建築弁護士の豆蔵です。
所用で通りかかり、乃木坂・ギャラリー間の「堀部安嗣(ほりべやすし)展」を拝見してきました。
高知の「竹林寺納骨堂」で、昨年の建築学会賞を受賞された建築家です。
堀部安嗣建築設計事務所
時間を気にしながら、30分のドキュメンタリー映像も含めて、見入ってしまいました。
どの家も、特別な姿・形をしている訳ではないのですが、
写真や映像を見る限り、周囲の環境としっくり馴染んで、すごく心地良いもののように思えます。
堀部氏は豆蔵と同世代ですので、同じ時代の空気の中で学校を出て、建築の道に進んでいるはずです。
若くして独立されていますが、費用度外視で現場に通い詰める若者の生活を、想像してしまいました。
建築家とは何か、他の人とは何が違うのか、ということをよく考えるのですが、
美しく、かつ機能的であることに、執着し、諦めない、ということなのかな、と思います。
一つの道を究めたプロには、潔い美しさがありますね。
豆蔵は、二つの道を右往左往していますが、それはそれで頑張ります。