ヒトリシズカ特論 その2

日本の四季の移り変わりなどを、身近な場所に行って、その場での観察などによって、ご紹介しています。

埼玉県深谷市のふかや緑の王国という植物園では、ヤマブキソウの花も咲いています

2020-05-04 00:00:05 | 季節の移ろい

 埼玉県深谷市櫛引にあるふかや緑の王国という植物園では、山野草のヤマブキソウの花も咲いていました。

 ふかや緑の王国という植物園は、深谷市の市民ボランティアなどが管理・運営する公園・植物園のようです。

 そのふかや緑の王国の園内では、5月に入ってハナミズキの花がよく咲いています。華やかです。

 園内にある山野草のゾーンでは、多彩な花が咲いています。

 今回、ヤマブキソウの花が咲いていることに気が付きました。

 ヤマブキに似ているために、意外と山野草のヤマブキソウの花が咲いていても気が付かないことが多いものです。

 長野県北佐久郡立科町山麓の一部で、ヤマブキソウの花が今ごろに咲きますが、ここになかなかいいタイミングに行くことが難しいものです。

 この白い小さな山野草の花は、ニリンソウの花が一つ咲いているもののようです(正確には不明です)。

 園内の一部で、サクラの若木を育てている場所がありました。どの木も背丈が3メートル以下の若木です。

 その1本は、木に「松月」(ショウゲツ)という札がついています。

 この若木には「普賢象」(フゲンゾウ)という名札がついています。ヤエザクラの代表的な品種です。

 そして、若木には「須磨普賢象」(スマフゲンゾウ)という名札がついています。フゲンゾウの改良種のようです。花が一層、白い感じです。

 数年後には、いいヤエザクラの木に成長していることと思います。

 園内にある木々の枝先に出てきたホオジロです。

 花が華やかにあちこちで咲いているふかや緑の王国の園内では、野鳥が飛んでいます。