ヒトリシズカ特論 その2

日本の四季の移り変わりなどを、身近な場所に行って、その場での観察などによって、ご紹介しています。

昨年の5月連休に、長野県安曇野市にある長野県烏川渓谷緑地公園で、オオルリを観察しました

2020-05-09 12:00:05 | 旅行

 ここ10年間ほど、毎年5月連休には、長野県安曇野市にある長野県烏川渓谷緑地公園に行って、オオルリなどを観察してきました。

 当然、今年2020年5月は行くことができませんでした。

 以下は2019年5月2日に、弊ブログ「ヒトリシズカ特論」に掲載したものの再掲載です。少しだけ改稿しています。

 長野県安曇野市堀金烏川にある長野県烏川渓谷緑地公園で、夏鳥のオオルリを観察した際に、キビタキも見かけました。

 烏川(からすがわ)渓谷にある長野県烏川渓谷緑地公園は、夏鳥の観察地です。今回、訪れた時には、残念ながら小雨模様のどんよりとした天気でした。

 烏川渓谷緑地公園では、夏鳥のオオルリを何回か観察しました。

 ある程度の数のオオルリが滞在している様子です。

 夏鳥のオオルリは、日本にやって来た時には、まず平野部で少し休み、この烏川渓谷緑地公園のような標高700メートルぐらいの場所で、少し休憩します。

 そして、この中間地点から、さらに標高が高い山麓に行って夏を過ごすようです。この烏川渓谷緑地公園には数週間、滞在するといわれています。

 その一休み中のオオルリです。

 この側の木の枝には、別のオオルリも留まっています。

 今回は夏鳥のキビタキにも出会いました。渓流沿いのヤブの中に出てきました。

 このキビタキはすぐに消えてしまい、もう出て来ませんでした。

 烏川渓谷緑地公園に流れ込む支流の渓流に、カワガラスが登場しました。

 カワガラスは支流の渓流に飛び込んで、エサを探しています。

 烏川渓谷緑地公園内では、ヤマブキの花があちこちで咲いてます。

 渓流沿いでは、ゼンマイのような山野草も生えています。

 烏川渓谷緑地公園の木々は新緑になり、その葉は緑を濃くして行きます。

 今年は、新型コロナウイルス騒ぎによって、オオルリに出会うことができませんでした。


埼玉県大里郡寄居町金尾の金尾山つつじ公園では、朱色のツツジの花が咲き始めています

2020-05-09 00:00:05 | 季節の移ろい

 埼玉県大里郡寄居町金尾の山の中にある金尾山つつじ公園では、朱色のツツジの花が咲き始めていました。

 荒川の上流部分の長瀞町の下流側では荒川が大きく弧を描くように曲がる部分の山麓部分に、ツツジが1万株育っている金尾山つつじ公園があります。

 この金尾山つつじ公園では、5月連休ごろにツツジが咲き始めるのですが、現在の新型コロナウイルス対策による外出自粛要請を反映して閉園していました。

 例年ですと、5月の連休には多くの方が満開のツツジを見に来ますが、今年は閉園していて駐車場には1台も車が留まっていません。誰もいません。

 ある用事で、ここで留まった時に、閉園している金尾山つつじ公園の入り口部分を散策してみました。

 小高い丘のスギ林の奥に、ツツジが多数植えられていて、朱色の花を咲かせ始めています。

 若草色に染まった山麓の中で、朱色のツツジが花を咲かせ始めています。

 いつもの年は、多くの方がツツジ鑑賞に入場していますが、今回はだれもいません。静けさを感じる山麓です。

 1株だけ、白い花を咲かせているツツジ系がありました。このツツジは、ゴヨウツツジです。

 ゴヨウツツジは、那須高原などの山麓で咲くツツジだそうです。

 本当は、森の中に野鳥がいれば、これを撮影したいと考えましたが、ウグイスの鳴き声が聞こえるだけで、野鳥はいい場所には出てきませんでした。