道を挟んだ前の鳥居、右は流鏑馬用の笠懸広場(画像なし)
石川町から続いて古殿町へ
のどかな国道349号を車で40分くらいだったでしょうか
古殿八幡神社に到着
前頁より続きで、石川町出身の名工・小林和平の狛犬を訪ねて来ました
個性的で特徴ある飛翔獅子像はすぐ目についた
石都々古和気神社(いわつつこわけじんじゃ)の飛翔獅子像も
台座からはみ出し大迫力でした
まずはお参りから
古殿八幡神社解説は こちら
ここは鎌倉時代より伝わる神事、流鏑馬・笠懸が行われています
随神門
右大臣、左大臣
拝殿
末社
(福島は朝から大荒れで、杉枝が沢山落ちています)
階段下りて、バック隋神門
隋神門の拝殿側に、祠と石狛犬
赤い実はクロガネモチですか?
手水鉢
だんだんうす暗くなり慌ただしくご参拝しました
それでは
古殿八幡神社の狛犬を拝観いたします
阿像 獅子
阿像 獅子に牡丹の花と葉がそえています
牡丹について歌舞伎公式総合サイトによると
鏡獅子や連獅子など"石橋もの"の舞台には、必ず大輪の牡丹の花が飾られています。
日本や中国の屏風や襖絵などの絵画にも"獅子に牡丹"という構図はよく見ることができます。
どうやら獅子と牡丹は切っても切れない関係にあるようですが、実はこれには理由があります。
百獣の王といわれる獅子にも弱みはあって、身体に寄生する虫によってその命をも脅かされることがあります。
これが"獅子身中の虫"といわれるものです。
どんなに大きく力のあるものでも、内部の裏切りから身を滅ぼすことにもなりかねない、
という意味で使われますが、本来は仏典から出た言葉です。
その"獅子身中の虫"を活動させないためには薬になるものを飲まなくてはいけないのですが、
その薬となるものが牡丹の花に溜まる夜露。
それゆえ、獅子は牡丹の花から離れられない...というわけです。(み)
なるほど、こちらの狛犬は「獅子」が2頭ですが
阿像 獅子に牡丹を添えたのも☝の概念で、自由に表現したのでしょうか
それとも師匠・小松寅吉の流れなのかしら・・
身を守りながら、お仕えし護っています
☟ の写真の撮り方、見方によってはとっても滑稽です・・ネ
ほのぼの和平さんです
吽像 獅子(雌)と子獅子
なんともごつい獅子顔なのに、笑顔が零れ落ちるような優しさがにじみ出ています
ワタシモ神ノオツカイヲシテイマス
台座に、昭和七年十月十五日建立
左端に、小林和平の銘
「満州事変皇軍戦捷(せんしょう)記念」として奉納されたもの
帰りの常磐道の行き方を「道の駅」のお母さんにお聞きした
「イチョウは色づいていましたか?」と質問されたのは
この八幡様のイチョウ大樹も有名らしい
街灯が点きだした八幡様前をウロウロしながら、再来訪を考えてしまった
撮影日時:2021.10.20 17:00前
ブログフォローしていただいてありがとうございます。
こちらこそありがとうございました。
是非小林和平さんの躍動感ある「飛翔獅子像」をご覧になって見て下さい。
桜ですか?
また出かけてみたいと思います。