サクラが泣いている

柴又の老舗料亭「川甚」がお店を閉めました

２３１年の暖簾を下したのです⇒★


先日ニュースでも報道されましたが
昨日NHKの「サキドリ」という番組でも取り上げられていました


柴又は少し馴染みがあります

知人に紹介を受けて　
術後の脚のケアにしばらくの間通いました


車だったり電車だったりですが
ともに自宅から片道２時間以上もかけて
何度も何度もね


2-3年通ううち
すっかり柴又が身近になってしまいました




その番組での社長の言葉

「店を閉めるのは従業員に退職金を払える今しかない・・」

「亡くなった先代に会って話すとき　コロナを言い訳にしたくない」

という二つが心に響いてきました



コロナのせいで廃業するのは間違いないでしょうに・・



いろいろ書いているうちに
自分が伝えたいことが
違うものになりそうな気がしてきて

さっきまで書いていた長い長い文章を削除・・


語彙力も低く表現力も乏しいのは悲しいことです



こんなときに使う言葉ではないでしょうけれど
社長さんに
江戸の　≪心意気・・心粋き・・≫
なるものも見た私です




ツイッターでこんなつぶやきもありました

≪NHKのネタドリで取り上げられてる川甚さんを美談にしちゃいけないことは分かってます。

社長である天宮さんの涙にどんな思いがこもってるか想像しただけで本当に辛いし寂しいですね。

従業員の人の「一番辛いのは社長だから」ってコメントが天宮さんの人柄を物語ってるなぁ≫





川甚さんだけではなく
コロナ禍で廃業した人はたくさんいらっしゃるはず

見えていないだけで






桜が泣いている・・・
”さくら”もきっと泣いている・・・