1月5日
5日は全国的に暖かな一日だった様です
今日は宿稲荷を廻って4キロ強のウオーキング
ここは元々山の中腹なので適度な坂が有る為15分も早足で歩くと背中にジットリと汗をかきます

車の往来を避け箕輪・渋川線を左折
矢原集落を抜けるとお隣の榛東村・目指す宿稲荷の森が見えてきました

私は1日に済ませましたが雄さんは今日が初詣
御賽銭無しですが今日は宮司さん不在、居らっしゃるのは欲徳なしの神様だけです
あらゆる人間に公平に愛を注ぐ神様はお金が問題では有りません
清らかな気持ちで拝礼する事が大事なのです(私個人の説)





この神社は田舎に似つかわしくない何度見ても溜息ものの彫刻に埋められています
先ずは拝殿の彫刻を見てみましょう
屋根の下や扉・向拝柱の龍や鳳凰は手抜きの無い完璧なまでの技が見てとれます


奥に有る神殿に回りますと先ず脇障子に施された透かし彫り
我が子を谷に落とし自力で這い上がってくる子を待つ場面です
「子育てとは さに有らんや」でしょうかね


神殿の四方の壁は「高砂の爺婆」「小鍛冶」「養老の滝」
左右の柱は「昇降の双龍」→(これは1月1日のブログで使用したもの)
囲いが有るので上手く写せませんし、その迫力の凄さを言い表す言葉がみつかりませんが
兎にも角にも時間を忘れてしまうほど見事な彫刻でした
では、この彫刻を誰が手掛けたのかと言いますと
日光東照宮の造営に加わった彫り物師の子孫、石原常造・常八・常八郎一族の手に寄るもので有ると
以前、宮司さんからお聞きした事が有ります

神社を辞し再び榛名の山並みを眺めながら残り半分の距離を心地良い疲れをお供に家路へと向かいました

外がバカに明るいと庭に出てみますと赤い大きなお月様
今夜は満月だったんですね
