「 ヴォイスコンサルタント 林重光 のブログ 」

声・話す・読む・歌うことの悩みを解決するヴォイスコンサルティング MAKE UP VOICE 代表。ヴオイストレーナー。

12月31日(月)のつぶやき

2013年01月01日 | 更新記事

自分のことばかり言葉にすること。世の中に溢れてますね。一昔前は『日記』に記しましたでしょう。それは人には見れれたくないもので、机の鍵つき引き出しに入れて置いたりしたものです。今はどうでしょう。ブログ、Twitterなどの媒体を使い、人の目につくようにしている。

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これは、『西洋近代的自我』がしっかりと植え付けられているということでしょう。明治維新以降、日本の教育は『西洋近代的自我』、つまり『個性を大切に』でやってきた。自分の意見を持ちましょう。自分だけの個性を大切にしましょう。オリジナリティを持ちましょう。


過度に『自分』というものを意識づけられた。その結果、『自分が壊れる』ということが起きてます。人と違うことをやる。やらなければ。自分は人とは違う。オリジナリティを見出そう。これらは『自分が壊れた』証拠でしょう。しっかりとした『自分』というものがあると思っている。

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それを象徴する言葉が『自分探し』でしょう。自分なんてものをどこへ探しに行くのか。それは『青い鳥』でしょう。自分探しをしようとしている自分が自分でしょう。結局、自分のことしか考えなくなる。自分のことで頭の中が一杯になる。そして、病む。


そんな人がたくさん集まっている例が芸大です。自分はオリジナリティがあって、他人とは違うことをやれる。そう大きな勘違いをしている人が芸大には増えた。人と違うことをやっている人の多くは、自分が他の人と違うことをやろうなんて思ってないですよ。周りが『あの人は違うな』と思うんです。

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話しがおかしいんですよ。逆さまです。身体を見たらわかるでしょう。みんな違う。子どもに親が皮膚を移植しても、1週間経たないうちに、落ちてしまうそうです。子どもの身体は、『自分の皮膚じゃない』って、ちゃんとわかっている証拠でしょう。これだけ強い『個性』ありますか?


身体が個性なんです。みんな違う。だから、『同じところを探す』ことが大切になってくるんです。つまり、『心が共通』であり、分かち合えるようにしていく。折り合いを探していく。それが逆さまになっているんです。はじまりが、『みんな同じ』。だから『違いを探す』。

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心に個性を、なんて言ったら、自分だけの意見になります。そんなもの、なんの意味がありますか?自分だけの気持ちがネット上には氾濫していますね。そこにとてと『違和感』を感じます。身体が個性。心は共通。そんな当たり前のことが、当たり前でない。メガネ逆さまにかけてるよ。

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商売で例えればとってもわかりやすいでしょ。店主が『これが俺のオリジナリティのラーメンだ』なんて言ってたって、お客がマズイと言って誰も来なくなったら潰れるんですよ。そもそも、なぜ店主は店を出したのか。お客が来ないなら、出す意味がないじゃありませんか。


お客が『美味しい』って笑顔になってくれる。その姿を見ると、店主も嬉しくなるんでしょう。それって、分かち合いじゃありませんか。心は共通ということです。


ビートたけしさんが言っていた言葉があります。『芸人ってのは、自分で辞めることを考える必要なんてない。お客が笑ってくれなかったら、もう舞台には立てないんだから、勝手に終わる』。声も同じです。自分でいい声だ、素敵な声だと思ってたって、聞いてる人が思ってくれなきゃ、仕事にならない。

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結婚した夫婦が『価値観が違う』と言って離婚する。これもおかしな言葉でしょう。違うのが当たり前でしょう。だから、折り合いを探していく。自分と相手との折り合いを探していく。結局は『努力?辛抱?根性』でしょう。今はもう死語でしょうけれど。

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お師匠さんの言う通りにやる。やっているうちに、どうしたってお師匠さんのようにできない所が出てくる。それが『個性』でしょう。ある程度、辛抱してやってみないとわからないですよ、個性だなんて。それを何もないのに、最初から『自分の個性を大切にする』。一体、何を大切にできるのでしょう。


言葉は自分の中にあるんじゃありません。外にあるんです。だから、言葉が凶器になるんです。自分のために言葉を使っていたって、それは外に出すものではなて、『日記』として書いて、引き出しに入れておけばいいのです。日記に記して、鍵つき引き出しに入れておく。


心に個性、オリジナリティ、アイデンティティ。どんどんと身体性が失われていく。言葉も身体で身につけ、使っていくもの。昔の人が『大学へ行くとバカになる。』と言ったのは的を射ていますね。バカが増えた。頭に知識を蓄えた頭でっかちが増えて、身体が痩せた。


もっと身体を使っていくこと。一番いいのは、畑をやることでしょう。自然を相手に収穫まで、頭と身体を使う。自然と自分の頭との折り合いを見つけていく。収穫物を食べてもらう。喜んでもらえる。嬉しくなる。僕自身、その経験から『声のお手入れ』と名づけて、声のレッスンをしています。


相手に気持ちが伝わる声。それを見つけていくことは、お百姓さんとやっていることは同じです。もっと汗まみれ、泥まみれで自然や人に触れ合ってはどうでしょう。自分の個性もわかるし、活かせるようになるし、周りが活かしていってくれる。


自分には何もないと思っているあなた。そう思っているあなたがあるんだから、じゅうぶん足りていますよ。あとは自分から出て、外へ行けば、なんとかなる。

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今年もありがとうございました。来年も宜しくお願いいたします!(松本からの夕日を眺めつつ)“@natsu_no_haru: 今年最後の夕日は黄金色に輝いています。珈琲を飲みながらしばし今年を振り返る。”


人間は、存在感と価値観で生きている。彼はオレの存在感を下げた男。彼がいなきゃ、オレはすべて一番だった。だからと言って憎いんじゃない。これが実力の、プロの、競争の世界。負けは負けで認める(王貞治について)

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日本最短の二階級制覇 井岡一翔、見事。山本監督おめでとう!

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