たかたかのトレッキング

駆け足登山は卒業、これからは一日で登れる山を二日かけ自然と語らいながら自由気ままに登りたい。

(4)奈良の思い出(室生寺)

2023年11月22日 | 思いでの旅

(続き)

室生寺

女人高野とは厳しく女人を禁制してきた高野山に対し女人の済度をもはかる真言道場として女性の参拝を許した事から、この様に呼ばれる事になったそうです。 この門には結界が置かれ一般人は此処から入場する事は出来ません。

 

先ずは急な石段を登りますが私の足元を見ますとスニーカーでは無さそう。これで登って行けるのか

本堂(灌頂堂)ここは真言密教の最も大切な法儀である灌頂を行う堂です

総高16・1mと野外に建つ五重塔では最小で朱塗りの柱や白壁が心地よい対象を保つ。ー(略)ー 塔の相輪が九輪の上に宝瓶を載せて宝鐸を吊りめぐらして宝蓋を造ってある事など他に類がない塔である。平成10年9月、台風7号によって大きな損害を蒙ったが平成12年10月修復完成し落慶法要が執り行われた(パンフより)

石段の両脇はシャクナゲが植えられ5月?6月?頃はシンボル的存在の室生・五重塔とシャクナゲが見られお馴染みの景色が展開する場所ですね。

天神社

 

此処も長谷寺に劣らず素晴しい紅葉でした

 

   

写真もかなり写したはずですが、何処へ仕舞い込んでしまったのか見当たらず肝心な写真を載せる事が出来なかったのは残念です。

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赤目四十八滝

   

                      荷担滝

   

不動滝                  布引滝

百畳岩辺りか?

最後は赤目四十八滝で締めて旅は終わります。遥々群馬から奈良までやって来た訳ですが数々の名宝や仏教芸術に触れ、そして予想以上の紅葉に大満足の2泊3日の奈良の旅でした。

最後になりましたがイケリンさんが挙げられた「室生寺」のお陰で眠っていたアルバムを紐解く事が出来、こうして思い出の旅を綴る事が出来ました事に感謝いたします。

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(3)奈良の思い出(長谷寺・真言宗豊山派総本山)

2023年11月21日 | 思いでの旅

(続き)

長谷寺

長谷寺は686年、道明上人が皇室の為に法華説明図銅盤を西の丘に安置され、のち727年徳道上人は聖武天皇の勅を奉じて民衆の為に東の岡に十一面観音菩薩を祀った。この上人は観音信仰に徹したお方で西国三十三所巡拝の開祖となった大徳であります(パンフより)

 

 

登廊(108間、399段、約200mの回廊形式の登廊)

この登廊が造られたのは中臣信清が息子の病気が平癒したお礼にこの廊下を寄進したと言われています。子供を持つ親の愛と十一面観音菩薩への感謝が込められた登廊なのですね。  この両側には牡丹が植えられていた記憶がありますが咲いたらさぞかし華やかな事でしょう。

紅葉の向こうの本堂が壮観でした

 

華やかさに高揚しながらも心が洗われる景色です

真っ赤なモミジを纏った五重塔

本堂は舞台造りとなっており、見下ろせば紅葉の向こうに伽藍が立ち並ぶその様を、しばし眺め入っていた事が思い出されます。絶景ですねぇ。。甍を包み込む春の桜の季節も観て見たいものです

いくたびも参る心ははつせでら 山もちかひも深き谷川(長谷寺の御詠歌)

コメント欄はお休みします

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(2)奈良の思い出(法隆寺、石舞台、吉野)

2023年11月20日 | 思いでの旅

(続き)

法隆寺

法隆寺と言えば世界最古の木造建築、聖徳太子・玉虫厨子、百済観音像、夢殿等々が浮かびます。仏像の写真が無いと言う事は撮影禁止だったのかもしれません。

 

 

西院伽藍に建つ金堂は用明天皇が自らの病気の平癒を祈り此処に寺と仏像を造る事を誓願しますが、その実現を見ないまま崩御してしまったため、推古天皇と聖徳太子がその意思を継ぎここに金堂を建て薬師如来を祀った・・・この事は歴史の時間に学習しましたね。

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西院伽藍を出て東大門を潜った先に聖徳太子の死後、太子を祀って造られた伽藍に夢殿が有ります。夢殿と言うと私は何故かドラマの挿入歌を思い出してしまいます。♪瞼閉じれば現世(うつしよ)の人の心の虚しさよ 夢より夢にいる今宵 聞かせたまえと合わす手に豊かにおわす観世音。私が確か30代の頃のドラマでしたから随分まえに聴いた歌ですがスラスラと歌詞が出て来ました。

 

    

 

赤膚焼きの窯場を訪ねたのはこの近くだったか・・・

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石舞台

   

その大きさに仰天しましたが特に感慨も湧かずだったかな?それよりも吉野杉の林立する中を車で走った事が強く心に残っています。

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私達は一路、吉野へと向かいました

 

残念な事に神社名が浮かんで参りません。吉野神社でしょうか? ただ紅葉の美しさは私が今迄見て来た者とはけた違いの美しさでした。

 

 

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金峰山寺

    

 

夕暮れが迫っていたので駆け足で境内を見学し吉野の宿へ向かった記憶があります。そうそう、ここで購入した柿の葉寿司は美味しかったっけ! コメントはお休み致します。

 

 

 

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奈良の思い出(唐招提寺・薬師寺・慈光院)

2023年11月19日 | 思いでの旅

平成14年11月19日、今からちょうど21年前、奈良を訪れた時の記念写真です。アルバムに説明を記さず記憶も定かでない中でのアップですので建物など正確に記せるかどうか不安な所でも有りますが、もし間違いがありましたらご指摘を頂ければ幸いです。

唐招提寺

 

奈良時代、中国から日本に戒律を伝える為に渡日を繰り返している際、失明した鑑真和上が創建した唐招提寺です。運悪く修復作業中で中を見学する事が出来ませんでした。

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薬師寺

 

   

東塔                    西塔

金堂

天武天皇が皇后の病気平癒を祈って発願しましたが完成を待たず天皇は崩御されてしまいます。その意思を汲んで建立したのが持統天皇でした。

 

   

玄奘堂                       

玄奘三蔵が身命を賭して求法の旅をされた道を平山郁夫画伯自らも追体験され制作された出来立ての絵画が飾られていた事を今でも覚えております。       

21年前の今日、町は素晴らし紅葉に彩られています。

夕方、東大寺大仏殿を訪れ奈良公園の鹿と戯れましたが薄暗く写真にはならずでした

翌朝、奈良の町をそぞろ歩きました。この身代わり人形が家々の軒下に吊るされ遥々、奈良までやって来た情感を掻き立ててくれました。

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「賤ケ岳七本槍」の豊臣方の武将の一人、片桐貞隆が茶道・石州流の祖で、その子定昌が父の菩提寺として建立したのが慈光院です。

寺と言うより民家と言った佇まいです

 

 

 

落ち着いた庭を見ながらお茶を一服、旅の途中の心の安らぎでした。続きますのでコメント欄はお休みします。

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