たかたかのトレッキング

駆け足登山は卒業、これからは一日で登れる山を二日かけ自然と語らいながら自由気ままに登りたい。

松井田・仙ヶ滝

2024年01月17日 | 

昨日の寒さとは一変して今日は裸洗濯日(昔の人は雪の翌日の暖かさを良くそう言いましたよね)。風も全く有りません。蝋梅は何処でも見られるのでワザワザ出かけて行く事も無いのですが気分転換と言う事で上増田の「蝋梅の里」へ車を向けました。写真の整理の都合で帰りに寄った仙ヶ滝を最初に投稿致します。

浅間山が神々しく輝く姿を正面に見ながら松井田への道を走ります。この辺り人家の曲がりくねった細い道を走らずに済む迂回路が開通しましたので安中の梅林へ行く方は随分、走りやすくなりましたよ。

   

仙ヶ滝は蝋梅の里への1本手前を左折した土塩(ひじしお)集落の奥に在ります。こんな山奥にねぇと思う所に建つ数軒の民家を見て更に細い道を奥に入ると数台置ける駐車場があり、そこから10分程歩くと仙ヶ滝へ下る道が有りました。熊も居れば猪も居るのでしょう。熊出没注意の看板が立てかけられる道を進むと滝は目の前

滝に伝説は付き物でこの滝にも松井田城陥落の際、城主の娘「お仙」が身を投じたと言う悲しい物語が伝えられ、その後、誰言うとも無く「仙ヶ滝」と呼ばれる様になったと言う事です。

滝の奥に並ぶ無数の石碑はお仙を供養する為のものなのでしょうか

滝の裏側

此処の所の寒波で無数のつららが垂れておりました

滝から流れ出た水は九十九川となり安中方面に流れていきます

上からポタポタと落ちる滴が石畳を凍らせ格好は二の次、慎重に歩かざるを得ませんでした

                 

辺りがどこか寂しそうな雰囲気を醸しているのは森閑とした中と言うだけではない、やはり伝説が頭をよぎったせいかもしれません。

  

彩が全くない中、真っ赤な実が印象に残った仙ヶ滝でした。続きますのでコメント欄はお休みです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

軽井沢 白糸の滝

2021年11月10日 | 

目も覚める様な軽井沢の紅葉を堪能したあと白糸の滝へ足を延ばしました。何度か訪れていますが今回は久し振りの白糸の滝です。

軽井沢の林はシックな趣で大人の雰囲気が漂っています。これもまた捨てがたい秋景色ですね。

 

もう2時を回りましたので静かな滝見になるかと思っておりましたが雲場池以上の人出に驚き。今年は水量も特別多い様です。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 

奥に白糸の滝が見えますが、優美なそれとは対照的に中々の豪快振りを見せております。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

柔らかな紅葉が見下ろす下に白糸の滝は何本もの糸を垂らしています

 

 

日本版トレビの泉

先日の西沢渓谷に続いての滝ですが「豪快さ」「優美さ」に私はその都度新鮮な気持ちで向き合えるのです。

コメント (18)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

(7)西沢渓谷 (最終章)

2021年11月05日 | 

続き

迂回路を歩いておりますと時々嘗て使われていた線路が覗きます。崖崩れで谷にせり出してしまった線路も見られます。この奥深い山の中、どのようにして一本一本を運び上げたのでしょう。

 

当時のトロッコを再現したものです

 

奥を透かし見れば

S8~43年まで木材搬出の為に利用されていた「三島軌道」の路線延長の際、山の形状等の理由で何か所か沢を迂回するコースが作られましたが、その中でもこの沢が最も深い沢で有ったため大久保沢と呼ばれる様になったと説明書きに有りました。

 

   

 

透けて見える谷を覗けば谷底は遥か下、雪でも降って凍りついたらと思うと・・・それでなくても腿から背中に掛けてゾクゾク感が這い上がって参ります。

 

左は急傾斜で谷に落ちていました。右の岩盤はさざれ石→『千代に八千代にさざれ石の巌となりて苔のむすまで』

長い長い道程、軌道跡の遊歩道を歴史に想いを馳せながら淡々と、ただ淡々と最終地点へと歩を進めました。

山仕事に従事したものが拠り所に下で有ろうお社が今はハイカーを見守ってくれています。

これは何? キノコ? ドングリが引っ付いている様に見えます

 

子酉橋を渡ればゴールは近い。橋から覗いた淡い紅葉に癒されて旅を締めくくる事が出来ました。長い紀行文になってしまいました。お付き合い頂き感謝しております。有難うございました。

コメント (24)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

(6)西沢渓谷 幻の七ツ釜五段の滝

2021年11月04日 | 

続き

樹間越しの滝を見ながら道はここからやや急坂になります。この奥に西沢渓谷のクライマックス七ツ釜五段の滝が待っているのですが・・・残念ながら今年梅雨入り前の豪雨の為の土砂崩れで通行止め・・・なんだって

 

前回載せました右の写真、北条滝と勝手に名打ってしまいましたが、これは五段の滝の下部が見えていた様です。橋から回り込み正面に立つと全容が姿を現すのですが、土砂崩れで行けないのですからこれは仕方のない事です。

 

と言う事で通行止め地点から急斜面を最初は梯子(写真)、次は雷光型の踏み跡を追って30分強、ここは正直 つらい登りでした。右は登り上げた正規の遊歩道ですが左側の傾斜で斜度が如何にきつかったかお判りと思います。

 

途中に有った「ひこいっちゃんころばし」、写真ではそれほど斜度は出せませんでしたが、ひこいっちゃんが馬と共に落ちた場所です。実際には太腿がゾクゾクっとする程の斜度でした。

 

大展望台

  

冷蔵庫をあさって作ったお弁当。右のご夫婦は先ほどの斜度で足に痙攣を起こしてしまった為、ご主人はオロオロしていたので揉んであげ「少し休んでから行動をした方が良い」と言い残し一足先に私達は出発。お弁当を広げている所に追いつき「お陰様で」とミカンをのお礼を頂きました。

 

甲武信ヶ岳山頂付近に雪が見えます。ズームを効かせて寄せましたら・・・こんな怪物いませんでしたっけ!

奥に見える山は甲武信ヶ岳では無く木賊山(2438)であり、山肌の白い物は岩か砂の様です、ミウルさんより。(ミウルさん有難うございました)

紅葉はこんな感じです。

今日は出かけて居りまして帰って来たところです。と言う事でコメント欄はお休み致します。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

(5)西沢渓谷 

2021年11月03日 | 

続き

滝は果て無く続きますので、さらっと見て頂ければ幸いです

 

渓谷の乙女

小滝でも流れに勢いが有りますので迫力を感じます

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

母胎渕(甌穴)

 

岩をも穿つ水の力は凄い物ですね

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

黄金色に輝く渕

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

カエル岩

 

無理矢理カエルでした

北条橋を渡りきらないと見えない滝。名前の説明は有りませんでしたので北条滝とでも呼びましょうか。ここで滝行をしたら吹っ飛ばされてしまうかも。 コメント欄はお休み致します。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする