明日いいことあるかな〜?1日一生

人生に意味があるとしたら、どれたけ楽しく生きるかということ。どこで聞いたっけ?ゆる日記

誰も知らない

2006-05-26 09:22:15 | 映画
感想「ひどい、ひどすぎる、許せない」でした。

実話(巣鴨子供置き去り事件)の方がもっと悲惨だというから、なおショックです。映画では、分かりやすくなっているし、長男明(柳楽優弥)が、人間らしく暖かく、弟妹たちをささえているのでまだ救われる。

母(YOU)と男の子一人明(柳楽優弥)がアパートに引っ越してくる。実際はあと3人子供がいて、外出もさせないようにしてまわりに知れぬようにしていた。それぞれの父親も違い、学校にも行っていない。

日頃から長男明が食事を作り、妹のユキが洗濯をしたりして、子供主体で生活が営まれていた。だがある日、母親が好きな男が出来たから、しばらく面倒を頼むと明に言い残して、出て行ってしまう。明が頑張ってみんなの生活をささえていくが…


この映画の見所は、なんといっても 柳楽優弥クンだね。いい顔をしている。印象的な目をしていて、目ヂカラがすごい
将来がホント楽しみだわ。すごいイケメンになる予感。
カンヌ映画祭での主演男優賞は、まさに納得できる。

この映画では、人間(子供)の生きようとする力強さも感じるし、無責任な大人への憤りや言い知れぬ空しさを感じざるを得ない。