Daily Bread 日々の御言葉

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「聖書各駅停車」
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今日の御言葉 20170417 ローマ書9:22~23 「憐みの器として」

2017-04-17 | Weblog
4月17日(月)
現在のテーマ「神の選びとイスラエル」
今日のテーマ「憐れみの器として」
■聖書 ローマ9:22~23 (22~23)
■聖句 「神はその怒りを示し、その力を知らせようとしておられたが、怒りの器として滅びることになっていた者たちを寛大な心で耐え忍ばれたとすれば、それも、憐れみの器として‥‥‥御自分の豊かな栄光をお示しになるためであったとすれば、どうでしょう」。(22~23)
■解説
神の選びに対する絶対的主権を述べてきたパウロは、では実際に神はどのような姿勢であられるのかを示します。それが今日の聖句です。神は人間の不義と罪に対して、ご自分の怒りと力を現すことを望んでおられます。なぜなら、それによって神の正義が人間の現実の中に完全にあらわされるからです。しかし、それは原罪を有する人間の滅びを意味します。それゆえに神は、義の確立を強く望まれながらも「寛大な心で耐え忍ばれた」のです。それだけではなく、ご自身の栄光を与えて「怒りの器」を「憐れみの器」へと変えようとされるのです。この神の愛、その姿を理解する人こそ、「憐れみの器」であり、真のイスラエルであり、真の神の民なのです。
■祈り
「怒りの器」である私を赦し、「憐れみの器」にしてくださる神の御名を心から賛美いたします。