3月12日(火)
現在のテーマ「詩編第五巻」
今日のテーマ「尋ね求める」
■聖書 詩編111:1~10 (2-3)
■聖句 「主の御業は大きく/それを愛する人は皆、それを尋ね求める。主の成し遂げられることは栄え輝き/恵みの御業は永遠に続く」。(2-3)
■解説
最初の語句「ハレルヤ」を除いて22行でなっている詩編111は、各行の文頭にヘブライ語のアルファベット(アレフ・ベイト‥‥)が来る単語によって構成されているアルファベット詩編の一つで、次の詩編112も同じ構造になっており、内容的にも関連した詩編となっています。111篇は「主の御業への賛美」、112編は「主とその御業を畏れる人の幸い」を示しています。聖句は詩編111全体の要約と言えます。前半(2節)は、計り知ることのできない主の御業を愛し、尋ね求める人の幸いを記しています。ここでの「尋ね求める」という語から「ミドラッシュ」が生まれました。「ミドラッシュ」は旧約聖書の注解書のことで、特にイエス様時代、パウロ時代のラビが用いた聖書解釈の方法で、聖書の中に隠されている真理に近づこうとするものです。後半(3節)は、主の成し遂げられる業、そのものへの賛歌です。「恵み」と訳されているヘブライ語は「ツェダーカー」で、本来は「義」という言葉です。それはイスラエルに対する救いとあわれみを示す神の「義」のことです。イエスは十字架上で「成し遂げられた」(ヨハネ19:30)と叫ばれました。それは、神の救いとあわれみを示す「義」の業が完了したという意味です。十字架によって示された神の義は、永遠に輝く主の恵みです。その恵みの深さを尋ね求める者でありたいのです。
■祈り
主イエスを通して示された神の愛と義という計り知れない恵みを、さらに深く知ることが出来ますように。
現在のテーマ「詩編第五巻」
今日のテーマ「尋ね求める」
■聖書 詩編111:1~10 (2-3)
■聖句 「主の御業は大きく/それを愛する人は皆、それを尋ね求める。主の成し遂げられることは栄え輝き/恵みの御業は永遠に続く」。(2-3)
■解説
最初の語句「ハレルヤ」を除いて22行でなっている詩編111は、各行の文頭にヘブライ語のアルファベット(アレフ・ベイト‥‥)が来る単語によって構成されているアルファベット詩編の一つで、次の詩編112も同じ構造になっており、内容的にも関連した詩編となっています。111篇は「主の御業への賛美」、112編は「主とその御業を畏れる人の幸い」を示しています。聖句は詩編111全体の要約と言えます。前半(2節)は、計り知ることのできない主の御業を愛し、尋ね求める人の幸いを記しています。ここでの「尋ね求める」という語から「ミドラッシュ」が生まれました。「ミドラッシュ」は旧約聖書の注解書のことで、特にイエス様時代、パウロ時代のラビが用いた聖書解釈の方法で、聖書の中に隠されている真理に近づこうとするものです。後半(3節)は、主の成し遂げられる業、そのものへの賛歌です。「恵み」と訳されているヘブライ語は「ツェダーカー」で、本来は「義」という言葉です。それはイスラエルに対する救いとあわれみを示す神の「義」のことです。イエスは十字架上で「成し遂げられた」(ヨハネ19:30)と叫ばれました。それは、神の救いとあわれみを示す「義」の業が完了したという意味です。十字架によって示された神の義は、永遠に輝く主の恵みです。その恵みの深さを尋ね求める者でありたいのです。
■祈り
主イエスを通して示された神の愛と義という計り知れない恵みを、さらに深く知ることが出来ますように。