maidoの”やたけた”(ブログ版)

ジジイの身辺雑記。今日も生きてまっせ!

番外編04 1年経過後の検査入院-1

2007-04-08 16:19:35 | 虚々実々-心筋梗塞顛末記

先ずは前回以来の経過報告でございます。
「年末と正月が正念場ですなぁ、次回の報告が減量失敗リバウンド顛末記になる可能性大」と書いておりました。
ところが、年末年始の増加分約1.5Kgを、歩きたくって脂肪を燃やし、何とか押さえ込みに成功。
結果リバウンドせず、現在は昨年11/17~12/16の最低値より0.5~1.0Kg少ない体重で横這を維持しております。

期間 期間中
減量値 Kg
期間中
歩行距離 Km
基礎代謝
Kcal
体重維持に必要な
カロリー量
Kcal
散歩なしの場合の
推定摂取カロリー
Kcal
歩行1kmで50Kcal
消費するとした場合の
推定摂取カロリーKcal
11/17~12/16 0.0 223 1,363 2,454 2,272 2,644
12/17~1/16 期中増加
max. 1.5
313 1,363 2,260 2,722 3,243
1/17~2/16 1.5 303 1,377 2,295 2,000 2,501
2/17~3/16 1.0 240 1,363 2,272 1,980 2,372

*数値は簡易計算による概算です。

☆さてここからが検査入院の顛末でございます。

2007/04/05-検査入院第一日目
丁度お昼に病院について、地下の食堂で私はラーメン定食、カミさんは小華弁当。
小華?って何かいなと思ったら、小じんまりした中華弁当でしたわ。
結婚記念日にしては実にしょぼい食事で、せめてデザートでも、と杏仁豆腐を追加。
それでも、2人分〆て2千円で仰山お釣りがおました。

ちなみに検査承諾同意書の説明では、この病院での冠動脈造影検査に伴なう合併症の合計は1.04%強なんやそうです。
最悪死亡から最軽症の造影剤の副作用まで、程度の差こそあれ100人に1人は、何らかの合併症(=障害)に遭う勘定ですなぁ。
2003年4月4日~10月2日の間に行なった669例の中でということなんですが、何故3年以上前のデータを使ってるんやろ?

ひょっとして、その期間は一番失敗が少なかったんとちゃうんかいな?
最新のデータではどうなんやろ?何か発表出来ん理由(ワケ)が・・・、と疑い深いおっさんは考えてしまうんですわ。
幾ら低い%とはいえ、万一「御免ね」となって、最後の食事が是ではあんまりやんか。
こうなれば何が何でも、成功の99人の方に入らんとイカンのですが、さてその為にはどうしたらええのか・・・。

食後まだ時間があるので4階の屋上庭園で日向ぼっこ。
千里の展望台からここが良く見えたからこちらからも見える筈、と探したら梢の上にポコッと四角いのが頭を出してましたわ。
例年のように薔薇もようプレゼントせんかったけれど、今回の結婚記念日は忘れられんやろねぇ。

イケズな雲が太陽を隠して肌寒くなってきたので、少々早いけれど13時過ぎに一階へ手続きに行きました。
指示された病棟はCCU(Coronary Care Unit=冠状動脈疾患集中治療病棟)・・・。
え~っ、去年死に掛けで、いっぱい線つながれて入ってた所やんか。
どうも、カテーテル検査は一応CCUに入れられるんやそうです。

しかし、2回目のPTCAはCCUから一般病棟に移ってからやったけどなぁ?
ちなみに、PTCA(Percutaneous Transluminal Coronary Angioplasty=経皮的冠動脈形成術)。
連れて行かれた病室は220号室、ナースセンターから一番遠い4人部屋。
そういえば前回は最初ナースセンターの真前で、日が経つにつれて遠い部屋になったねぇ。

「もう何回も再手術をして慣れっこになりましたわ」というお方と、術後の止血が上手く行かず居続けを余儀なくされているお方。が先住者。
私と、昭和39年(1964)生まれ粟生間谷(アオマダニ)在住の明日検査予定の新入りが2人。

X線撮影、検温、血圧、体重、身長、採血、心電図と済んだ所で、今回の主治医石橋医師から説明。
何と、カテーテル検査は夕方に専門チームの診察があって、明日検査するんやて。
問題が無ければ、基本的には入院3日目の土曜日に退院出来るんやそうです。

仮に再狭窄が見つかって、治療に移行した場合でも月曜日には退院やて。
もっとも、何か合併症なり他の部位の異常が見付かった場合は別ですて、そりゃぁ、そうですよねぇ。
ホンマにそれで済んだらありがたいんですがねぇ。

