見えないまま、

返答をもらえずに気分を害させたフォローも出来ずに、

もしかしたら発した側は害した事すらわからないまま関係を切られる事もある。



「コトバは難しいんだよ。」



そう子供にも言い、自分でも再認識する。

切り離せないツールのメリット、デメリットを。

思った事を言い放つのは簡単だけど、

その先にいる人の事を考える必要があるんだよね。




コトバは甘くも辛くも痛くもツラくも楽しくも出来る。

コトバで死に追いやる事も世界一幸せだと思わせる事だって出来ると思う。




言の葉は、使い方次第で素敵にも残酷にもなる。