ヒトリシズカ特論 その2

日本の四季の移り変わりなどを、身近な場所に行って、その場での観察などによって、ご紹介しています。

埼玉県所沢市中富にある真言宗豊山派の多聞院では、ハンカチの木の花を見つけました

2020-05-07 00:00:05 | 季節の移ろい

 埼玉県所沢市中富にある真言宗豊山派の多聞院の境内に、山野草などの花をまた見に行った話の続きです。

 今回は、所沢市郊外にあるいわゆる“花の寺”の多聞院(たもんいん)の境内のやや森陰で、ハンカチの木の花を見た話です。

 この多聞院(たもんいん)の正式名称は、宝塔山吉祥寺多門院という真言宗豊山派のお寺です。

 その毘沙門堂です。

 今回は境内の奥の方で、木の形を整えている途中のホウの木を見つけました。

 そのホウの花の蕾です。

 境内の中では、カエデ(モミジ)の花が咲いていました。

 今回は、境内の森陰部分で、ハンカチの木の花を見つけました。

 この花は、残念ながら森影部分で太陽光があまり当たっていません。この花に見えるものは正確には、葉が変形した”包”と呼ばれるものです。

 このハンカチの木は、ミズキ科(分類体系よっては異なる)の落葉高木で、中国四川省・雲南省付近が原産の木だそうです。

 例年の今ごろは初夏の季節に、太陽光がよく当たっているハンカチの木の花を、さいたま市見沼区の公園内で観察していました。

 境内のクマガイソウの花が咲いている森影部分では、アマドコロの花も咲いていました。

 境内の中では、ツツジの花もよく咲いています。

 多聞院の境内では、5月上旬になって新緑が深まっていました。