しかし、外来の主治医は、そんなハッキリした日数はいうてくれへんかったですよ。
去年は一週間程度という話が、何じゃらかんじゃらいうて1ヶ月掛かったもんなぁ。
思ったよりも梗塞範囲が広く重症やったというのが長引いた理由やったんそうです。
病気というのは、その場にならんとどう転ぶか予測出来んことが多いから、仕方ないんやろうねぇ。

夕方にPTCAチームが診察がありまして、おや外来の主治医もいてはるやんか。
左手首を男性、右手を女性の医師が強く抑えてグッパを10回。
どうも是でカテーテルを手首から入れられるかどうかの判定をするようです。

「左手首は微弱か、右は?う~ん・・・、万一上がり難い時は脚からになりますが御了承下さい。」
「脚からは否!」というてみたいけど言えんわねぇ。

明日金曜日の5番目やそうで「12時を少し過ぎるかも知れませんが、」という事やそうです。
同室お隣のベッドのお方が3番目で10時半頃やて。
カテーテル検査&治療の設備は7セットあるそうで、何チームかの医師が併行して施術するんでしょうなぁ。

ここは他所で手におえん患者がピ~ポピ~ポと来る病院やし、緊急用に常時いくつかはあけてるんでしょうね。
一刻一秒を争う緊急性の高い重症患者の方を優先するのは当然ですわ。
12時はあくまで予定、今直ちにどうこうという事もない検査は後回しになって当然。

予定より遅れる事は有っても、早まる事は先ず考えらへん、今までのパターンやと、早くても14時くらいか。
堅い所で15時、検査が順調に1時間で終ったとして、往き帰りを考えると部屋へ戻るのは16時半頃か。
それから止血出来るまで早くて3時間、点滴1本約6時間を2本で12時間、是は今晩はゆっくり寝るどころの騒ぎや無いぞ。

暇なもんやから、ついつい先を考えてしまうんですわ。
患者が幾ら段取を考えても何にもならんのは判ってますねんけどね、哀しい性(サガ)ですなぁ。
立ち食いウドン屋の順番やないねんから、先に来たんやから先にしてくれ、というわけにも行かんしね。

夕食が18時に来てこれはまずまずの味。
カミさんが帰ったので、ベッドに引っくり返って音楽を聴いてたら、うとうととエエ気持ちに。
そこへ看護師の南川某嬢がPTCA予定表を持って、「ごめんねぇ、お休みの所♪」と明るく登場。

これがその予定表
心配せんでも先の段取を表にして、ちゃんとラミネートしたのがあるんやねぇ。
入院日のところに「毛剃りをします」?ふんふん、場合によっては脚から入れるいうてたなぁ。
「じゃぁ、ズボン下ろしてくださいね。」

えっ、今から即剃るのんかいな!ちょっと心の準備が・・・。
有無を言わさず、電気カミソリでサッサと事を進められて、またもや情けない眺めにされてしまいました。
我分身も突然の事に怯えたか、実に不甲斐なく縮み上がってヘニャヘニャで無抵抗でなされるがまま。

こういうことをされると、どうしても気持が消沈しますねぇ。
メゲてる所に不意打ちを食らわすように「T字帯お持ちですか?」
「何やねんそれ?」「脚からPTCAする時にはパンツでは具合が悪いんで、T字帯をしてもらうんですよ」

そんなもん見たこともないし、名前すら今はじめて聞いたのに、持って来てる筈が無いがな。
「こうなったら恥ずかしいもへちまもないよって、なんやったらスッポンポンでやって貰おか?」
「そぉは行きませんよ、女性の先生もいらっしゃいますし、」

「いま、平然と私の毛を剃った貴方も女性やがな!」
「私はいいんですよ。」何でエエのか納得できんけれど、ま、弱い立場やから深追いは止めとこ。

「どないしたらエエねん?」「明日どなたか来られますか?」
「うん、来るよ。」「その方に地下の売店で買ってきてもらってください。」
なんの事っちゃ、そんなら最初からそないいうたら、エエのやがな。

一寸待てよ、ちゅう事はまたあの厭な導尿管を入れられるんかいな。
うへぇ、かなわんなぁ、あれは人間の尊厳をいたく損なうもんでっせ。
事ここに至ったら、なんとか手首からの施術になるようにお祈りするしかないねぇ。

「無駄な準備やったねぇ!」となることを願って、もぉ、寝よ!

2007/04/08
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