8月31日(金)
現在のテーマ「エルサレムへで」
今日のテーマ「皇帝への税金について」」
■聖書 ルカ20:20~26 (25)
■聖句 イエスは言われた。「それならば、皇帝のものは皇帝に、神のものは神に返しなさい」。(25)
■解説
異邦人の侵略者ローマに税を納めるべきでないと考える「ファリサイ派」とヘロデ王朝の復興を願いローマに協力的な「ヘロデ派」、相反する二つのグループが結託してイエスを陥れようとします(マタイ22:15-16)。ローマ皇帝への納税を肯定すれば律法違反を訴え、否定すれば反ローマの烙印を押して訴えることができるからです。彼らの偽善的な思いを見抜かれたイエスの答えが今日の聖句です。デナリオン銀貨には皇帝の像と銘が刻まれていました。「返す」という言葉には「負い目がある」という意味が含まれています。イエスは、ローマの統治に負い目があるのなら返すのは当然であり、神に対して負っているものは神に返すのが当然であると言われたのです。天の国の市民であり、地上の市民でもあるキリスト者は、2つの国籍に対して誠実であるべきです。もちろん神と皇帝(支配者)は同列ではないことを理解し、信条を問われるときの優先順位が「神」にあることは言うまでもありません。
■祈り
主よ、あなたから多くのものをいただいております。その恵みに感謝を込めて、わずかでもお返しすることができますように。
現在のテーマ「エルサレムへで」
今日のテーマ「皇帝への税金について」」
■聖書 ルカ20:20~26 (25)
■聖句 イエスは言われた。「それならば、皇帝のものは皇帝に、神のものは神に返しなさい」。(25)
■解説
異邦人の侵略者ローマに税を納めるべきでないと考える「ファリサイ派」とヘロデ王朝の復興を願いローマに協力的な「ヘロデ派」、相反する二つのグループが結託してイエスを陥れようとします(マタイ22:15-16)。ローマ皇帝への納税を肯定すれば律法違反を訴え、否定すれば反ローマの烙印を押して訴えることができるからです。彼らの偽善的な思いを見抜かれたイエスの答えが今日の聖句です。デナリオン銀貨には皇帝の像と銘が刻まれていました。「返す」という言葉には「負い目がある」という意味が含まれています。イエスは、ローマの統治に負い目があるのなら返すのは当然であり、神に対して負っているものは神に返すのが当然であると言われたのです。天の国の市民であり、地上の市民でもあるキリスト者は、2つの国籍に対して誠実であるべきです。もちろん神と皇帝(支配者)は同列ではないことを理解し、信条を問われるときの優先順位が「神」にあることは言うまでもありません。
■祈り
主よ、あなたから多くのものをいただいております。その恵みに感謝を込めて、わずかでもお返しすることができますように。