この本に登場する、日本理化学工業は、
知的障害を持つ私の弟が勤める会社でもあります。
いまから十数年前の、弟の就職のとき、
実に多くの方が親身に相談にのってくださいました。
そして、両親をはじめ関係者が、
最終的に「ここしかない」と確信したのがこの会社です。
そして、ラッキーなことに、雇っていただくことが出来、
家族一同心から感謝しています。
お陰様で弟は
「自分は仕事を持ち、立派に社会に出てやっていけているんだ」
という誇りを持って、
彼なりにたくましく明るく人生を謳歌しています。
「働くということは、こんなにも人間に生きる力を与えるのか!」
ということを、日本理化さんと弟は、
私に教えてくれました。
さて、私は、日本理化学工業が、障害者雇用に関して、
日本の最先端をいく企業であることは存じ上げていました。
そして、その後、「ダストレスチョーク」など、
環境に配慮した、アイデア商品を、
世に送り出していることを知りました。
そしてその製品が、自社のイベントに展示されていて、
びっくりしました。
その製品を拝見し、日本理化の創意工夫の精神に
敬意を払ったのは、ごく最近のことです。
さて、いま、この本を読んで、涙を流す方が多いと聞きます。
それを聞いて
「日本人の価値観は変わりつつあるのかもしれないなあ」
と思いました。
以前「ナンバーワンよりオンリーワンの時代だ」
というお話をしましたが、
その言葉は、この本の中に出てきた言葉です。
きれいごとだけでは経営が成り立たないことは、百も承知です。
でも、ここに出てるような会社がきちんと儲かって、
しっかり生き残っている客観的事実を、
私たちは真摯に受け止めるべきではないかと思います。
人を出し抜いたり、相手を倒して勝つ時代、
ナンバーワンになろうとする時代は、
もう、終わったと思います。
弱肉強食ではなく、共存共栄、
ナンバーワンではなく、オンリーワンを目指すのが、
「結果として」
淘汰されずに生き残るべき道ではないでしょうか?
「尊敬できない会社」「応援できない会社」
の商品を人は決して買いません。
従業員は、「人として」尊敬できない経営者のもとでは
いいパフォーマンスを出しません。
「世の中のため、みなさんのため」という気持ち、
「真面目にやることをやる」という気持ち、
「経営者と従業員が幸せを考えあえる関係」
のもと生まれる「闊達さ」、そこから生まれる「創意工夫」。
そうしたDNAを持った会社が、愛され、応援され、
そして長く支持され、商品を買ってもらえるのだと思います。
そんな事実を、実にシンプルに教えてくれるのが
この本だです。
普通の会社では「きれいごとを言うな」
で片付けられてしまうかもしれません。
そして実行することは難しいと思います。
でもこんな時代だからこそ、
この本を読んで欲しいなと思います。
知的障害を持つ私の弟が勤める会社でもあります。
いまから十数年前の、弟の就職のとき、
実に多くの方が親身に相談にのってくださいました。
そして、両親をはじめ関係者が、
最終的に「ここしかない」と確信したのがこの会社です。
そして、ラッキーなことに、雇っていただくことが出来、
家族一同心から感謝しています。
お陰様で弟は
「自分は仕事を持ち、立派に社会に出てやっていけているんだ」
という誇りを持って、
彼なりにたくましく明るく人生を謳歌しています。
「働くということは、こんなにも人間に生きる力を与えるのか!」
ということを、日本理化さんと弟は、
私に教えてくれました。
さて、私は、日本理化学工業が、障害者雇用に関して、
日本の最先端をいく企業であることは存じ上げていました。
そして、その後、「ダストレスチョーク」など、
環境に配慮した、アイデア商品を、
世に送り出していることを知りました。
そしてその製品が、自社のイベントに展示されていて、
びっくりしました。
その製品を拝見し、日本理化の創意工夫の精神に
敬意を払ったのは、ごく最近のことです。
さて、いま、この本を読んで、涙を流す方が多いと聞きます。
それを聞いて
「日本人の価値観は変わりつつあるのかもしれないなあ」
と思いました。
以前「ナンバーワンよりオンリーワンの時代だ」
というお話をしましたが、
その言葉は、この本の中に出てきた言葉です。
きれいごとだけでは経営が成り立たないことは、百も承知です。
でも、ここに出てるような会社がきちんと儲かって、
しっかり生き残っている客観的事実を、
私たちは真摯に受け止めるべきではないかと思います。
人を出し抜いたり、相手を倒して勝つ時代、
ナンバーワンになろうとする時代は、
もう、終わったと思います。
弱肉強食ではなく、共存共栄、
ナンバーワンではなく、オンリーワンを目指すのが、
「結果として」
淘汰されずに生き残るべき道ではないでしょうか?
「尊敬できない会社」「応援できない会社」
の商品を人は決して買いません。
従業員は、「人として」尊敬できない経営者のもとでは
いいパフォーマンスを出しません。
「世の中のため、みなさんのため」という気持ち、
「真面目にやることをやる」という気持ち、
「経営者と従業員が幸せを考えあえる関係」
のもと生まれる「闊達さ」、そこから生まれる「創意工夫」。
そうしたDNAを持った会社が、愛され、応援され、
そして長く支持され、商品を買ってもらえるのだと思います。
そんな事実を、実にシンプルに教えてくれるのが
この本だです。
普通の会社では「きれいごとを言うな」
で片付けられてしまうかもしれません。
そして実行することは難しいと思います。
でもこんな時代だからこそ、
この本を読んで欲しいなと思います。
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このたびは『日本でいちばん大切にしたい会社』をご紹介頂き、どうもありがとうございました。
こちらのブログを『日本で一番大切にしたい会社』公式ブログにて紹介させて頂きましたので、よろしければご覧下さい。
http://blog.canpan.info/nihon/archive/9
また、日本理化学工業のエピソードと、著者の坂本先生からのご挨拶が入った動画を作りましたので、是非ご覧下さい。
【特集ページURL】
http://www.sinkan.jp/special/care_in_jp/index.html
【YouTube動画URL】
http://jp.youtube.com/watch?v=mvA0n1fctyA
(↑ブログにもお貼りいただけます)
もしお気に召しましたら、ブログにてご紹介頂ければ嬉しいです。
今後とも、どうぞよろしくお願い致します。