たかたかのトレッキング

駆け足登山は卒業、これからは一日で登れる山を二日かけ自然と語らいながら自由気ままに登りたい。

閑話休題  爽やかな五月なのに・・・

2019年05月30日 | 

ここ数日、5月と言うのに信じられない様な異常な暑さでしたが今日はとても爽やかです

雄さんは朝早くから庭仕事に入りました

それを屋内で羨ましそうに見ている私は一週間ほど前から

腰痛に悩まされ、とうとう足にまで痛みが出ている状態

旅から帰って同じ姿勢で草むしりを頑張りすぎたせいなのでしょう

先ほど外の空気が吸いたくて足を引きづりながら庭に出ましたら

小ちゃな畑の春菊が「もう食べごろだよ~」だって!

脇のモミジも花をたくさん抱えておりました

タンポポは綿毛になって愛らしい姿で風を待っています

 

ここにもおりました 梅雨待ちカエル

そして私も待っています・・・それは何か

写真の保存容量が一杯になってしまいましたので

6月1日を待って有料版に切り替えなくてはならなくなって しまったのです(^_^;)

それとも外に方法が有るのかなぁ

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四国旅(4/14-2)  遊子水荷浦の段畑

2019年05月28日 | 

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(続き)

 

次に私達が目指したのは遊子水荷浦(ゆすみずがうら)の段畑でした

雨の勢いは水荷浦に近づけば近づくほど激しさを増し段畑が見えた時には

とても車から降りられる状態でなく止むを得ず証拠写真をと車内からガラス越しの撮影です

見えますでしょうか 辺りが霞んでしまう程の雨の勢いが・・・

雨を透かして見た段畑は、まるで地形図の等高線に見えてきますよね

 

海辺に近づくとテントが張られ数人の男性が雨の中を忙しく歩き回っている姿が有りました

そう言えば石垣の里のだんだん館を出る時に、これから遊子水荷浦に行く事を告げると

確か今日はジャガイモ祭りをやっているはずと教えて下さったのでした

と言ってもこの雨、祭りをやる状況では無く居たのは関係者ばかり

これではどうにもならず少し先でUターンし帰ろうと思った時に・・・

雨の降りが幾分 和らぎました

「今だ!」とばかり意を決して私一人 細い路地から石段を駆けあがり段畑に上がりました

凄いですね

畑を見れば幅30~50㎝程しか有りません

作物がジャガイモで有る事も驚きです

 これが江戸時代の終わりの頃から全く変わりない景観を保って現在に受け継がれていると

言うのですから

この一段一段は人々が苦労して切り拓いてきた歴史の証しでも有るのでしょうね

歩を停めて見下ろせば 家並みの直ぐ向こうには養殖筏と雨に煙る小島が織りなす

半農半漁の独特の景観もまた素晴らしいものとして目に映りました

 

 

この狭いジャガイモ畑も収穫の時が来た様です

漁の合間に夫婦共同作業で掘り起し駕籠に入れて運び下ろすのでしょうか

いずれにしても重労働な事でしょう

 

 

この急斜面です

棚田風景が好きで今まで私もアチコチと見て来ましたが、この様な棚田は嘗て見た事が有ったでしょうか

まるでアンデスに迷い込んだ様なそんな感覚です

「今日の祭りは散々だったなぁ」とでも言っているのでしょうか

3時、私が下に下りた時にはテントの片付けが始まっておりました

「農村景観百選」「重要文化的景観」に選定された水荷浦の段畑

宇和島の文化遺産でなく日本の文化遺産として、これからもズッとズッと守り続けて欲しいものです

そして私の心にもズッと留めておきたい景色と思いながら

もう一度、段畑に目を向け車に乗り込みました

本日は偶には布団の中で寝たいと観光案内所で紹介してくれた民宿に靴を脱ぎました

食事なしと言うあまり満足できる宿では有りませんでしたが街に二件しか無い民宿なので仕方ありません

でも夜に街に繰り出し見つけた「かどやさん」の鯛めしは

群馬とは食べ方の違いで戸惑いましたが新鮮さが気にいった「鯛めし」でした

因みに雄さんは「さつま定食」でした

 

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四国旅(4/14)  愛南町外泊「石垣の里」

2019年05月26日 | 

                予想通り目覚めると外は雨 だからと言ってここに留まっていても仕方ないので

             次の目的地で有る宇和島の「遊子水荷浦の段畑」に向けて竜串を後にします

     途中「だるま太陽」が見られると言うスポットが幾つか在りましたので

せめて、べるさんが撮影場所にしている所だけでもカメラに納めようと、その都度 寄ってみましたが

ポイントの蝋燭岩(?)を見つける事は出来ませんでした

 

 車の中で私もする事が無く道の駅で調達した愛媛の観光マップを見ておりましたところ

「日本の美しい村」「未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産」「美しい日本の歴史的風土」

と言う3つの百選を受賞している石垣の里が宇和島の手前に在る事を知り

これは寄ってみる価値ありと雄さんに持ちかけたところ

彼も興味を持った様で先ずは道の駅「みしょう」内に在る観光案内所で丁寧な説明と資料を戴き出発です

 

 

