2月29日(月)
現在のテーマ「背信のユダに対して」
今日のテーマ「つるを取り払え」
■聖書 エレミヤ5:10~19 (10)
■聖句 「ぶどう畑に上って、これを滅ぼせ。しかし、滅ぼし尽くしてはならない。つるを取り払え。それは、主のものではない」。(10)
■解説
今日の拝読箇所にはユダの民の思い違いの有り様が描かれています。ユダは北からの貪欲な民(バビロン)が作物、土地、人々、城壁のある町々を神の裁きの執行者として食い尽そうとしていることに少しも気がつかないのです。彼らの罪は「欺き」(11)、「傲慢」(12)、「御言葉の軽視」(13)に集約されます。その結果、主の裁きが臨もうとしているのです。それでも主は「滅ぼし尽してはならない」(10)、「滅ぼし尽しはしない」(18)と残りの者の存在を信じ、イスラエルとの契約に誠実であろうとされます。今日の聖句に注目しましょう。ユダは神のぶどう園です(イザヤ5:1-7)。「これを滅ぼせ」は侵略者への侵入許可です。主が選ばれたぶどうの木は手厳しく刈り込まれます。傷んだ「つる」、腐った「つる」、実を結ばない「つる」は取り払われます。しかし、幹まで切り取られることはありません。この表現はヨハネ15:1-6でキリストが語られたぶどうの木のたとえ話を思い起こさせます。イスラエルとユダはその不誠実によって自分から生命力の源である主から離れてしまったのです。「主のものではない」は、人間にとって最も厳しく、悲しい現実を示しています。
■祈り
「わたしにつながっていなさい」(ヨハネ15:4)。御名を呼ぶことで主のものであり続けることができますように。
現在のテーマ「背信のユダに対して」
今日のテーマ「つるを取り払え」
■聖書 エレミヤ5:10~19 (10)
■聖句 「ぶどう畑に上って、これを滅ぼせ。しかし、滅ぼし尽くしてはならない。つるを取り払え。それは、主のものではない」。(10)
■解説
今日の拝読箇所にはユダの民の思い違いの有り様が描かれています。ユダは北からの貪欲な民(バビロン)が作物、土地、人々、城壁のある町々を神の裁きの執行者として食い尽そうとしていることに少しも気がつかないのです。彼らの罪は「欺き」(11)、「傲慢」(12)、「御言葉の軽視」(13)に集約されます。その結果、主の裁きが臨もうとしているのです。それでも主は「滅ぼし尽してはならない」(10)、「滅ぼし尽しはしない」(18)と残りの者の存在を信じ、イスラエルとの契約に誠実であろうとされます。今日の聖句に注目しましょう。ユダは神のぶどう園です(イザヤ5:1-7)。「これを滅ぼせ」は侵略者への侵入許可です。主が選ばれたぶどうの木は手厳しく刈り込まれます。傷んだ「つる」、腐った「つる」、実を結ばない「つる」は取り払われます。しかし、幹まで切り取られることはありません。この表現はヨハネ15:1-6でキリストが語られたぶどうの木のたとえ話を思い起こさせます。イスラエルとユダはその不誠実によって自分から生命力の源である主から離れてしまったのです。「主のものではない」は、人間にとって最も厳しく、悲しい現実を示しています。
■祈り
「わたしにつながっていなさい」(ヨハネ15:4)。御名を呼ぶことで主のものであり続けることができますように。