3月31日(土)
現在のテーマ「モーセの生涯の締めくくり(継承)」
今日のテーマ「モーセの死と結語」
■聖書 申命記34:1~12 (10a)
■聖句 「イスラエルには、再びモーセのような預言者は現われなかった」。(10a)
■解説
申命記の最後の章はモーセの死と埋葬、ヨシュアへの継承、モーセの生涯のまとめを簡潔に述べて本書の結語としています。聖句は一つの時代の大きな区切りを示すと共に、その中に新しい時代への期待がこめられた言葉でもあります。なぜなら主自らが、「わたしは彼らのために、同胞の中からあなたのような預言者を立ててその口にわたしの言葉を授ける」(18:18)と既に約束しておられたからです。この後「モーセのような預言者」はメシア信仰へと発展します。イエス様時代に、バプテスマのヨハネと出会った民衆が「あなたは、あの預言者ですか」と尋ねたときヨハネは「そうではない」と答え(ヨハネ1:21)、イエスと出会ったフィリポは「わたしたちは、モーセが律法に記し、預言者たちも書いている方に出会った」(同1:45)と語り、パンの奇跡の後には「まさにこの人こそ、世に来られる預言者である」(同6:14)とイエスに対して告白し、イエスもまた「モーセは、わたしについて書いている」(同5:46)と言っておられます。「モーセのような預言者は現われなかった」とは、モーセのような預言者(=メシア)を待ち望む言葉であり、それはイエスにおいて実現するのです。イエスこそ罪の縄目から私たちを解き放つメシアなのです。
■祈り
エジプトでの奴隷状態からイスラエルを解放したモーセの生涯が終わりました。しかし、そこからメシアに対する大きな期待が始まりました。そしてイエスにおいてメシア預言は実現しました。イエスよ、あなたをメシアと信じます。
現在のテーマ「モーセの生涯の締めくくり(継承)」
今日のテーマ「モーセの死と結語」
■聖書 申命記34:1~12 (10a)
■聖句 「イスラエルには、再びモーセのような預言者は現われなかった」。(10a)
■解説
申命記の最後の章はモーセの死と埋葬、ヨシュアへの継承、モーセの生涯のまとめを簡潔に述べて本書の結語としています。聖句は一つの時代の大きな区切りを示すと共に、その中に新しい時代への期待がこめられた言葉でもあります。なぜなら主自らが、「わたしは彼らのために、同胞の中からあなたのような預言者を立ててその口にわたしの言葉を授ける」(18:18)と既に約束しておられたからです。この後「モーセのような預言者」はメシア信仰へと発展します。イエス様時代に、バプテスマのヨハネと出会った民衆が「あなたは、あの預言者ですか」と尋ねたときヨハネは「そうではない」と答え(ヨハネ1:21)、イエスと出会ったフィリポは「わたしたちは、モーセが律法に記し、預言者たちも書いている方に出会った」(同1:45)と語り、パンの奇跡の後には「まさにこの人こそ、世に来られる預言者である」(同6:14)とイエスに対して告白し、イエスもまた「モーセは、わたしについて書いている」(同5:46)と言っておられます。「モーセのような預言者は現われなかった」とは、モーセのような預言者(=メシア)を待ち望む言葉であり、それはイエスにおいて実現するのです。イエスこそ罪の縄目から私たちを解き放つメシアなのです。
■祈り
エジプトでの奴隷状態からイスラエルを解放したモーセの生涯が終わりました。しかし、そこからメシアに対する大きな期待が始まりました。そしてイエスにおいてメシア預言は実現しました。イエスよ、あなたをメシアと信じます。