埼玉県川越市郊外にある伊佐沼に約2カ月ぶりに行って、浅瀬に来ている野鳥を観察した話の続きです。
イカルチドリなどに加えて、ハマシギも5、6羽来て、浅瀬を歩き回っていました。
川越市郊外にある伊佐沼(いさぬま)は、周囲の田んぼなどの農業用地に農業用水を供給する大きな池です。冬の農閑期なので、農業用水の蓄えを減らしているため、浅瀬が広がっています。
南北方向に細長い伊佐沼の北側にある蓮田周辺に広がっている浅瀬などを観察しました。
この浅瀬には、イカルチドリがエサを探すために歩き回っています。その近くには、ハマシギも5、6羽来ていました。
浅瀬の土にくちばしを入れて、エサを熱心に探し続けています。
ハマシギは身体の大きさが約20センチメートル強です。ハマシギは、チドリ目シギ科の水鳥です。
実は、このハマシギは2カ月前の2019年12月初めには、伊佐沼の南側の浅瀬に、40羽から50羽ぐらい来て休んでいました。
このハマシギが何かの拍子に、一せいに飛び上がると、なかなかの壮観でした。
1月に入って、このハマシギの大群がどこかに飛び去り、伊佐沼から姿を消しました。そのハマシギの群れの一部が北側の浅瀬に戻ってきたようです。
伊佐沼の南側の浅瀬では、コガモがいくらかいます。
割とのんびりと休んでいます。
2月半ばになり、伊佐沼にやって来る水鳥・カモ類は様子や種類などがどんどん変化していきそうです。