2007/06/05

昨日買った「灘の男」、早速読み出したんですが「一寸ちゃうなぁ。」というところがかなりあるんですわ。
考えたら違ってて当たり前、聞き書き形式やしモデルを直に知ってるだけに、ノンフィクションと錯覚してしまうねぇ。
つい小説やという事を忘れてさせてしまうのは、さすがに直木賞作家ということやろか？

実像はもっと強烈やったんですが、そのままを書いたんでは、反って嘘っぽくなると判断したんかな？
虚構の方が事実よりも本当っぽくみえてしまう、というのは世間には結構ありますねぇ。
いや結構どころか「何らかの意図をもってでっち上げられた、如何にも真実らしい嘘」で溢れている感がします。

そうそう、「灘の男」の子息である現社長との話をここに書いてます、何となくどういう感じの付き合いかおわかりいただけると思います。
「オヤジの代からのお付き合いがあるメーカーさん」の創業者が「灘の男」ですわ。
亡くなって17年も経ってしもたんやねぇ、早いもんですなぁ・・・。

ころっとお話は変わりますが、先日(05/01)小城羊羹をくれた友人がまた持ってきてくれましてね。
「ホンマの小城羊羹の味は『流し込み』や、といわれたんで、食べ較べてみてんか。」やて。
そういうご依頼は大歓迎♪しかし杉箱一杯に流し込まれた姿は実に豪快なモンですねぇ。

密封包装無やないから、賞味期限が1週間と短いんです。
早速切って味見させて貰いましたが、う～ん、美味しい・・・、と唸りつつ二切れ食べてしもた。
普通の密封包装されたものとは、確かに柔らかく粘りのある食感が違うし、甘さも上品ながら芯があるような。

しかし、いくら上品な甘さというても、一切れで優に400Kcalはあるやろうなぁ。
日保ちせんとなるとサッサと食べんといかん、食べるんは苦にならんのですが、燃やすのがエライ事でっせ！
てぇことで、今朝も16.3Kmを歩いて出社、帰りは少々ダレて8Kmですわ。

皆さんから美味しい物ををいただいて、その上、今週末にはドッとカロリーオーバーの企画があるしね。
食い物に後ろを見せまいと思えば、歩ける時には必死こいて歩き貯めしとかんとね。
ところが、昨日はちと足が痛みまして、というのは歩き方に癖があるのか、右足親指にタコが出来るんですよ。

これは一大事と、最近怠けてたヒズメの手入れを昨夜は念入りにしたんです。
その甲斐あって、今日は気持良く歩けました。