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まこねこまどかブログ

マンガ家まこねこの気ままな日記

1円は、いくらになるか。

2013年01月10日 | 歴史


明治8年、ホイットニー一家が、商業学校の校長になるために日本に来ましたが、予定していた学校はできていないし、家もありませんでした。
この時、勝海舟が1,000円献金して、学校がスタートしました。
勝が献金した1,000円のうち、630円がホイットニーの家族に、残り370円が商法講習所のために使われる事となったのです。
ある本では、1,000円は、今の7,000万円だと書いてありました。
だとすると、ホイットニーが生活費でもらったお金は、4,400万円になってしまいます。
また、学校ができた時、年間2,500円で、月208円という契約ですが、金額が膨大になりすぎです。
年間2,500円は、1億7,500万円で、月208万円は1,456万円になってしまいます。
当時の政府のお雇い外国人の給料が月700円だったので、4,900万円になってしまいます。
ネットで調べると当時の1両=1円=1ドルでした。
そして、1円は、今の1万円だったので、年間2,500円は、2,500万円になり、月208万円と言うことになります。
これなら、納得できますね。
そうなると、勝の出した1,000円は1,000万円と言うことになります。
もちろんこれは、学校を作るための一部献金です。
ところで、勝海舟は、自分自身は質素な暮らしをしていました。
住むところも、食べ物も質素で、ある方は、勝の家で出た食事は本当に質素で、おいしいと思ったことが一度もないと書いています。
しかし、旧幕臣や困っている人々のために、私費で15~16億円を献金しているのです。
山本七平氏(イザヤ・ベンダサン)は、これほどの政治の天才で超人はいない。
世界中で、一世紀に一人でるかでないかだと言っています。
写真は、西坂で十字架にかかったバプチスタ神父が、教会と施療院をしていた地に建てられたお寺の入口にある記念碑です。
勝海舟は、長崎時代、ここに住んでいたのです。
        


やっと分かった!

2013年01月10日 | 歴史


集中して、ストーリーを作っています。
一橋大学の源流が出てきますが、スタートどきは、非常にからみあった問題がたくさんあったので、いろんな資料を横に置きながら、またネットで検索しながら組み立てています。
70周年記念誌などで確認しながら、ジグソーパズルのようになっているのを、見つけ出し組み合わせています。
昨日の夜中にやっと、そう言うことだったのかと分かりました。
ここまで来るのに何年かかったか
本当に感謝ですね。
また、今日ネットで買った本が届きました。
いままで、ある方の家族が描いた本ばかりを読んでいましたが、今日のは研究家が書かれたものです。
第三者の資料も参考にしているので、探していた記事まで書いてありました。
ネットでは、読んだことがありましたが、記事の出所が分からなかったのです。
これから、少しその部分を手直しです。
頭の中に明治の有名人が、ぎっしり詰まっています。
写真は、長崎の坂本龍馬像です。