goo blog サービス終了のお知らせ 

たかたかのトレッキング

駆け足登山は卒業、これからは一日で登れる山を二日かけ自然と語らいながら自由気ままに登りたい。

高峰山・スキー場方面へ下山

2015年01月28日 | 登山
続き


休んでいる内に富士山が霞みアルプスにも雲がかかり始めてきました

ふと見上げると太陽の周りにクッキリと光輪が出来ています

これは近い内に天気が崩れる証拠

展望を堪能し十分な休息も取れたので、そろそろ下る事に致しましょう


と思いつつも何となく名残惜しく最後にもう一度 








後は危険な個所も無いトレースの効いた道を下るだけ

何の実でしょうか、語りかける様に垂れ下がる形が印象的でした

生気を無くしたサルオガセは有るか無しかの風にただフワ~リフワ~リ

まるで中国の孔子様の髭みたいですね

地吹雪が作り出した風紋もまた美しい

時間帯が良かったのか上手い具合に陰影が生まれ表情豊かな姿を捉える事が出来ました


分岐点で来し方に戻るかスキー場方面に下るか思案した結果

トレースは少々頼り有りませんでしたがスキー場へ下る道を選びます






森を抜けると大きく前方に水の塔山が見えその後ろに岩菅山が遠望されました

志賀の山々も今、スキーシーズン

ゲレンデも確認できます


更に下ると上越方面の山々までも見渡す好スポットに、しばしの休憩

スキー場も近いらしくアナウンスの声が響きます


スノーシューを履いた女性だけのグループと擦違いました

明るく賑やかな声は元気が頂けていいものです




かっこいいですね

2枚目の写真は女性でしたがかなりの実力者でした

雄さんも私もスキーを止めて20年余り

再会する元気は残念ながらもう有りません


(水の塔山)




スキーヤーの姿を横目に近回り出来るかもしれないと入った雪原

キャタピラの跡が消え道は行き止まりとなってしまいました

右に橋が見えましたので無理矢理、降りていきますと

何と橋の欄干まで雪に覆われて、とてもでは有りませんが渡る事は不可能です

止む無くスキー場へ引き返し休憩舎で持参のコーヒーを飲み一息入れました


雪と戯れる子供の真っ赤なホッペに思わずパチリ

志賀、浅間の雪質はパウダースノーです

スキーヤーにとっては最高の雪質ですね

ですが、これ程サラサラしていると山やにとって、もし遭難したとき

果たして雪洞が掘れる物なのかどうか

そんな事を考えさせる雪の質でした


さぁ山登りの後のお楽しみ

2年振りの菱野温泉「薬師館」です

私一人

貸切の湯に浸かり今日の展望を思い浮かべながらの至福の一時

今日一日の疲れが癒される山奥の温泉でした


夕食は松井田「荻野屋」の「峠の釜めし」

恐らく20年振りかもしれません

釜めしの釜は1合くらいのご飯が炊けると聞きますし

植木鉢に再利用する人もいるそうです

蓋は裏に絵を描いた作品が先日、妙義美術館で展示されました

館長さんにお世話になっている友人のK子さんも出品したのだとか

テレビドラマにもなった荻野屋さん

後世に渡ってなお名を残していますよね







人気ブログランキングへ