今年もお天気の快晴がなかなか見込めず、計画倒れや諦めた方が多かったのではないでしょうか
毎年恒例になっている夏休みの山旅へ、4泊5日で行って来ました
それはそれは大変な山旅でしたが、貴重な体験になりました"(-""-)"
と同じ立山IC 6：00 （有峰林道）折立（着）7：00 を目標に雨の中順調に進んできた
折立 標高1,367m
アラレちゃんまで樹林帯直登を登って2㎞弱進む
ミヤマママコナ ゴマノハグサ科ママコナ属
太郎平までは沢山咲いています
三角点 標高1,870m 残り4.4㎞
オヤマリンドウ リンドウ科リンドウ属
アキノキリンソウ キク科アキノキリンソウ属
視界はなく雨は降りつづき・・・
太郎平小屋 標高2,330m
標高差963ｍをゼイゼイ(*´Д`)ﾊｧﾊｧしながら到着
当日の宿泊者は数組
乾燥室へなだれ込み、ゆったりした空きスペースに大いに助かる
昨年の屋根裏部屋とは大違いで、部屋は個室、ありがとうございました
明日は完全に雨、奇跡を願ったのですが(@_@。
秋雨前線っていうヤツ！
この予報は出かける前から分かっていたので、覚悟の上
金・土・日の晴れを期待して決行したのですから、、、
2日目、今日は薬師沢小屋で休憩後、雲ノ平へ
太郎平小屋 6：00出発
左、薬師沢へ
金属の階段、５～６個所あり
シロヨメナ キク科 が清楚に咲きキレイでしたね(*´▽｀*)
ナナカマドの紅葉が始まっていました
山道にかかっている草花は、刈られていました
沢に架かっている橋、数ヵ所あり
オオバタケシマラン ユリ科
キヌガサソウ ユリ科
昨年と同じ場所で撮影、周りは刈り取られていた
急な 梯子階段
タムラソウ キク科タムラソウ 属
アザミと違って刺がありません
山道は、、、(''_'')
ヒロハユキザサ ユリ科
木道沿いはオヤマリンドウが、どこまでも咲いていて癒してくれます☆
オオシラビソが見えたらまもなく薬師沢
この木だけいち早く、ダケカンバの紅葉
黒部川の轟音が響き、下りきると薬師沢小屋
４．７ｋｍ歩いて来ました
薬師沢小屋でトイレを借り休憩、苦手な吊り橋を渡る
吊り橋の下は濁流、コワイ(+_+)
橋元も見えない直登の階段 、コワイ(+_+)
川の増水で階段を上り、滝の前の橋を渡ります
振り返って
雲ノ平への急坂を！
標高差500ｍ、下りは経験ありですが、上りは初めて！
黒部川の先は薬師沢小屋
さぁ、頑張ります
壊れた階段からスタート
ゴゼンタチバナ ミズキ科
まだ、撮影ができているのは余裕があったのでしょうね
この倒木は覚えています、まだ登り初めてちょっと(+_+)
滝のような雨が、容赦なく
足を置くわずかな隙間と手を置く場所は至難の業
いつまで続くか、この繰り返し
滑りやすい巨石と、豪雨に挑みながら
雲ノ平の木道にようやくたどり着きました
ここからアラスカ庭園までは、まだ先～～～
一歩一歩が進まないくらい疲れ切って(*_ _)
アラスカ庭園
辺りは薄暗くなり、、ザックはずっしり重く、気持ちはマイナス 、、気力なし、、、
↓ ① ～⑤フォトはＲが撮影
②
③
④
⑤
実は一歩一歩は気力だけでした
雲ノ平山荘のスタッフがお迎えに来て下さったお陰で光が見えました
温かいカルピスとお茶を用意していて頂き、ザックも持って頂きました
ところどころは支えてもらって歩けるのですが、あと20分の長さは・・・辛い！
雨は降り続け、一番心配した「低体温症」と持病の「腰部脊柱管狭窄症」の腰痛
（腰痛は長年の付き合いで、外科医の先生とも相談し歩く事は問題ないということで、山歩きは続けてきた）
しかし、今回は雨に打たれ続けたせいでかなりダメージが大きい
雲ノ平山荘にようやくたどり着くと、看護師さんが待機していて、すぐ乾燥室へ
濡れた衣服から乾いた服に着替え、テキパキと手際よく手助けしてくれました
フロント前では足湯を用意してくれています（段ボールの中にビニール袋を入れた簡易の足湯）
側にはストーブ・毛布3枚・湯たんぽを、スタッフ全員が声をかけてくれて見守ってくれています
体温は３３．６℃、もう一度測って３４．３℃と
平熱は３６℃はないですが、低すぎです
夕食は頂けず、温かいお茶を飲んで湯たんぽを抱えて眠りました
湯たんぽ
↓フォトは夕食の石狩鍋 Ｒ撮影
朝食
翌日は水晶岳山行でしたがキャンセルし、一日雲ノ平で過ごすことにしました
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雲ノ平山荘の皆様本当にありがとうございました
お一人お一人のプロに徹したポスピタリティに助けられました
そして温かい笑顔に感謝しています
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つづく
雨の雲の平・・・
良く！頑張りましたね・・・・・
尊敬してしまいます！
昔・・・雲の平で体調を崩して２日間 御厄介になった記憶が・・・・・
もう！画像でしか？楽しみが無いのが寂しいです。
コメントありがとうございます。
今日のような晴天山行だと良かったのですが(*´▽｀*)
雲ノ平は昨年も大雨で、宿泊できなかった経緯があり、、
あの静かな山の懐に抱かれたい思いで再チャレンジしました。
雨の急坂登攀だけは避けたかったのですが、奇跡は起こらず、こんな結果になりました。
お陰様で今病院から帰ってきましたが、徐々に治癒しています。
先生から絶対一人登山は「ダメ」と念を押されてきました。
山登りは自然が相手ですので、もっと慎重にならないといけないのかもしれませんね(*''▽'')
次は一日ゆっくり過ごした雲ノ平を投稿致します。
楽しみに？していてくださ～い。