カルカッソンヌはフランス人が死ぬまでに訪れたい地NO.1
「わたしは年をとった。もう60だ。人生ずっと働きづめで、これまでちっとも満願かなったためしがない。
完璧な幸せなんてものはどこにもなく、だれのものでもないことくらいは知っている。
私の願いはまだかなわない。カルカッソンヌをまだ見たことがないんだ」
ギュスターヴ・ナドーの詩『カルカッソンヌ』
で死ぬまでに一度は見たいと謳われている歴史的城壁の街。
今も数百軒の民家が生活を営む世界遺産カルカッソンヌ。
世界遺産登録後は、フランス国内ではモン・サン=ミシェルに次いで2番目に観光客が訪れる人気の観光地
次々と支配者が変わり城壁が強化され現在の二重の城壁が築かれました
女領主カルカス (Dame Carcas) =wiki参照=
街の名前カルカッソンヌは、カール大帝がこの都市の攻略をあきらめ退散するときに
当時街を治めていたカルカス (Carcas) が勝利の鐘を鳴らした (sonner) ことに由来するという伝説がある
このときに篭城した市民が家庭に残っていた食材である豆、雑穀、豚や腸詰や鴨などの鳥獣肉を持ち寄りまとめて
大鍋に入れ煮込んだものがカルカソンヌの名を冠したカスールという鍋料理:カスレのルーツになったと言われています
最大の見所は、ヨーロッパ最大級かつ美麗な二重の城壁です
カルカッソンヌに砦が作られはじめたのが紀元前3世紀
13世紀にはルイ9世が二重に城壁を張り巡らせ、難攻不落の城と呼ばれるようになりました
19世紀に復元され現在の城壁になっています
ナルボンヌ門から見た二重の城壁
歴史的城塞都市カルカソンヌは、城塞都市を意味するシテと呼ばれ、全長3kmの城壁に覆われています
9:00am前、まだ旧市街は店は開いて無く、観光客もまばら
マルクー広場
1850年歴史家でもあったシテの名士ジャン=ピエール・クロ=メイルヴィエイユによって、シテの破壊は食い止められた
修復工事をしたヴィオレ=ル=デュック建築家
像の台座の上、城壁のレリーフが一周しています
↓
オード門(Porte d’Aude)方向
古い橋からオード門にいく場合は、城壁沿いに坂を上ります
窓から「コンニチワ」
この先は円形劇場
色々なイベント会場にもなるそうですが、ただいま修復中で見ることは出来ませんでした
サン・ナザール大教会堂(Basilique Saint Nazaire)
11~13世紀にかけて建設された、ロマネスク様式とゴシック様式が融合された教会
覗き窓
↓
コンタル城(Chateau Comtal)
シテ内の最大の見所がコンタル城です
12世紀に建設され歴代の伯爵家の居城となってました
コンタル城の入口、オープン前並んで待っています
Open 10am~6:30pm
カルカッソンヌで唯一 入場料(9€)
フランス人ガイドさん、、フランス語で喋って。。。感覚的に理解して(◎_◎;)
橋を渡ってコンタル城内へ
中に入ると広場に
見学ルートの案内にしたがって城の建物の中に入ります
城壁の上に
城壁周りの通路
カルカッソンヌの街並み、 ↓ 手前は古い橋(Pont Vieux)と旧市街
中世(絵本)の世界(゚∀゚)
城壁から見下ろした建物は、パティオかレストラン
城壁と塔の組み合わせがとても美しいです☆彡
ビワ
広場に戻って来ました
見上げると通った城壁通路
また、こちらから上ります
ジオラマ模型
見下ろすと
サン・ナザール大教会堂
コンタル城出入り口
城前の広場からコンタル城を撮影
ネムの木・キョウチクトウの花が満開です☆
再度ライトアップのフォト(*´▽`*)
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入場料
9€ (カルカッソンヌ・シティ・パスがあると7€)
オープン時間
4/1~9/30 10:00 – 18:30
10/1~3/31 9:30 – 17:00
公式サイト
⇒コンタル城公式サイト
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次はサン・ナザール大教会堂、マルクー広場を投稿します
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