ヒトリシズカ特論 その2

日本の四季の移り変わりなどを、身近な場所に行って、その場での観察などによって、ご紹介しています。

前橋市嶺町にある広大な自然公園の峯公園では、ウメの花が満開です。

2020-02-26 00:00:05 | 旅行

 前橋市嶺町にある広大な自然公園の峯公園では、ウメの花が満開です。

 この峯公園は、赤城山の南斜面に設けられた自然豊かな公園です。

 下側半分は墓地になっています。上側半分の公園部分には、いくつか沢があり、その中の一番大きい沢にはミズバショウが群生しています。

 この上側半分の公園部分の一番下側に、梅園があり、濃い桃色のウメの花などが満開です。

 適度な大きさ(高さ)のウメの木が10数本並んでいます。

 峯公園では、まさにウメの花が満開で、ウメの花の香りが辺りに漂っています。

  なぜか、このウメの花にはメジロが蜜を吸いに来ていませんでした。

 この梅園は、子供向けの遊具のある公園の下側なので、土曜日や日曜日には子供ずれの家族で賑わうようです。家族向けの公園部分です。

 赤城山の南斜面に設けられた峯公園には、尾根沿いにはカタクリ園やクリスマスローズ園が点在しています。

 そのクリスマスローズ園では、当たり前ですがクリスマスローズの花が咲いています。

 峯公園の尾根沿いでは、ジョウビタキを見かけました。

 最後に、大胆な印象論でいうと、群馬県の安中市から富岡市、前橋市、高崎市辺りは、ウメの花が満開で見ごろを迎えています。

 群馬県から南下し埼玉県に入ると、満開のウメの花と同時に、カワヅザクラ(河津桜)やカンザクラ(寒桜、大寒桜など)のサクラの木が花を咲かせ始めています。

 埼玉県南部から東京都内では、オカメ(おかめ)という濃い桃色の早咲きのサクラの木が花を咲かせ始めています。

 例年ですと3月末には、ソメイヨシノ(染井吉野)の開花は東京都内から始まり、埼玉県を北上し、10日ほどかかって群馬県南部にたどり着きます。

 群馬県南部から長野県佐久市までは、3週間から4週間かかって桜前線は到着します。