癒しの時間始めました!

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日々思う事を素直に。

コーチング。

2013年03月21日 | 日記
上の子の同級生が帰って来ない、とその子のお母さんから連絡があった。


何日か前から『家には帰りたくない。』と友達にはもらしていたよう。

結局、上着も着ずにフラフラと歩くその子は明け方に保護された。

その後にその子のお母さんと話た。

成績が下がった事で、夫婦で追い込んでしまった、と。

息抜きのゲームやテレビすら取り上げてしまった、と。

家出する間際にはその子が笑わなくなっていた事にも気付かなかったらしく。

泣きながら『私が追い詰めたんだ』と。

そして、

『私の見栄の為に息子に求めて追い込んだかもしれない。』って。



前にそのお母さんと子供の塾や勉強の話をした時にも子供は大変そうだとは思った。

だけど、そこのお家の考えがあるので口出しはしない。

ただ、『子供は親の期待に応えようと必死なんだよ。』とは言ったけど、

『そんなん、まだまだ足らんわ!』で終わった。


でも勉強は本人の為のものでは?

両親ともから追い詰められたら子供はどこへ行けばいい?

息抜きを取り上げて、外出禁止にされた子が、

勉強を頑張れるとは思えない。

そこに自分なりの目標や求めるものがあればいいが。

頭ごなしで押さえつけるのは簡単だけど、

いつか不満が爆発するのは目に見えている。



昔、子育てが全くわからなくて右往左往してた時、

本屋で子供を導くコーチングの本をみつけた。

もちろん万人に効く訳じゃないから購入はしなかったけど、

その『コーチング』と言う発想に共感出来た。

自分自身、頭ごなしで育てられた経験上、どれだけ良いことを言われても、耳には入りにくかったのを覚えている。

なら、

同じ動かすなら、気持ち良く動く方が良い。

我が子と言えど1人の人間で支配下に居るとは言え、感情や意思をもつ自分とは異なる人間なのだ。

私は支配ではなく、共存しようと考えた。

だから頭ごなしは無い代わりに『~した方が良くない?』と提案的なので、自発的に動かなければ自分が困る事になる。

コーチングなので、結果的にいくつかの提案はするがどれも同じ答えにたどり着くようにしたりも(笑)

子育てに答えがないので、これが正解かどうかはわからないし、

上手い導きが出来ているかどうかも怪しいが、自分で考え自分で動けるようになればと思う。



今回の事で、そのお母さんは子供との向き合い方を考えさせられる事になった。

鬱になりかけた我が子に気付いた事は大きかったと思う。



他にも勉強でうるさく言われるからと『うちに帰りたくない』と言う子を知っている。

追い込んだり、追い詰めたり。

精神を壊させての成功なんてあるのか?

もっと本人を壊さずに目的地にたどり着ける方法が必ずあると思う。

なんて、偉そうに言う私も日々悩みながらコーチング中。