 西海道路を内泊、中泊と過ぎ20分ほど走ったでしょうか

海に面した山の急斜面に寄り添う様にして建つ外泊の集落 そこが石垣の里でした

此処に集落が出来たのは中泊が人口過密になりその内の次男・三男が移り住んだのが始まりの様です

雨に濡れた石畳は良く滑ります

結構、斜面が急なので下りは慎重に足を運ばないと大変な事になりそう

 

何だか要塞の様ですよね   この石の一つ一つは海風や台風から家を護る為

山を切り開いて出てきた石を利用して積み上げた物だと言います

しかし重機も無かったその頃、どの様にして運び軒に達する高さまで積み上げたのでしょう

 

振り向けば垣間に外泊の入り江が

 

この空地には 大漁と事業の繁栄の神様が祀られ

3月には「だんだんひな祭り」というイベントが催されるのだとか

   

 

石垣の上に置かれていたこれらはその時に飾られていたものなのでしょう

石垣の里らしく石雛と言うのが微笑ましいです

 

石垣の里の中に一件だけ在る食堂と土産屋を兼ねた「だんだん館」

左の立派な石垣は「七蔵垣」と言い七蔵さんが17歳の時に築いたそうです

このお雛様は、此処へ来た記念として購入いたしました(300円)

   

この写真は下の休憩所に飾られていたものです

今は放置された棚田が僅かに残っているだけですが昔は裏山全部が棚田だったのですね

右の写真の様に夜には張り巡らされたライトが村を飾る様です 

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石垣と言えば以前、韓国を旅した時に行った順天の「楽安邑城」を思い出します(2017・7・3投稿)

集落を要塞が丸ごと茅葺屋根の民家を囲み囲まれた民家も其々石塀を持つ

独特な景観でした

 

 

石の文化と言うのは冷たく硬いイメージが有りますが

そこに家庭の営みが有ると不思議に暖かさを感じるものですね 

 

 

 

 

 

 

 

 

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閑話休題 5月の庭にやってきた野鳥たち

2019年05月24日 | 野鳥や動物

5月1日の事です

狐の巣穴の近くにカワラヒワがやって来ました

お花に囲まれてウットリとした表情

目がトロ~ンとしてますねぇ

5月3日    剪定を強めにしてしまった為に枯れてしまったミズナラの所から

澄んだ歌声が聞こえて来ました

これはカオジロガビでは無い・もしや・・・やはりクレオパトラガビでした

何時の間にかカオジロが繁殖し暫く姿を見せなかったこのガビチョウに私は大興奮

・・・気持ちが焦ってブレてしまったじゃないですか

5月17日   もう葉が茂ってしまったタラの木にやって来たオナガ

鳴き声は煩いけどスマートですよね

頭のヘルメットがナイスガイ

5月21日  生協の品物を取りに姉の家に行った時、駐車場の上にモズがおりました

 この目は獲物を探している目では有りませんね

偶には息抜きも必要なのでしょう

 

5月22日   何やら外が騒がしい

庭に目をやればウメモドキの枝にシジュウカラが4羽、盛んに囀っていたのでした

 居間からでは葉が邪魔をして顔が写らない

即、カメラを手にして客間へ忍び足で移動しましたがやはり葉が・・・

でも不思議! 5月でも見られるんですね

(まだ私には、どの鳥が渡り鳥なのか留鳥なのか解っておりません)

 

 同日、狐が気になって裏の畑を覗きますと雀のこんな愛らしい姿も見られました

その狐ですが最近は暗くならないと活動しなくなってしまいました

活発に飛び回っている姿は確認できても私のカメラの性能では追えません

昨夜、21時頃、元気に鳴いていましたよ~

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四国旅(4/13-4)  絶景! 竜串海岸

2019年05月22日 | 

続き

異次元の世界に迷い込んでしまったのかしら

一歩、足を踏み入れた時に余りにも不思議な光景に私は立ち尽くしてしまった程でした

これは蜂の巣構造と呼ばれるものですが

創世記に堆積した砂岩と泥岩の地層が波や風に浸食されたもので有る事は頭では解っていても

この余りにも特異な岩肌が本当に自然の所業なのだろうか、そう思わざるを得ませんでした

遊歩道も無くこうして岩の上を歩けるのが嬉しいですね

 

 

 

                                                 ↑

                                                (こんな顔を描く漫画家が居ませんでしたっけ?)

此処が私の一番、見たかった場所

大竹・小竹と言われている様ですが私にはどうしても巨大生物の骨の化石に見えてしまいます

振り返れば

 

 

私が家を出る前から楽しみにしていた、この景色

竜串はそれを裏切らない素晴らしい光景を見せてくれました

いえ、それ以上に想像を絶する自然の造形美でした

 

 

 沢山の奇岩が造る自然の不思議さ・・・見飽きる事が有りません

この景色は、これからも日々変化をしていくのでしょうね

名残惜しい気もしますが辺りが暗くなるのも時間の問題です

明日が雨で無ければ、せめて半日ここで過ごし、もう少し広範囲に見て回りたいものですが残念です

 

 

 

カリカリカリカリ・・・湾に戻れば女性が二人岩のりを懸命に採取しておりました

近くに居るのはイソヒヨドリでしょうか(?)

この磯にも昨年、長野県で見た蛇石の様な岩が一本伸びていました

 

 

 

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