ママラボ➕(ぷらす)

摂食障害からの回復を目指して 月一zoomで12ステップミーティングをしています 次回は2021年9月26日

おわりに1

2022-03-27 13:30:00 | アディクション・スタディーズ
意外に思うかもしれないが、薬物問題と感染症とのあいだには共通点が少なくない。

①いずれも人類の定住化による集団の過密化が温床

(酩酊との関係:しらふは縮み、分離し、そして『否』という機能があり、一方の酩酊は広げ、統合し、そして『諾』という機能がある。酩酊は人間の中の応諾機能の大きな推進力なのであるbyウィリアム・ジェイムズ)

②世界のグローバル化と国家の衰退

(大航海時代、ヨーロッパは梅毒を受け入れるのと引き換えにタバコとカカオとコカインを手に入れ、新大陸は天然痘を受け入れるとともにウィスキーを受け入れ衰退。
モンゴル帝国は、交通通信手段の進歩によってペストを蔓延させ衰退。
清朝は高額な中国茶の代金と引き換えに英国人からアヘンを押し付けられ衰退)

③行き過ぎた予防啓発が偏見になる

(かつてハンセン病罹患者の理不尽な隔離排除と「ダメ。ゼッタイ。」の共通性)





*次回の12ステップミーティングです*

日時
2022年3月27日(日)14:00〜16:00

場所
NPO法人ガジュマルの船事務所およびオンライン(zoom)

傷口から

2022-03-27 08:49:00 | 日記
傾聴を学びたい人は、誰かの話を聞いてあげたいのに、聞くととても苦痛で、だから苦痛でない上手な聞き方をを学びたいと言う人がほとんどだ

しかし傾聴ではこう教えられる

「聞きたくないときは聞かないことです」

なぜ苦痛なのか?

その人の話を聞くと、言いたいことがワッと出てくるからじゃないか?

「そもそも、聞けない時に聞くことはできません。自分の機嫌は自分で取りましょう。あなたも、その人も」

正しい
合理的だ
間違いない

のだが…

私は、知っている

相手の話を聞いてあげたいと願うひとは

話を聞いてもらえない時の

絶望を
孤独を

いちばんわかってる人で

それを愛する人にしたくないのだ


決してかしこくない
合理的でないやり方で
相手を傷つけまいとして
できた傷から
あなたの優しさが染み込んでくる

今日一日